東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2008年12月22日月曜日
夜のパーティー
たいした頻度ではないが、夜のクラブ活動を懲りもせずに続けている。いいことなど無いのに不思議なもので、なんとなくダラダラと続いている。
昔からよく分からないのが、あの世界での「パーティー」なるもの。銀座あたりも先週ぐらいがパーティー期間のピークだったようで、派手に着飾った女性陣がネオン街を闊歩していた。
「パーティーだから来てくれ」、「パーティーなのにどうして来ないんだ、バカ」とか言われるわけだ。
一般的な感覚だと「パーティー」とは、開店何周年とかリニューアル記念とか、大義名分がある。これに対して、クラブの“パーティー”は、ただそのように謳っているだけでよく分からない。
お店の中が普段より華やかになる、ホステスさんが普段よりドレスアップする、営業攻勢にさらされたお客さんが普段よりたくさんやってくる・・・。
単純にこういうことなのだが、平たくいえば店側の営業強化イベントだ。お店によっては期間中にノルマが発生し、女性陣も客の誘致に普段より精を出す。
アマノジャクの私は、この手のパーティーが苦手で、あまり行かない。パーティー期間だと知らずに出かけていって大混雑にビックリすることもある。
まあこの時期はどこの店も繁盛するわけだから、わざわざ行かないでもいい気がする。もっと暇そうな時にふらっと覗くほうが落ち着く。
パーティー嫌いは意外に多く、結構な数の常連を掴んでいる店だと、パーティー終了翌日あたりにやたらと混雑することも多い。
私自身、そのパターンで出かけると御同類が意外に多いことに感心する。
先日、勝ち組クラブ「M」にノコノコ出かけた。たまたまパーティー期間終了の翌日だった。そこそこ混雑していたが、たいしたことはない。10時も過ぎれば空席も出てきた。これって私のつたない経験からは珍しいことのように思う。
やはり、不況の風は、この手の業界に真っ先に吹き始めているのだろう。来年のパーティー時期には、かつてないほどの営業攻勢が押し寄せることになりそうだ。
考えてみれば、私も普段は酔っぱらって、四の五の悪態をついたり、素晴らしく下品な話を得意になって展開している。調子よく相手してくれる女性陣のために、少しは貢献しないといけない。
「パーティーなんか行ってられるかい、ケっ!」とか言ってるようではダメだ。来年は、持ちつ持たれつ精神を心掛けてみよう。
でも多分無理だろう。
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