白黒という言葉に妙に惹かれる。私だけだろうか。最近は聞かなくなったが、昔さかんに耳にした「白黒ショー」を連想してしまうからだろうか。
同様に「マナ板」という言葉にもなぜか反応してしまう。悪い癖だ。
話がそれた。白黒の話だ。新聞に掲載される写真は白黒が定番だ。一昔前にはわが社にも白黒フィルムが山のようにあった。
仕事の合間に遊びで撮る写真も当然白黒だった。被写体によっては白黒写真は結構面白い作品になる。カラーを見慣れた目には新鮮に映る。
ボーとしている人の顔もカラーなら「ただのボーっとした人」だが、白黒だと「哲学的に物思う人」に見えるから不思議だ。
水中写真を趣味にしていると、極彩色や微妙なカラーグラデーションが時たま鬱陶しく感じる。色の洪水に目がくたびれるのだろう。
15年以上前、マレーシアのマブールという島で2週間ほど水中撮影三昧をした。潜ることの他にすることのない島だったので、結局70本ものフィルムを消費した。
それだけ潜ってばかりいると、ちょっと変わった写真も撮りたくなるのだが、真っ先に浮かんだのが白黒水中写真。残念ながらそんな島に白黒フィルムが売っているはずもなく断念。
その後も水中撮影を続けているが、せいぜい4~5日の潜水日程だと普通のカラー撮影をするだけで精一杯。白黒フィルムを持参することもついつい忘れていた。
ところが、イマドキのデジカメには白黒モードが用意されている。わざわざ白黒フィルムなどを買わずともボタン操作だけで手軽に白黒撮影ができる。
12月のバリ旅行では、購入間もないデジタル一眼をアレコレ試すため、水中ではカラー撮影だけだったが、陸上では白黒モードを試してみた。
結構面白い。いま思えば、もっともっと白黒撮影をすればよかったと後悔している。バリあたりだと土着伝統的な独特な被写体が多いから、そのあたりを白黒で撮れば結構面白い写真が増えたように思う。
いま思いついたのだが、白黒で撮影した風景写真なんかを用意して、ついでにベレー帽でもかぶって芸術家風を装うのも一考だ。
そんな姿で女性に近づけば、ひょんな感じでヌード撮影に持ち込めるかも知れない。
最近どうもヌード撮影ばかり考えている。おかしいのだろうか。
※お知らせ・・・・ブログの更新は明日の分から週3回に変更します。一応、月、水、金を更新日にする予定です。
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