2008年10月17日金曜日

和食以外で・・

このブログを始めてから1年になる。改めて読み返してみたら和食の話ばかり。ウェスタンはまったく食べない人みたいだ。

言い訳がましく書くとブログに書きたくなるのが和食系なわけで、一応、西洋料理も食べる。

30代前半までは、逆に和食はさほど食べずに、バターやオリーブオイルがたっぷり使われた食事ばかりしていた。いまでも嫌いではないが、食後の感覚がどうにも和食系のほうが楽なので、コッテリ系はつい敬遠する。

先日、西洋料理を出しそうな店を訪ねたが、結局注文したのは、ウェスタンではなく、日本の洋食。

ビーフシチュー、ポテトサラダ、ホタテのソテー、ブイヤベース風リゾット、おまけにカツサンドまで食べた。

お店は銀座の水郷亭というダイニングバー。サントリーの系列みたいで、「響」とか「山崎」あたりを中心に揃えてある。

店の雰囲気は、店名の通り、流れる水を取り入れ、海の底のようなコンセプト。席の横に水槽なんかもあしらわれ、オヤジ向きではない。まあオヤジも素敵な女性と一緒なら許される雰囲気だ。

この手の雰囲気重視の店は、たいてい美味しくない意味不明のカタカナ料理を出されることが多いが、この店は真面目な料理が多かった。

奇をてらったものはなく、抜群とはいえないまでも、それなりに美味しい。酒を飲みながらカツサンドという組み合わせは変だが、この店のカツサンドは相当ウマい。再訪しても必ず注文すると思う。

店員さんのサービスもしっかりしていて、使い勝手は良さそう。

別の日、池袋のホテルメトロポリタン最上階のレストランが全面リニューアルしたと聞いたので、覗いてみた。

コース中心のレストランと夜景が楽しめるダイニングバーの2系統に別れており、ダイニングバーのほうに陣取ってみた。

席に通されてみて、「こりゃ穴場だ」と思う。妙にスタイリッシュで夜景がバッチリ。池袋でこのテの店を使う人は少なそうだから、混雑もしていない様子。

メニューは少し寂しい。まあ隣接のレストランと区別する意味で、フードメニューは数が限られているのだろう。つまみ系が少ない。

前菜盛り合わせ、フォアグラのナントカ、生ハムとフルーツみたいなもので、なんとか酒を飲む。前菜盛り合わせは、一口サイズのオードブル料理が8種類程度盛ってあったので、そこそこ目も楽しい。

メインになるような料理も5,6種類用意されていた。そこそこ雰囲気のあるところで飲んで食べたいといったノリなら使えそうな店だ。

いい調子で飲んでいたら、突如、ホテル内の宴会の流れだろうか、70歳ほどの男女が30人ほどドヤドヤ入ってきた。きっと同窓会の流れだろう。

わりとスペースに余裕のある店なので、団体は端のほうに固まっていたが、さすがに、じいちゃんばあちゃん大会は騒々しい。

まあ気取った店ではないため、ご愛敬といったところだが、こういうアクシデントがあるから池袋は池袋だ。もし勝負したいデートで使ってみても、じいちゃんばあちゃん大会と一緒になったら切なすぎるだろう。

池袋はやはり油断できない街だ。

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