2010年3月10日水曜日

2億円

2億円が当たってしまう予定なので、使い道を思案中だ。

先日、ジャンボ宝くじを思いつきで6千円分も買ってしまった。年末ジャンボは9千円も買ったのに600円しか当たらなかったから今度はきっと大当たりだ。

宝くじを買った日、子供を二人連れてノンビリ散歩していた。すると、わが家の息子と同じダウン症のお子さんを連れたお母さんが宝くじ売場に入っていくのを目撃。

ダウン症の子が生まれる確率は古今東西千分の1だ。確率論的にそういう境遇の親子が接近遭遇するのは珍しい。ましてやそんな強運?なお母さんが買いに行った売場だ。同じく強運の私もあやかろうと後に続いたわけだ。

先月のこのブログでダウン症の我が息子が「福子」だとか書いてしまった以上、立証責任は私にある。

これまで3年以上もの間、わが子は私に幸福や教訓をいくつも運んでくれた。しかし、いまだに富は運んでこない。今回はチャンスだろう。きっと。

動き回りたいさかりの我が家のダウンちゃんに引っ張り回されていたので、娘に買い方を任せた。娘の選択はバラ10枚と連番10枚。娘には「当たったら半額やる」と宣言した。

小学校低学年の娘は宝くじの仕組みもよく知らないし、それ以前に金額的な概念がまだ育っていない。

「いくら当たるのか?」と聞かれたので「2億円だ」と答えたところ「1億円が私のものね」と答える。

「Wiiのソフトは10本ぐらい買えるのか」と聞かれたので「千本でも買えるぞ」と答えたら満面の笑みだ。

娘に1億円を取られてしまうので、私も1億円しかもらえないことになる。ちょっと早まったようだ。簡単に1億円を失ってしまう。

ちなみに出資者が私、クジを選んだのが娘だった場合、当たった賞金から1億円を娘にくれてやったら贈与税とかがかかるのだろうか?ちょっと悩む。

まあ、総理大臣の贈与税脱税も見逃されるぐらいだから心配はないだろう。

さてさて1億円なり2億円が当たったらどう使おうか?こういう妄想は誰もが一度はしたはずだ。

貯金するという選択は話が面白くないので、貯金以外でアレコレ考えてみた。結局、土地を買うとか金地金を買うとか、そういう夢のない結論になってしまう。それも面白くない。

本気で考えてみた。

そのうえで出た答えは次のようなもの。

「会社に5千万円プレゼントする変わりに1年間まるまる休暇をもらって世界中を放浪」。

なかなか良い選択だ。なぜ5千万円も払わねばならないのか良く分からないが、そのぐらい払っておけば安心だろう。誰に遠慮することもない。「すいません、ちょっと休暇を」などと低姿勢にならずに堂々と威張って戦線離脱できそうだ。

家族は基本的に留守番だ。学校とかがあるし。しょうがないから夏休みと正月ぐらいは私の滞在地に呼び寄せてやろう。

何かこんな妄想を書き連ねていたら切なくなってきた。そんなヒマがあったらとっとと労働しないといけない。

それでもやっぱり考えてしまう。世界放浪の次はどうしよう?ハンサムスーツでも買ってモテモテ人生でも歩もうか。。。

この辺にしておこう。どうもストレスがたまっているようだ。

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