2020年8月17日月曜日

宅配サマサマ

宅配サービスによって私のシングルライフは支えられている。ネットスーパーさまさま、ウーバーイーツさまさま、Amazonさまさまである。

 

独り者だからエンゲル係数はもとより、生活上のコスト感覚がユルユルなのは問題である。

 

先日もAmazonで各種のタレを取り寄せた。肉を焼くときに絡めるだけで結構マトモな食べ物が出来ちゃうから私の必需品だ。

 


 

この歳になると一番避けたいのは「わびしい」「うら寂しい」「みすぼらしい」といった状況だ。

 

スーパーのレジ袋を大量に抱えてスーツ姿でエッチラオッチラ歩く姿は自意識過剰な私にとってはシャバダバである。

 

そんな状況に陥らないためにも宅配頼みの生活はやめられない。つくづく中高年になったのが今の時代で良かったと思う。

 

最近、宅配クリーニングを本格的に利用し始めた。以前住んでいたマンションはフロント機能があったからクリーニングはそこに持参すれば済んだが、今の住まいにはそれがない。

 

とはいえ、自宅から徒歩15秒の距離にクリーニング屋さんがあったので、とくに不便も無くそこを使っていた。

 

が、しかし。が、しかしである。そのクリーニング屋のオバチャンが感じの悪い人でホトホト困っていた。

 

何か言ったら掴みかからんばかりの勢いで応えてくる。その店はいつ行ってもそのオバチャンしかいない。

 

ある時、支払いの際に1円玉が一枚だけ足らずにお札を出すはめになった。小銭で支払いたかった私は思わずチェッっと舌打ち。すると、オバチャンのスイッチはたちまちONである。

 

「何なんですか!」と攻撃的な大きな声で私に向かってきた。気の弱い子羊のようなおとなし過ぎる私である。思わず事情を丁寧に解説して、なぜか詫びるような口調になってしまった。惨敗?である。

 

それ以外にも毎度毎度突っかかるような物言いが気になっていたのだが、私はお人好しである。単なる思い違いだったらいかんと思い我慢していた。

 

でもある時、週に一回クリーニング屋に行くことが私にとって大いなるストレスであることに気付いてしまった。1年近くも我慢していた。気付くのが遅すぎである。

 

で、ネット専業のクリーニング屋をいろいろ調べて一番便利そうな業者さんを使い始めた。ラクチンである。

 


 

引き取りに来てもらう際に面倒な記入作業などは一切無し。専用の箱に放り込んで渡すだけ。翌日ぐらいに先方から預かった品物の明細と料金合計がアプリ上に通知される。支払いは登録済みのクレジットカードで済む。

 

おまけに回収に来てくれるのも受け取るのも細かく時間指定が出来る。早朝指定も出来るし、夜の23時~24時という時間帯指定も可能だ。

 

料金は少し高い。ついでに言うと注文が一定金額以上にならないと通常は無料の送料がドッカリかかってくる仕組みだ。

 

まあ、そのあたりはこちらがキチンと暗算すれば済む話なので「恐怖のオバチャン」にビビることに比べれば何も問題はない。

 

宅配クリーニングを使い始めたおかげで私の寿命は3年ぐらい延びたような気がする。

 

話は変わる。近頃のネットスーパーの充実ぶりは実に有難い。私が登録しているのはAmazonフレッシュの他、楽天西友、イトーヨーカドー、ライフの各ネットスーパーだ。

 

使い勝手はAmazonフレッシュが一番だが、他のネットスーパーでしか扱っていない商品があったりするから都合に応じて使い分けている。

 

ウーバーイーツの進化?にも助けられている。最近のお気に入りは「銀座アスター」から持ってきてもらえる五目焼きそばである。

 


 

ちょっと高いのだが、餡と麺が別々に梱包されてくる。ここがキモだ。本格的な焼きそばが自宅で手軽に味わえる。

 

ウーバーイーツでは、レストランからの配達だけでなく、ローソンからコンビニのいろんな商品が届くのも便利だ。

 

わが家の目の前にはセブンイレブンがある。マンションの敷地を出れば徒歩5秒である。

 

しかし、マスクをつけて靴を履いて部屋の鍵をかけて、エレベーターに乗って出かけることを考えると、ついつい横着してウーバーでローソン宅配に頼る。

 

ダメ人間みたいだ。

 

ローソンが持ってくるのは食べ物が中心とはいえ、乾電池や電球、コンドー○までラインナップされている。便利な時代になったものである。

 

最近は、あの「成城石井」までウーバーイーツに加わった。ネットスーパーだけで充分便利なのに、まさに「どんだけ~~!」って感じである。

 

ウーバーでは、ワインショップや酒屋さんのような店も選べるから、かなり本格的というか、専門的なアルコールまで短い待ち時間で持ってきてもらえる。

 

横着ではあるが、わびしい暮らしぶりにならないために、ここ数年、宅配事情を躍起になって研究してきた。だいぶ詳しくなった気がする。

 

ほぼ完璧である。「ほぼ」と言うには理由がある。

 

タバコだけはどこも持ってきてくれない。コンビニやスーパーの店舗では販売していても宅配からは除外されている。

 

酒なら持って来るのにタバコはダメという理屈が意味不明である。ウーバーイーツに参加しているローソン様、何とか配達メニューにタバコを加えてもらえないだろうか。


それが実現すれば、いつでも籠城して戦える。。。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    私も、暑さに負けて外出を控えた結果、立て続けに鳥の丸焼とか寿司を初めてケータリングしました。あまりの便利さに驚愕したところですが、近所のバーで話を聞くと、みんな利用しているのがわかりました。それも上級者コースで、なにからなにまでお取り寄せしてるということでした。こういうご時世だからしょうがないと思うべきなのか、こうすべきと思うべきなのか。何か、町内の店屋物を取っているような、そんな気分になりました。
    今度は、もう少し調べて、好みの店のケータリングが可能かどうか試して、上級者を目指そうと思います。

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  2. 佃在住さま

    昭和の人間としては、出前だの宅配にはナゼか罪悪感みたいな気持ちになりますが、高齢になった時に不自由しないためにも(笑)、便利な仕組みは使いこなしたほうがいいかもしれませんね。

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