新しい生活様式に自分は合わせているのだろうか。何だかピンとこない。一応ちゃんとマスクもするし、手洗いも真面目にしている。
宴会もなくなったし、混雑した場所にも近寄らなくなった。そんな程度だが、以前と大きく変わったような感覚は無い。
でも考えてみればコロナ以前はマスクもしなかったし、手洗いもテキトーだった。大賑わいの飲食店にも出かけていた。比べてみれば大きな変化なのかも知れない。
こうやって無意識のうちに行動パターンは変わるのだろう。
銀座のクラブにももう半年は行っていない。行かないことが普通になってきた。何だか切ないが、そうやって着々と生活パターンは変化していくわけだ。
イタリア人でさえ今はハグをしなくなったそうだ。親しい仲でも肘と肘を合わせるヒジタッチぐらいで済ませているらしい。
敵はウイルスだから人と人が接触しない限り安全だ。というわけで、ちょっと飛躍し過ぎだとは思うが、世界中で少子化を危惧する声があるとか。
もっとも、コロナでやることがないから家でセックスに励んでベビーブームが来るという声もある。どっちもあり得そうな気がする。
パートナーがいる人は結構だが、そうじゃない人には大変な時代である。異性との接触が出来ないわけだから生き物の本能としてキツい話だ。
実際に欧米では、保険当局がコロナ時代のセックスについて大真面目にさまざまなアドバイスを発表している。
原則は「やりたければ決まったパートナーとだけ」である。言われてみれば正論だ。コロナに関係なく建前上はそうでなきゃいけないのだが、世の中そう簡単ではない。
煩悩王・渡部や原田龍二師匠みたいな人たちは世の中に大勢いるわけだから、そうした種族?の人々にとっては暗黒の時代である。私だってツラい(ウソです)。
笑ってはいけないのだが、各国の保健当局のガイドラインの中には「マスクをつけたままする」という項目もあるそうだ。飛沫が飛びやすいから「あえぎ声は我慢する」というのもある。
新しい生活様式というより、不思議な生活様式と言いたくなる。覆面プレイのススメである。でも予防医学的にはごくごく真っ当な指摘なんだろう。
ニューヨーク市では「安全なセックスのガイドライン」なるものが交付されているそうで、キモになっているのが「少し変態になれ」という提案だ。
Zoomなどを使ったオンラインでの行為、壁のような道具で仕切ったうえでの行為などが推奨されている。なんとも凄い話だ。
そんなことを公共機関が“お触れ”として出しちゃうってことは、黙々とそれに従う市民もいるということだろう。
セックスのやり方までお上の指示を仰ぐ時代が到来したみたいでブキミではある。
最近、お笑い芸人がZoomでの会話相手の前でアソコ丸出しでセルフプレイに励んだことが暴露された。
まさに時代の最先端だ。いつの日かそんなことで叩かれたのが不思議に思われるぐらい、そういうプレイが普通になるのかもしれない。
「壁のような道具で仕切っての行為」は、昔からアダルト動画の世界では珍しくない。壁の穴からニョキッっと突き出たアレがあーしてこ-してみたいな路線だ。
他にも扉に挟まって身動きできなくなった女性を後ろからあーしてこーしてみたいな作品も結構たくさんある。
あのようなちょっと笑える系のアダルト動画の世界に、新しい“性”活用式のヒントはいっぱいあるような気がする。
そういえば、サランラップ越しにチューしたりこすったりするシリーズもあった。このご時世では実に示唆にとんだやり方である。
感染予防の観点からこれからも真面目にせっせと観ることにしよう。
ちなみに昭和のシュールな風俗「のぞき部屋」では客がいる小部屋の壁の一部の丸い穴が開いており、その穴を使ってあーしてこーしてというサービスがあった。
あのテのサービスがこれから大ブームになる可能性はある。なんだかギャグみたいだが、ウィルスとの戦いが長期化したり、新種のウイルスが登場し続ければ、そんな不思議なプレイがごくごく普通のことになるかもしれない。
「セックス方面」は人間の根源的な欲求だから、ウイルスと共生する社会になれば、当然ソッチ系の技術や商品にも革命が起きるはずだ。
コンドームは日本製が最高品質を誇るから、いずれウイルスに負けない「全身コンドーム」みたいな画期的な商品が生まれるかも知れない。
まあ、全身をコンドームで覆うのも大袈裟だから、顔面全部と肝心な部分だけで感染対策にはなる。
顔面コンドーム。実にブキミだが、ちょっと体験してみたい。
ソッチ方面関係者のアイデアの秀逸さは、平時からすごいものがありますから、アメリカの軍事産業からインターネットが出たように、日本のソッチ産業から、対コロナのすごいものが出るかもしれませんね。
返信削除その通りだと思います!
返信削除ソッチ方面がこれまで文明の進化に大きく貢献したのは間違いないわけですから、意外な救世主になるかもしれませんね。