東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2015年8月26日水曜日
酔っ払いの会話
酔っ払いの無駄話ほどバカげたものはない。でも本人は楽しいんだからタチが悪い。
異常なまでに一貫性を欠き、まるで脈略の無いことをダラダラとしゃべっている。
先日も調子よく熱い会話を交わしたのだが、珍しく話の内容を鮮明に覚えていたので、概要を書き起こしてみようと思う。
現在放送中のドラマの話があらぬ方向に飛んでいってしまう実録?である。手前ミソで面白い話ではないが、一応、普段のブログと同様に雑感調で書き殴ってみる。
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「恋仲」という連ドラになぜかハマっている。ヘタすれば自分の息子や娘でもおかしくない年頃の男女の色恋モノだ。
主演は「あまちゃん」の「種市先輩」である。私からすれば「高校を出たばかりのあんちゃん」にしか見えない。
そんな年齢層の恋愛ドラマにハマった理由を考えていたら、切ない場面のたびに流れる主題歌のサビのメロディーラインに影響されていることに気付いた。
で、主題歌を歌っているのは誰か。「家入レオ」という人だった。
若い女の子である。実力派シンガーらしい。でも「レオ」である。大人は誰しもレオと聞けば「森本レオ」を連想する。
「森本レオ」の親戚だろうか。
森本レオといえば、「水沢アキ」である。画像はネットでパクリました。スイマセン。
昭和のノンビリした時代のアイドルだ。その後、思い出したように芸能メディアに話題を提供していたのが水沢アキである。
森本レオにハレンチなことをされたという衝撃の過去話を赤裸々に明かした水沢アキ。世の男性達はこぞってエロい妄想にふけった。
そして誰もが「森本レオ、ああ見えてなかなかやるな~」と思った事件である。
さて、水沢アキといえば「ジェフ」である。
いつだったか、やはり突然、水沢アキがマスコミにネタを提供。ジェフという白人の二枚目青年と結婚するという。
当時、まだ白人のイケメンと出来ちゃうという展開は珍しかった。松田聖子や浜崎あゆみの大先輩になる。さすが水沢アキ。
いや、まてよ、「ジェフ」ってマラソンの有森裕子選手の結婚相手じゃなかったか。
なんだか同性愛疑惑で、これまた芸能マスコミを騒がせた白人の夫がいたのだが、彼の名前が「ジェフ」じゃなかったか。いや、あれは違う。そうだ、あっちは「ガブ」だった。
ジェフとかガブとか、白人がらみでネタがワイドショーを騒がすたびにリポーターの梨本さん達はアメリカのロスあたりに突撃していた。
梨本さんは、確か太りすぎで死にかけて脂肪吸引で大幅に体重を減らしたことがあった。脂肪吸引。いつかやってみたいものである。
ロスといえばロス疑惑の「三浦さん」である。
三浦さんといえば、昭和の後半、世の中が狂乱のバブルに向かう少し前の「日本のアイコン」だった。
青年実業家という妙な言葉が生まれたのもあの頃だ。そんな「ミョーな存在」を体現していたのが三浦さんだった。
「背広にネクタイで会社勤め」するのがホワイトカラーの約束事だった時代に、ペイズリーのラフなシャツに小粋にショルダーバッグをさげて歩く「三浦社長」はどことなくオシャレな存在として社会が注目した。
三浦さんをきっかけに「ハンティングワールド」というブランドは一気に日本人の間に浸透した。
三浦さんの会社の名前も「横文字ならカッチョいい」という時代の空気にピッタリで、気付けば三浦さんはある種のファッションリーダーとして機能していた。
あの頃、ただの一民間人であり、その時点で容疑者でも何でもない一般人である三浦さんをあそこまでイジり倒したメディアは、その後、三浦さんに起こされた訴訟でことごとく敗れることになる。
メディアスクラム、個人情報といった言葉は、あの頃には存在しなかった。その後の時代を変える事件だったと思う。
さて、三浦さんといえば「良枝夫人」である。連日連夜マスコミが押し寄せ一挙手一投足が注目された三浦さんだが、マスコミの追及は「良枝夫人」にも及んだ。
エキゾチックな顔立ちの美人で、これまたマスコミは放っておかない。「良枝さんファン」を自認する人が増えたことを覚えている。
こんな流れである。
「福士蒼汰」、「家入レオ」、「森本レオ」、「水沢アキ」、「ジェフやガブ」、「梨本さん」、「三浦さん」、「良枝夫人」。
「福士蒼汰」と「良枝夫人」がつながるのが酔っ払いの会話である。文字にしてみると実に不毛である。生産性のカケラも無い。私と酒を飲むと、おそらくこんな話をダラダラと聞かされるわけである。
バカみたいな話を読んでいただいて恐縮です。巻き添えにしてしまった皆様には心よりお詫びいたします。
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