2025年4月18日金曜日

靴の話

 恥ずかしながら今日も更新が間に合わなかったのでアーカイブを一つ載せます。


良い靴は

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2013/08/blog-post_28.html






2025年4月16日水曜日

過去ネタ

 野暮用が重なって更新出来なかったので過去ネタを載せます。「エロい言葉」に関する真面目な考察です!

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2017/07/blog-post_28.html




2025年4月14日月曜日

カラスミとバーキン



先日、六本木で食べたセクシーチャーハンがウマかったせいで改めて「炒め飯」の世界に引き寄せられている。自宅でも週末になるとテキトーなレシピで炒めメシを作りたくなる。

 

子供のころのソウルフードである我が実家特製?のひき肉チャーハンは失敗しようがないほど簡単なのでひき肉さえあればアッという間に完成する。

 

一応、最近はみじん切りタマネギや生のマッシュルームなどを投入して本格料理ぶっているが、タマネギはみじん切りで冷凍されている商品をドサっと入れるだけで、生マッシュルームもハサミでテキトーに切るだけだから実に簡単。

 

塩コショウだけでも成立するが、隠し味的にウスターソースや焼き肉のたれをちょろちょろ入れてみるのもオススメだ。



 

この画像は先日作ってみたカラスミ炒め飯だ。作ってみたという表現が大げさなほど安直な一品である。台湾で買ってきたカラスミペーストと白米を適量で混ぜて炒めただけである。

 

味見しながらやや薄かったので粉末カラスミも追加投入。見た目はマズそうだがそこそこの仕上がりになった。具材はカラスミだけだから贅沢といえば贅沢だが、台湾製のペーストはさほど高くなかったので問題なし。

 


もともとカラスミパスタを作ろうと思って購入したのだが、炒めメシにも応用できたから考えればもっと用途はあるのだろう。

 

でも、旅先でこんなものを土産に買って自炊用の材料にしちゃうあたりは私もいっぱしの“ベテランシングル”だと痛感した。

 

離婚して十数年。レトルトとデリバリーと外食だけに頼らず手軽な自炊ごっこを楽しんでいるわけだから人生はなかなか楽しい。

 

炊飯器を使うだけの各種炊き込みご飯や安直な味付けのパスタなどは今やそこらへんのの一人暮らしの若造よりも上手に作れるような気がする。

 



 チキンライスもわりと頻繁に作る。市販の「チキンライスの素」をベースにしたり、ナポリタンソースを応用したり、はたまたケチャップとウスターソースとコンソメを中心に一から味付けしたりと結構な腕前になってきた。

 

最近は、どの作り方でもデミグラスソースを隠し味的に追加投入するワザ?も覚えた。デミソースは小さいサイズの市販品が売っているからそれを使うか、場合によっては高級レトルトビーフシチューを少しだけ流用することもある。

 

普通の主婦のように細かく食費を考えないシングルオジサマならではのエンゲル係数破たんメシだという部分には目をつぶろうと思う。

 

私の自作メシの話ばかりでは退屈だから、最近の我がヘンテコディナーメニューを紹介したい。

 

キックボクシングジムのおかげでちょっぴり身体が締まってきた気がするので、このところ夜の炭水化物を控えめにするという私らしくない食生活を続けている。

 

とはいえ、サラダで終わりにしたり豆腐だけで我慢するようなストイックなことは御免だ。ちゃんとウマいものやジャンクフードも食べたい。

 

というわけでバーガーキングである。バーキンの肉は他のハンバーガーチェーンよりマトモらしい。猫の肉でもないし、一応ちゃんとした牛肉を使っているというフレコミだ。

 

「ハンバーガーのパン抜き」はこのブログでも何度か書いてきたが、今までは口をすぼめたりしながら中の肉だけを吸い出すような食べ方が基本だった。たまにパンも少しかじったりしてハンバーガー気分も一応堪能していた。

 



最近は最初から全部バラしてハンバーグ状態で食べる。左側の皿に除けたパンは結局捨てちゃう。罰当たりではある。バーガーソースやトマトやレタスとともに肉を味わえばパンがなくてもしっかりハンバーガーを楽しんだ気分になる。

 

バーガーキングのワッパーと称するシリーズは肉の分量が110グラムと良心的である。味の違うワッパーを3種類注文するのが基本パターンだ。アボカドワッパーやらマッシュルームワッパーやらナンチャラチーズワッパーといった感じで味の違う商品を3つだ。

 

パンを外して肉だけを皿に盛り、付属の具材をトッピングし直す。剥がしちゃったパンの裏についているソースはフォークではぎ取って肉に戻す。これで準備完了である。

 

いわば3種類のハンバーグを味わえるわけだ。合計で330グラムだから結構なボリュームである。普通に街のレストランでデカいハンバーグを頼むよりも楽しい。3種類の味が楽しめるだけでなく、アボカドやチーズやマッシュルームやジャンクでたまらないバーガーソースも味わえるわけだからかなりの満足感がある。

 

コスパについてはあえて触れない。考えてみたらこのブログは、富豪を目指す私の日常を書いているブログである。高いの安いのだの細かい話は横に置く。

 

でも、デリバリー用の高めの値段のワッパーをこんな風に注文するとファストフードを食べたとは思えない値段になるのは事実だ。やはりシングルライフは無軌道に走りがちである。ちょっと反省しようかと思う。





 

 

 

 

 

 

 

2025年4月11日金曜日

ウエハース問題を考える

 

いつのまにか世の中から消えてしまったのが「アイスクリームに添えられたウエハース」である。昭和の子供は誰もがあの謎の食感に魅せられた。一つだけちょこんと添えられた感じも有難さを強めた気がする。

 

ウエハースの出自はドイツあたりらしい。ワッフルとかの親戚みたいだ。風月堂のゴーフルも仲間の一つみたいだが、あちらは表面がぺランとしているから蜂の巣状のウエハースとは全然違う気がする。

 

スーパーやコンビニに行けばありとあらゆるお菓子が手に入るスイーツ天国ニッポンだが、不思議なことにウエハースの存在感は薄い。ナゼだろう。

 

中身がホロッ、サクッって感じのお菓子はブラックサンダーやキットカットなどあれこれ存在するが、蜂の巣状のウエハースが主役を張っている商品は非常に少ない。

 

あったとしても輸入物のLoackerのモノばかりである。大きなスーパーで探してもこのラインナップしか置いていない。一択状態である。もちろん、Loackerのウエハースが大好きな私はバニラ味やココナッツ味を中心に家に常備している。

 



 でも、こういうお菓子につきものの「お手軽感」に欠ける。ちょっと高いし包装もカッチョイイし、なんとなく「輸入菓子を買っちゃうオレってオシャレだろ?」みたいな気持ちになってしまう。自意識過剰でスイマセン…。

 

たかが、と言っては申し訳ないが単なるウエハースである。輸入ものに依存する感じが引っ掛かる。もっと駄菓子感に溢れた大衆向けウエハースが欲しい。

 

ネットで探せばそんな商品も見つかるが、たいていはすごい分量で販売されている。ブラックサンダーみたいに手軽に買えるウエハースを見つけることは難しい。

 

そう考えると昭和の喫茶店やレストランはアイスクリームに添えるウエハースをどうやって調達していたのか不思議な気持ちになる。いつの間にかウエハースを添えなくなったことと何か深い関係があるのかもしれない。

 

ウジウジ言ったところで仕方ないので、最近ハマっている美味しいウエハースを紹介したいBABBIというイタリアのメーカーだ。元はジェラートのワッフルコーン業者だったらしい。

 



上で書いたLoackerはオーストリアだかスイスのメーカーだ。ウエハースはヨーロッパの一大産業なんだろうか。きっとヨーロッパ人は誰もが毎日ウエハースばかり食べているのだろう。そんなはずはないか。

 

BABBIのウエハース、これがまた妙に高いのが困ったものだ。かなり高い。贈答品でもらいたい値段だ。でもとてもウマいから富豪を目指す私としては平気な顔を作って買ってしまう。


薄い生地、口に入れるとすぐに消えてしまうはかなさが最高だ。でも値段を考えると飲み込まずにグチャグチャしたままでいたくなる。

 

バニラ味、ヘーゼルナッツ味、チョコ味のほか、ピスタチオクリームのウエハースが絶品である。もともとピスタチオクリームが大好物な私はいつも悶絶しそうになる。

 

普通のウエハースだけではなくチョコがコーティングされている商品もかなりウマい。なかでもピスタチオクリーム入りウエハースをホワイトチョコでコーティングしてある一品は最高だ。許されるなら100個ぐらい一気に食べてみたい。

 



BABBIのウエハースは都内ではいくつかのデパ地下に行かないと買えないのが面倒な点だ。成城石井やカルディ、いや、マルエツやピーコックあたりにも置いてほしいと切に願う。

 

というか、欧州勢にやられっぱなしではなく日本のお菓子メーカーにぜひとも頑張ってもらいたい。ウエハースの現状に革命を起こしてほしい。もっと手ごろな値段で美味しいウエハースを売り出してほしい。


その際はぜひピスタチオクリームをメイン商品にして欲しい。お菓子メーカーの皆様、なにとぞよろしくお願い致します!










 

 

2025年4月9日水曜日

桜と抜歯

 

都心の桜の季節が終わったようだ。今年はヘンテコな気候のせいでわりと長く桜を楽しめた。3月末の暖かい日に一気に咲きだして一週間はずっと見頃だった。

 






夜桜が328日、そのほかは46日に撮影した。今日(9日)の段階でも都心部ではまだまだ見頃の樹はあちこちで見られる。


桜より梅のほうが断然好きな私だが、さすがにこんな姿を見せつけられてしまっては足を止めて見入ってしまう。

 

思えば高校生の頃、満開の桜に興味を示さない私に母親が「しっかり見なさい」と口うるさく言っていた。当時は情緒のカケラもない子供だった。今ぐらいの歳になると桜から人生の郷愁や感慨を覚える。

 

「あと何回見られるのかな」。そんな感覚も数年前から沸き起こるようになった。そりゃあ平均寿命まではまだ随分あるが、平均点すら取れないバカな子供だった私が平均にまで達するとは思えない。

 

健康面に問題がない前提で考えるなら残り10回程度はいけると思うが、今年の後半にはいよいよ還暦を迎える。そろそろ何が起きても不思議ではない段階に入るのも確かだろう。

 

言霊とやらもあるようだからそんなことを言うとホントに10回で終わっちゃいそうだ。とりあえず「あと15回」と叫ぶようにしようと思う。

 

話は変わる。

 

先日、突然歯を抜くことになった。これもある意味で加齢が要因の一つである。虫歯でも歯槽膿漏でもないのに上の奥歯に近い歯を一本だけ抜くハメになった。

 

歯ぐきの違和感をチェックしてもらったところ、歯の奥の骨が割れていることが判明。横に割れているなら土台に積み重ねる感じで治療のやりようもあるらしいが、タテに割れていた。

 

抜くしか選択肢がないらしかったので渋々頑張ることにした。思えば歯を抜いたことは人生で一度もない。若い頃は不摂生で虫歯だらけだったが抜歯までいく事態にはならなかった。

 

問題の歯は若い頃に治療済みの歯だった。当時の治療で神経を抜いてあったのだが、それが時間の経過によって歯の骨を弱らせていた可能性があるらしい。強く嚙んだりした何かの拍子で骨が割れたみたいだ。

 

さてさて、私は歯医者さんに行くと尋常ではないビビリマンに変身する。十数年前に重症の虫歯治療の際に一瞬気を失いかけたほどの激痛を経験して以来トラウマになってしまった。とにかく歯医者さんに行くだけで血圧は上がるし肩も凝るしヘロヘロになるのが標準パターンだ。

 

定期的に歯のクリーニングに行く際も「怖い怖い」と言い続けて歯ぐきに塗る麻酔をベッタリ塗布してもらってから掃除してもらう。ゴキブリに遭遇するのと歯医者さんに行くのとどっちがイヤかと言われたら迷わず歯医者さんを選ぶ。

 

そんな私だから抜歯当日も死刑宣告を受けたぐらいの表情で治療台に座り、とにかく麻酔をブリブリうってくれ、なんなら全身麻酔でやってくれ等々あらん限りのビビリ発言をかまして歯医者さんに苦笑された。

 

で、抜歯開始。麻酔の効き具合をしっかり確認してもらってから何だかモゾモゾ始まった。すべての神に必死に祈る私。全身が力みまくって大変だったのだが、10分もかからないぐらいで終了。拍子抜け。

 

ホッとしたがとにかくグッタリである。歯を一本抜くぐらいでこんな調子なら、いずれ大病になって手術することになったらどうなってしまうのだろう。心配である。

 

痛み止めのおかげで抜歯した箇所も思ったほどは気にならずに済んでいる。一か月ほど放置してその後は一本だけ入れ歯を作ることにした。「入れ歯」という言葉を聞くだけで自分が「中年」を卒業して「初老」に突入する現実を突きつけられた感じだ。

 

とにかく日頃から歯のチェックを怠らずにいてもひょんなことで抜歯する事態も起きるという“老い”ならではの悲哀を痛感した。

 

めげずにキックボクシングに精を出すことにしよう。でもマウスピースもしたほうがいいかもしれない…。

 

 

 

 

 

2025年4月4日金曜日

不倫 過去ネタ

 今日は不倫について考察した過去ネタを2つ。10年近く前に書いた話なのだが、世の中に漂う「綺麗事原理主義」?はこの頃よりもますます強くなっている気がする。


不倫やら浮気やら

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2016/06/blog-post_13.html


不倫の歌

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2016/06/blog-post_15.html





2025年4月2日水曜日

六本木の魔力

 

先日、久しぶりに六本木に行く機会があった。すっかり縁遠くなった街だが、20代から30代前半にかけては頻繁に通った思い出の場所である。

 

この日はわがオヤジバンドの強力なサポートメンバーが所属するスカ専門のバンドライブを覗きに行った。客層は若者中心で私などは来場者の平均年齢を上げてしまうぐらいだったが、それはそれで最前列に陣取って声援を送ったりして楽しく過ごした。

 


人様のバンド活動を見に行くのは久しぶりだ。今年も11月にライブを控える身としては勉強になることも多い。やはりこういう場にはマメに出かけたほうが良いと痛感した。

 

さて、六本木である。ライブ見学を終えたあと我がバンドのメンバー3人で飲み屋を探す。昔より飲食店の数が減っているように感じたのは気のせいだろうか。天下の六本木である。そんな急激に衰退するはずはないが、どうにもサビれた感じを受けた。

 

土曜の夜だったので平日よりは静かだったのだろう。それ以外にも近年ニョキニョキ出来た大きなビルの中に飲食店が吸収されたのかもしれない。

 

で、適当に見つけた沖縄料理屋でダラダラ飲む。夕飯は済ませていたので黒糖ピーナッツで泡盛のソーダ割をぐびぐび。音楽談義はほとんどせず中年の悲哀を語り尽くす。

 

飲み終わったものの、せっかくの久しぶりの六本木である。もう一軒行こうと街をさまよう。私が頻繁に出歩いていた頃にあった店は跡形もない。街の形だって変わっている。

 

行き当たりばったりにシャレたバーに入ろうかと思ったがオッサン同士の飲みの場としてはビミョーにズレている。さんざん歩いたけど入りたい店が見つからず完全にオノボリさん状態に陥る。

 

一緒にいた友人はたまたま私とご近所さんだったので地元に戻って飲み直そうかとか、どこの街にもあるチェーン店の居酒屋に入ろうかなどと弱気な気持ちになる。何とかそんな“攻めない気持ち”にフタをして散策を続けた。

 

とはいえ、足も疲れてきたので六本木らしからぬ小汚い(失礼)居酒屋に入店。結局、野郎同士だとモツ焼きとホッピーみたいな昔ながらの居酒屋が落ち着く。タバコも吸えてつまみ類も真っ当だった。異国?の地で安息の場所を見つけてバカ話に精を出す。

 

六本木らしさのカケラもない場所で、相も変らぬワイ談に精を出して楽しく飲んでいたのだが、ひょんなことで「六本木らしさ」に遭遇してちょっと感動した。

 


それがこの画像の料理だ。その名も「セクシーチャーハン」である。安いメニューの中にこれだけが「1800円」と異次元の価格設定だ。腹が減ってはいないのに注文してみた。

 

オッパイとチンチ〇である。おまけに刻み海苔によって縮れた毛まで再現されていた。素晴らしい一品だ。下品かつ悪趣味である。オヤジ飲みの場にこういう一品が出てきてくれると気分も高揚する。

 

銀座や日本橋あたりの居酒屋ならこういう一品は出てこないだろう。これこそ六本木のセンスである。夜の街を店を探してさまよい続けた我々への神様からの祝福みたいなものである。

 

肝心の味も良かった。チャーハン自体はあっさりしていたが、乳輪部分に盛られたマヨネーズと乳首のつもりの明太子を混ぜると実に斬新な味に変化して単なる“ネタ”とはいえない美味しい一品だった。

 

このチャーハンのおかげで「六本木で楽しい夜を過ごせたぜ」と意味深な笑みを浮かべることが出来た。たかが居酒屋、されど居酒屋である。