東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2019年4月17日水曜日
タマゴ様
医者からコレステロール注意報を出されている私にとって大好きな「タマゴ様」との付き合い方は大きな課題である。
1日1個までという話は今や過去の遺物だ。2015年に発表された厚労省の指針みたいなヤツでは、タマゴを食べてもコレステロール値の上昇には関係ないというのが定説になった。
麺類やパン、お菓子などにもタマゴはブリブリ入っているから、1日1個などと言われたら困ってしまう。
1日1個という説の大元は、100年以上前の動物実験なんだとか。普段、野菜ばかり食べている草食のウサギにタマゴを食べさせたデータが基準だったらしい。
なんじゃそりゃ!っていうレベルの話である。ウサギもきっと迷惑だったはずだ。
というわけで、人間サマはタマゴを積極的に摂取しても基本的には大丈夫だとか。
とはいえ、体質的にタマゴでコレステロール値が上がりやすい人もいるらしく、また、タマゴは他の高カロリーな調味料とともに味わうことが多いから油断は禁物だろう。
私のようなコレステローラーにとって注意すべき存在のタマゴだが、敬遠しすぎるのは愚かだ。
タマゴの良い面に目を向ければ、肌質の向上や免疫力アップなどプラスの効果もいろいろあるらしい。
ましてや、男性ホルモンにも関係あるらしいから、中高年オジサマにとっては必需品と言っても過言ではない。
いつまでも適度に色気のある男でいようと思ったらタマゴとは上手に付き合うべきである。
そもそもコレステロールは、口から入ったものはほぼ身体には貯まらないという話もある。
問題なのは糖質であって、タマゴが目の仇にされるのはピント外れであることは確かなようだ。
まあ、そんなこといっても、極端に糖質制限するのもアホらしいから、何事もメリハリが大事なんだろう。
タマゴをブリブリ食べた日の次の日は控えるとか、その程度の心構えがあれば充分だと思うことにする。
馬肉のユッケだ。タマゴ摂取が多めの日にこういうものを食べる際は、卵黄を半分ぐらい食べずに我慢することがある。
悔しくてツラくて切ないのだが、末永くタマゴと付き合うためには必要な試練かもしれない。コレステローラーの宿命だ。
先日、とある会合で「死ぬ前に食べる最後の1品」を語り合ったのだが、私が即答したのはTKG、すなわち卵かけご飯である。
死ぬ前はおそらく弱っているだろうからヘビーな肉は食べられないはずだ。トンカツも厳しそうだ。冷やし中華も冬だったらちょっと違う。
ウナギもアリだが、死ぬ前に小骨が喉に刺さったりしてイライラするのもゴメンだ。
ドンブリに炊きたてのウマい白米を盛って、極上生卵を卵黄中心に2つぐらい載っけてムホムホ言いながらかっ込むのが最高だろう。
死ぬ前にドンブリ飯を食べようと考えているあたりが、私がちっともスリムにならない理由だと思う。
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