2010年9月22日水曜日

甘党

酒ばかり呑んでるように見えて、実は私は結構な甘党だ。酒も好きだが、甘味にも目がない。節操がないというか幸せな身体だ。

シガーバーで葉巻をくゆらせながら、シングルモルトを舐め舐め「オレって怪しいオトナじゃん」などと気取った時間を過ごしていても、サービスでチョコレートが出てくると人格が変わる。わざわざオカワリして延々とチョコレートばかり食べてしまう。結局「お子ちゃま状態」だ。

いい年をした男として何事にもこだわりを持って生きていたいものだが、甘いものに関しては割と節操がない。コンビニで売っている変なプリンとか、レジ横に置かれているミニサイズのチロルチョコとかも衝動買いをしてしまう。

「最近食べ過ぎが続いたから今日は昼飯抜きだ」と決意しても、午後3時頃になると職場に隣接するコンビニでどうでもいいパフェとか大福を買ってしまう。そんなイージーカロリーに手を出すのなら、よほど近くの手打ちそば屋で軽く昼飯を食べた方がローカロリーだ。

どうでもいい安物スイーツでも喜んで食べていると、時たま食べる高級スイーツの贅沢さにぶっ飛ぶ。



写真は帝国ホテル「パークサイドダイナー」のチョコレートパフェとキャラメルクレープだ。

創作系とはいえないオーソドックスなスイーツだけにゴマカシはきかない。“本気で作りました”という雰囲気が漂う。大量生産工業品的甘味に馴れている舌をビックリさせてくれる。

キャラメルクレープのソースがまた「苦み走ったイイ男」だ。オトナの苦みだ。私が愛する“日本人好みの正当派ホテル西洋料理”の延長線上にある「東京の味」だと思う。ゼヒ一度お試しあれ。

甘味の中でも本来私は洋菓子より和菓子のほうが好きだ。もっちり系の食感に弱いので、モチ系、ういろう系、すあま系?がとくに好きだ。こしあんなら尚更嬉しい。練りきりも見るだけでヨダレが出る。

日持ちしないのでごくごくたまにしか注文しないのだが、いつも興奮するのが、名古屋・美濃忠の「上り羊羹」。一般的な羊羹のイメージとはまったく異なる食感がエロティックだ。

http://www.minochu.jp/agari/

ふわふわ、ぷよぷよ、もっちり。思春期の頃、勝手に思い描いていたオッパイのイメージみたいだ。強すぎない甘さがジュワッっと口に広がり、きっと誰もが機嫌が良くなる味だと思う。

その他にもいろいろオススメはあるので、いずれ紹介してみたい。

ちなみにわが社が出しているオーナー経営者向けのフリーペーパーである『オーナーズライフ』の人気コーナーを紹介したい。

「美女が選ぶ逸品の逸話・社長の手土産」というタイトルのこのコーナー、毎号女性経営者が気の利いた手土産を紹介する企画だ。

毎号紹介される手土産候補の逸品は2点。甘味が紹介されることが多い。最新号では人気のマカロンとラスクが登場。うまそうです。

2 件のコメント:

  1. すあま、よいですね~。
    わたしは和も洋も好きですが、やはりもちもち系大好き。でもすあまなんて売っているお店自体なくなりましたね。
    昔は結婚式の引き出物で折箱の鯛のすみにはいっている練りきりが子供ごころにかなり楽しみでした。

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  2. すあま、高校時代に学校帰りに三個ぐらいほおばりながら歩いたものです。
    確かに最近見かけませんね。
    幻の銘菓になるかも。

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