2009年7月6日月曜日

こんな夢を見ている

「こんな夢を見ている」。宇宙飛行士になりたいとか、大富豪になりたいとか、もう一回結婚したいとか、そういう願望という意味の夢ではない。

眠っている時の夢が最近変なので、その話を書こうと思う。

禁煙のきっかけも妙に気持ちの悪い夢を見たことだと書いたが(6月19日付)、このところ寝苦しくなってきたせいか、ロクな夢を見ない。

つい最近見たのは、恐怖のフランス人形だ。

等身大のデカいフランス人形が、とある倉庫の屋根裏でほこりをかぶっていた。大人の女性ほどの背丈があって顔は昔ながらの無表情なフランス人形。なぜかセーラー服を着ている。

私が何気なく、顔面にパンチを見舞ったところ、むくっと起き上がった人形がニヤッと笑う。そして私に向かってパンチを繰り出してくる。

パンチ力はさほど強くないのだが執拗にパンチを繰り出す。逃げれば小走りに追ってきて笑いながらパンチを繰り出す。

倉庫の管理人らしき初老の男が、物音に気付いてやってくる。そして私にこう言う。「スイッチを入れたのですね」。「止め方を教えろ」と叫ぶ私に、初老の男は大きく首を振る。「誰も止め方を知らない。あなたが死ぬまで止まらない」。

驚く私に男は続ける。「最初に覚えた遊びを永遠に続ける人形なのです。どこに隠れようとも必ずスイッチを入れた人を探し出す人形なのです」。

どうやら、私が放ったパンチを人形は遊びだと認識したらしい。人形が目をそらしたスキに、倉庫から逃げ出しクルマに乗り込む私。

急いでエンジンをかけ、ハンドルに手をかけると、奇声とともに倉庫の2階の窓をぶち破って人形がクルマのボンネットに飛び降りてきた・・・。

夢の当事者以外には怖くも何ともないのだろうが、私にとっては思い出すだけでゾッとする。

フランス人形に思いあたることなど何もない。なんであんな夢を見たかまったく想像がつかない。どういう深層心理なんだろうか。

続いての夢は、これまた奇妙な夢。私が水中撮影に没頭している時の設定だ。乗り合い船に同乗した別のダイバーグループとともに潜水していたのだが、その内の一人がどんどん落下していく。

水中でバランスを保つには中性浮力を維持することが鉄則なのだが、ビギナーダイバーがどんどんドロップオフの底に向かって落ちていく。

グループの引率者とともに私も凄いスピードで深度を下げて助けに向かう。水深30メートル、33メートル、37メートル、40メートル・・。大深度になればなるほど圧力の関係で落下スピードは早まる。

水深50メートルに近づいた時、我々は追いつかないと判断。残念ながら救出を断念。こっちも潜水病の危険があるので、ゆっくりと浮上を開始。

既に夕方、水中は薄暗くなり、落ちていったダイバーは見えない。

その時、聞こえるはずのない悲鳴が海の底から聞こえてきた。水中ではどんなに叫ぼうともせいぜい1~2メートルの範囲にしか声は伝わらないのに、延々と悲鳴は続く。

その後、水深20メートル近くまで戻ってきた時、悲鳴は歌声に変わった。海中を包み込みうように響く。悲しげな曲調で、見捨てられたことを恨むような意味の歌詞だった。

どうしてこんな怖い夢を見るのだろうか。潜水関係も1年以上ご無沙汰だから、こちらの夢も思い当たることはない。

夢が何かのお告げなら、何を告げられているのだろうか。。夢が深層心理を表わすのなら、私はどんな心理状態なのだろうか。。

ちっとも分からない。こういうのを分析できる人がいたらゼヒ意見を聞いてみたいものだ。

2 件のコメント:

  1. 私もいい歳をして、怖い夢で夜中に目が覚めることがたま~にあります。
    で、その瞬間には詳細を覚えているんですが、もう一度寝ると朝には忘れてしまい、ただ「ものすごく怖い夢だった」という記憶だけが残るという…

    得体の知れない怖さがあります。
    ご参考にならずスミマセン!

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  2. 怖い夢ほど詳細を忘れちゃったほうがいいですよね。

    つくづく夢のコントロールが出来たらハッピーだと思います。

    見たい路線の夢が詰っている錠剤とか注射とかってありませんか?

    隠れて仕入れてたら売ってください。

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