東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2010年10月1日金曜日
石垣島のつづき
石垣島の話のつづきです。
台風が日本列島の近くにあったので、石垣滞在中は、四六時中、神に祈りを捧げて好天を期待した。
地元ケーブルテレビの天気予報では、冒頭の画像のように「まったく心配なし」でも、いざ潜りにいく際には平気で雨が降ってきたりする。ホントに南国の天気予報は当たらない。
逆に雨の予報でも晴れの場合があるので、気にしていてもしょうがない。それでも風向きや波の高さなどは気になる。ホテルにいる間はずっと天気予報画面を環境映像のように映していた。
それにしても、この画像のようなファンキーな情報を出すヒマがあったら天気予報の精度を上げてもらいたいものだ。でも「泡盛喉ごし指数」は毎日私にとっては正確な予報だった。
今回泊まったホテルは日航八重山。沖縄本島の日航アリビラあたりに比べるとお粗末で、ビジネスホテルレベルだろう。言っちゃ悪いが倒産会社の直営ホテルという残念ムードが漂う。サウナ付き大浴場があることぐらいが評価できる点だ。まあツインのシングルユースで1万円なら文句も言えない。
このホテルを選んだ理由は、ダイビングショップがある川平地区まで出やすい立地にある。川平地区は繁華街がないため、夜の酒が楽しみな私は石垣市内に宿泊したい。クルマで川平までぶっ飛ばせば20分チョットなので、連日私が借りていたリムジンで通った。
私が借りたリムジンは、ロールスとかマイバッハより少し小さいサイズで「日産マーチ」というエンブレムが付いていた。1日あたり3千円という格安で借りられた。
市内から川平への道中は、鳥やセミの大合唱が物凄い。朝の早い時間には轢死したカエルや小動物の死骸が転がり、実にトロピカルな雰囲気。たまに珍しいクイナ(鳥)を見かけたりして楽しい。
ダイビングショップは老舗の「海講座」。オーナーはマンタポイントの発見者でもある。年輩のお客さんも多く、チャラ男ダイバーを見かけない点がいい感じ。英語が出来るスタッフがいるため、近くのリゾート「クラブメッド」の外国人客も多い。
私の滞在中は、ちょうど衝突船の中国人船長が石垣島に拘留されていた。せっかくだから日の丸を抱えて尖閣諸島まで潜りに行こうかと思ったのだが、マンタと近場のサンゴの魅力は捨てがたい。
しかたなく、検察首脳に連絡して、厄介な衝突船の船長をなんとかするよう頼んでおいた。
ダイビングが終われば酒の時間だ。石垣市内には選ぶのに困るほど飲食店がある。衣装と化粧は綺麗なホステスさんが揃う店だっていくつもある。
今回呑んだ店で良かったのは「一仙」という焼肉居酒屋と「すし太郎」という店。前者は石垣牛や県産のアグー豚の各部位を美味しく食べられる他、郷土料理も揃えているので便利。大枚はたいて頼んだヤシガニがまずい冷凍物でミソがスッカラカンで参った以外は良い店だった。
上の画像は「すし太郎」で頼んだガザミ。マングローブに住むワタリガニ系の逸品。手前に百円ライターを置いて大きさが分かるように携帯で撮ってみた。
この店、名前こそ北島三郎が経営しているみたいだが、メニューも豊富で味も良い。マンボウやイロブダイの刺身も美味しく、郷土料理も丁寧な味付けで文句なし。
そんなこんだで楽しかった石垣島の旅。マンタ以外の水中写真を並べたので、見てやって下さい。
(画像をクリックすると拡大表示されます)
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