東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2009年9月17日木曜日
国会 ダイエット
国会に行ってきた。一応、歴史的な日ということなのでノコノコ出かけた。
首班指名選挙の際の本会議場はさすがに大混雑。記者席もパンパンで全然中が見えない。すぐ横で開催中なのに直接見られないのが残念。傍聴席に潜り込もうとしたが、これまた大混雑。適当な扉を開けて入ろうと企むものの衛視に注意される始末。
しょうがないので議員食堂に置かれている大型テレビで実況中継を見る。議員食堂といっても議員専用というわけではなく、国会職員やマスコミ関係者も利用可能。
本会議が終わってドヤドヤと議員達が出てくると報道陣が有名議員を追っかけて大騒ぎ。携帯で画像を撮っているのはどう考えても私ぐらいだ。階段に向かう狭い通路などは押しくらまんじゅう状態。エラいセンセイには廊下で待機していたSPがくっつくから結構圧迫感がある。
人の流れが少し落ち着いてもカコミ取材はあちこちで続く。こんな光景を携帯で撮っているのは私ぐらいだ。どうせならマトモなカメラを持っていけば良かった。
一度に大勢の議員さんを見ると面白いものでオーラの有る無しがはっきり分かる。元首相とかいわゆる大物と呼ばれる連中は歩いているだけで妙に強い存在感がある。若手でも誰もが知っているような顔ぶれは結構なオーラを放っている。一種の人気商売ならではだろう。
その後、久しぶりに議事堂内部を散策してみた。大正から昭和の初めまで15年以上の歳月をかけて作られた国会議事堂は、レトロの総本山みたいな建物。
全体に重厚な雰囲気だが、よく見ると精緻な彫り細工や無数のステンドグラス、たっぷり使われている貴重な石材の質感も相まって何とも趣がある。
税の無駄遣いについて大衆からの糾弾もない時代に国家の威信をかけて作ったわけだからさすがに立派だ。全体が文化財的な雰囲気。時の流れによって「贅」が「文化」にもなる見本みたいなものだ。
この画像は議事堂の真ん中にある中央塔の内側。てっぺんの内部だ。光の取り入れ方もオシャレだし、石材に施された細工も格好いい。のんびり眺めていると中世の教会の中に迷い込んだかのような感覚になる。
こちらは中央塔の下にあるホール部分。特別国会の初日だったため、この中央塔正面から議員さん達は登院したわけだ。
おのぼりさん気分で散策している間にも、新しい衆議院議長が職員を大勢引き連れて院内を行ったり来たりしている。大名行列みたいだ。
ダイエット中の私だ。迷路のように分かりにくい国会内を意識して歩きまくって汗だくになった。
上り下りは階段だけを使って画像のようなレトロエレベーターは使わないで歩きまくった。最後にはホントに迷子になって親切な衛視さんに案内される始末。
結構なカロリーを消費した。鳩山さんに感謝しないと・・・。
明日は国会で買った変なおみやげを紹介したい。
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