2022年8月24日水曜日

バカなのにもっとバカ


タイトル通りの事態が続いている。わりとポカをおかしがちなバカな私だが、最近はバカが加速している。

 

昨年あたりはコインパーキングにクルマを駐めたことを何日も忘れたままでウン万円に跳ね上がった料金にたじろいだ。それも一度ではないところが残念である。

 

お金を大事にしないとヤバいと心を入れ替えたのだが、なんと先月と今月、2回も続けてATMにお金を引き出しに行ったのに肝心のお金を取り忘れるというマヌケなことをしてしまった。

 

バカ丸出しである。2回ともコンビニのATMである。バカな私はお金を引き出す操作の後、キャッシュカードを後生大事に財布にしまっただけで満足?してしまい肝心のお札を取り忘れたわけである。

 

一度は親切なコンビニの店員さんが追っかけてきてくれて無事に済んだ。そういえばATMからビービーとやかましい音がしていたような気もする。

 

もう一度の際は、これがマヌケの極みで、お金を下ろしたつもりの3時間後ぐらいに財布の中身を見てようやく気付いた。金額は5万円である。

 

急いで現場のコンビニに戻ったのだが店員さんに尋ねたところでラチはあかず、きっと誰かに盗られちゃったのだろうと落胆していた。自らの愚かさに卒倒しそうになった。

 

その後、本当にお金を引き出したのかどうかも怪しいような気がしたのでアプリで出金記録を確認してみた。確かにその時間に5万円を引き出した履歴が残っていた。切なくなる。

 

が、しかし、しかしである。アプリ上には5万円の引き出しの直後に「訂正・5万円」という表記があるではないか。結果的にお金は戻っていた。ラッキーである。

 

どうやらATMは私にも店員さんにも気付かれずにビービーとやかましい音をたて続けたものの断念して受け取ってもらえない5枚の1万円札を自動的に格納したらしい。

 

場所は銀座一丁目の裏通り。平日の午後のことだ。コンビニ内にお客さんはまばらだったから私のマヌケな失態は誰にも気付かれずに済んだわけである。

 

それにしてもコインパーキングにクルマを駐めたことを忘れたり、ATMからお金を出すことを忘れる人って世の中にそんなにいないと思う。それも短期間に複数回となるとちょっと深刻である。

 

真面目に脳の検査をしたいと思うのだが、10年前に脳ドックを受けた際にやたらと閉塞感のある機械に頭ごと包み込まれてパニックになりかけたトラウマがある。

 

どうも私には閉所恐怖症っぽいところがあるようだ。昔からエレベーターに乗っても満員状態になると途中で降りてしまう。子供の頃はそうでもなかったが大人になってからダメになった。

 

以前、長野の善光寺に行った時も真っ暗闇の通路を延々と歩かされる「お戒壇巡り」の途中で気分が悪くなって引き返したことがある。後戻りをするとすこぶる縁起が悪いらしいがそんなことお構いなしにボコボコ人にぶつかりながら逆行して戻った。

 

子供が小さい頃も遊園地の鏡張りの迷路みたいな施設に入って楽しむ子供をよそにやはり気分が悪くなってボコボコ人にぶつかりながら引き返したこともある。

 

バカなのにそんなバカな要素もあるわけだから何かと面倒である。

 

先日も腹部のMRI検査の際に閉所ビビリモードが全開になった。いつも受けている肺のCT検査と違ってMRIの機械はほぼ全身が入ってしまう長さだ。全身をカプセルに入れられちゃう感じである。

 

機械の中で身体を動かさずに20分も耐えないといけない。変なヘッドフォンまで付けられてガーガービービーとうるさい機械音は響くし、腰の下あたりは機械の熱でやたらと熱い。頑張ろうと思ったが最初の23分で握らされていた非常ボタンを押した。

 

ちょっと無理っぽい、呼吸が苦しくなった等々の言い訳を技師さんに言ってしばし冷静さを取り戻すのを待ってもらう。そして再度トライするハメになった。

 

何とか頑張ろうと必死にエロいことを考える。でもそういう時に限って思い出すのはエロ系記憶の中でも不快な体験だったりして気分が悪くなる。

 



仕方なくエロ系はあきらめて必死に頭の中で歌を歌ってみた。11月末に控える我がバンドライブの演目に沿って一生懸命歌ってみる。なんとか冷や汗ダラダラになりながらも20分が終了した。

 

たった20分で疲労困憊である。その後も2時間ぐらいふらふらするほどバテまくってしまった。たかが検査であんなに調子を崩すなら、しっかり病気になった時にMRIを受けたら絶不調に陥って死んじゃうかもしれない。

 

やはり脳がどこかヘンテコになっているのかもしれない。

 

つくづく元気なうちに好き勝手なことをしておくべきだと痛感する。これまたバカならではのポジティブ思考かもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿