東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2019年6月10日月曜日
雑食の日々
職場の周りの店を開拓する日々が続いている。昼飯を食べない1日2食の生活だから開拓できるのは夜だけだ。なかなか大変である。
職場のある京橋はもちろん、5分歩けば日本橋、反対側に5分歩けば銀座一丁目である。肝臓と胃がいくつあっても足りない。
良い感じの真っ当な寿司屋も見つけた。大人向きの本格割烹も見つけた。今のペースで開拓を続けたら行きたい店が増えすぎて困りそうだ。
今日はそういうシッポリ系ではなく、大衆系の店の話を書く。
まずは焼鳥。京橋にはチキンストリートなる路地がある。伊勢廣本店を中心にいくつかの老舗が集まっている。その中の一つ、都鳥を訪ねた。
界隈の焼鳥屋の難点はコースが基本になっている点だ。この店も焼鳥5本2千円という最低基準が設けられていて、仕方なくそれを頼む。
焼鳥は普通に美味しい。白レバのあん肝風という一品を頼んだが、あまり好みではなかった。もろきゅうや鶏ミソ、追加の串をツマミに飲んだ後で親子煮を注文。
濃すぎず薄すぎず良い塩梅だった。この一品のおかげでそれなりに満足できた。
職場移転で行かなくなった豊島区某所にある絶品鶏料理屋が基準である私としては、ご近所焼鳥問題は今後も課題になりそうだ。
お次は職場からすぐの居酒屋「舌菜魚」。何の変哲も無い店なのだが、年配サラリーマンで毎晩賑わっている。
私もこの1か月で4.5回も通ってしまった。飲み物、食べ物の種類が豊富で、何を頼んでも外れが無い。
茹で牛タンとスジ玉、白レバである。どれもウマいが、牛すじ煮込みをオムレツみたいにくるんだスジ玉が絶品だ。会社の人間と軽く飲む時はこの店ばかりになりそうな気配である。
路線を変えて、お次はラーメンである。とある日、界隈で飲んだ後に突撃してしまった人気店だ。
オリジナルの味噌ラーメンがウリの「どみそ」という店。酔っ払っていたのでチャーシューを追加したらチャーシューだらけになった。
正直言って私の口には合わなかった。しょっぱ過ぎる。あれを若者向けの味というのだろうか。だとしたら若者の味覚がチョット心配である。
周囲を見回したらオジサマは私ひとりだった。他の客は皆ウマそうに食べていたから、招かれざる客みたいな感覚だった。
お次は八重洲地下街の端っこ、京橋寄りにある居酒屋「三六」。ここも当たりだった。
あまり見かけない赤ホッピーもある。おまけにキンミヤ焼酎を凍らせた、いわゆるシャリキンで楽しむスタイルだから、大衆酒場ラバーにとっては良い店である。
大根の天ぷらというブキミな一品を勧められた。普通なら天地がひっくり返っても注文しない一品だが、成り行きで食べたらちょっと感動。おでんで出てくるダシが染みこんだ大根が天ぷらになっていた。
やきとん、シメのつけ麺だ。どれも酒呑みオヤジ達を納得させる水準だった。
今月後半からは新富町に引っ越すから、そっち方面の開拓も課題である。あっちキョロキョロこっちキョロキョロの日々だ。
なんだか旅先にいるみたいな感じになってきた。人生は旅であるー。そんなキザなセリフにつなげようと思ったけどウザったくなるからやめる。
この店の鳥皮も是非お試しください!
返信削除http://blog.livedoor.jp/kin_nosuke/archives/1074518528.html
浣腸、いや、館長さま
返信削除鶏のカロリーの大半は皮にあると知ってから、皮はなるべく避けているチキンな私です。