東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2014年5月16日金曜日
扁桃腺が暴れる日
今年は喉の調子が悪い。歌をシャウトする話ではない。
この水曜日のブログの更新をサボってしまったのも喉のせいである。
扁桃腺爆発で長く寝込んでしまったので、「富豪記者ブログ」初の無断休載という事態になってしまった。
反省・・・。
扁桃腺爆発は、私にとって逆流性食道炎とならぶ持病である。逆流性食道炎は、いわば暴飲暴食が原因であり、キッつい状況になってもたいていは理由がある。
扁桃腺は、前触れがないのがコンチクショーである。風邪の一種かと思っていた時もあったが、風邪とはまた別種で、あくまで扁桃腺が爆発し始める。
3~4年、おとなしく静まっているかと思えば、半年に2回爆発する時もある。火山みたいなものである。
先日も、どうも喉が怪しいなあとビビッっていたのだが、普通の喉風邪であってくれと祈りながら、暖かくして風邪薬とかエゾエースとかを飲んで早めに寝た。
翌朝、ダメ確定。扁桃腺火山の噴火が始まった。もうこうなるとダメ、薬を飲んでも抗生物質に頼ってもたいして影響はない。喉がまるまる一周腫れまくらないと終わらない。
以前は何度も入院した。入院と言えば大げさだが、脱水症状になるのを避けるため、ずっと点滴を続けるだけ。あとは定期的に強い解熱剤を入れて寝てるだけ。
自宅で寝込むのと入院するのとでは、せいぜい治るのが1日早いぐらいなので、正直お金のムダである。
ある年、短期間に3回も扁桃腺爆発が重なったから、「扁桃腺を取っちゃう作戦」を前向きに検討した。
小さい子供ならともかく、オトナは大変らしい。
医者いわく「喉の奥を部分的にベリッと剥がすんですよ。おまけに場所が場所だから、ベロっと剥がしたまま、絆創膏も貼れないまま剥き出しで治るのを待つんですよ」。
そりゃ無理である。断念した。
さて、先日の爆発では結局4日間も棒に振った。解熱鎮静剤は一応6時間おきにしか飲めない。薬がきれると一気に熱が上がり、痛みが強まる。
水を飲むのも痛くて仕方ない。一人暮らしの身にはなかなかシンドい。ヒーヒーフーフー唸って過ごす。
薬を飲むと40分ぐらいで効き始める。汗がダラダラ出まくって、痛みも和らぐ。この隙に何とか食事をする。水分も多めに取る。ちょっとテレビなんかも見て笑ったりする。
しかし、それから3時間ぐらい経つと効き目が弱まってくる。またヒーヒーフーフーの繰り返し。
こんなことを2,3日繰り返すわけだからさすがにバテる。これが80歳だったら死んじゃう気がする。
そういえば、大学生の頃、扁桃腺大爆発が家族旅行でヨーロッパに行った時に重なったことがあった。あれはシンドかった。
意識モーローでドイツのホテルの部屋で唸っていた時、ふと目を開けたら目の前に長い金髪でヒゲもじゃもじゃの白人の顔があった。
「やばい、キリストさんがお迎えに来ちゃったで~」
真剣に焦ったが、ただのホテルドクターだった。でも、その慈愛に満ちた目の表情を私は今も覚えている。あの人もきっと、扁桃腺太郎だったんだと思う。
分かる人には分かってもらえるのだが、知らない人には「風邪ごときで長々休むバカ」と思われるのがツラい。
余談。今回の扁桃腺大爆発で突発的に禁煙チャレンジを決めた。
禁煙は最初の3日間が地獄である。今回は、大爆発だったので、ちっとも苦労せずに4日間も煙草に手を触れずに過ごせた。
今日で禁煙6日目である。チャンスといえばチャンスである。
問題は心の準備も決意もまるで無いままに禁煙を始めたことだ。大丈夫だろうか。
こんなヌルい精神性では多分無理だと思う。
その後、喉の調子はいかがですか
返信削除早くおいしくご飯が食べられますように
禁煙は適当に頑張ってくださいまし^^
ヒロさま
返信削除お心遣い感謝しております!
おかげさまで回復して、ケロケロしております。
やはり、健康第一を痛感しています!
私の場合8年間患った扁桃炎がファンギゾンシロップで治りましたよ。
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