2008年11月17日月曜日

尿酸値とレバ刺し

尿酸値が標準の範囲におさまっていた。ビックリ。血液検査から2週間ぐらい、あえて結果を聞かないで、その間、食べ納めとばかりにキモ類を食べていたが、今後もドシドシ食べられるようだ。

数値は6.9。最近は8とか9とかだったので実に優秀。一応7.0までがセーフで、医師によっては7.5までを許容してくれるらしいので、私の数値は立派なものだ。

無罪放免となった私が、まっさきに食べたくなったのが鶏のレバ刺し。自宅近所の焼鳥屋「T」に常備されている至極の逸品だ。

みるからに旨味タップリのその姿形に惚れ惚れする。ごま油で食べるのもアリだが、醤油にニンニクおろしとショウガとワサビをすべてミックスして食べると抜群。

もともとは、3種類のいずれかを好みで使うように用意してくれたものだが、全部混ぜると不思議と新しい味がして、極上レバ刺しにピッタリ。

このレバ刺し。クセはまったくなく、クリーミーなくせに後味はサッパリ、かといって淡泊ではなく、濃い甘みが口中に広がる。牛や豚のレバよりも軽くて飽きの来ない味わい。病みつきになる。

この焼鳥屋、素っ気ない作りの微妙な店構え。デートか接待とかに使えるような店ではない。汚くはないが、綺麗でもない。確か、以前は居酒屋だった店舗を居抜きで使っている。

皿やコップもビールメーカーや酒屋の試供品なんかが中心。極端にいえば、寝間着でもジャージでも行ける雰囲気。そういう店で絶品の焼鳥が食べられるのが面白い。

レバ刺し以外の焼きものも高レベル。銀座の某有名高級焼鳥店と実は同じ仕入れ先から鶏を調達しているわけだから、肉質は確実。安定的に美味しい。

物価高の影響でチョッピリ値上げしたが、焼鳥1本140円が160円になったぐらいの話。大勢に影響ない。メニューの値段を見ずにアレコレ食べまくってもお勘定の心配は不要。

携帯での撮影なのでうまく伝わらないが、ハツがまた旨い。。ぷりっとジューシーで、焼きすぎない加減がまた絶妙。銀座あたりなら1本500円は取られる。

レバだって生で出すわけだから、ササミなどは焼きもので頼んでもご覧のような半生状態で出てくる。私の場合、体重が気になるときは、ササミばかりいろんなパターンで食べるようにしている。

お次は、せせり。首の肉だ。鶏の動きを思い起こせば分かるが、ひょこひょこ首ばかり動かしているせいで、首まわりの肉は適度に筋肉がついている。味わうと実に締まった肉感が堪らない。これも私が必ず注文する1本だ。

これからの季節、この店に行くと、焼酎のお湯割りを片手にダラダラ食べて呑んで過ごす。家の近所という鎧兜を脱いだ場所だけに、いつもヘロヘロになる。

情けない格好で蛇行しながら徒歩5分かけて自宅にたどり着く。気を抜いて呑める店も大事な存在だろう。

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