ダイエットすることにした。厳密に言うとダイエットを始めた。もう1週間以上たつが、まだちっとも減っていない。困ったものだ。
20代の頃は1週間で10キロ落としたこともある。代謝がよかったのだろう。最近は、少しぐらいの努力では体重計はビクともしない。
まあダイエットと言っても、日本酒を飲みたいところを焼酎にしたり、呑んだ後のラーメンを我慢するとか、その程度なので体重が減るはずもない。もっとちゃんと体重調整に励まねば。
でもこの1週間、確か揚げ物を食べていない。すごいことだ。いや、先日深夜にカツサンドを食べていたことを思い出した。やはりまだまだだ。
先週、旧友と飲み会を企画、彼はそこそこ真面目にダイエットに励んでいるらしい。私も気持ちだけは、「ダイエッター」なので銀座7丁目のおでん屋さん「力」に行った。
おでんは私にとってカニと並ぶダイエットの必需品。大根やタコ、わかめあたりをつついていれば一応酒の共として合格だし、その他のツマミもちょろちょろ楽しんでも、間違いなく串カツ屋とか天ぷら屋で酒を飲むより低カロリーだ。
旧友とおでん屋で過ごした後、ハシゴ酒。綺麗どころとか汚いどころにチヤホヤされて酩酊ついでにたどり着いたのは、結局この日の1件目「力」の3件ほど隣にあるカラオケスナック。
途中まで貸切状態だったので桜田淳子の曲以外は歌ってはならないというシバリで過ごす。ファンにとっては楽しい。それ以外の人にとってはかなり辛いかもしれない。やはり阿久悠の詩の世界は素晴らしい。
小腹が空いてしまったので出前を頼む。「みやざわ」のサンドイッチだ。確かハンバーグサンドとカツサンドとミックスサンドを注文した。ダイエットしていることは忘れてしまった。
夜の銀座の出前といえば、寿司が定番のように思われているが、実は大人気なのがここのサンドイッチ。実際にウマい。深夜に食べると妙に嬉しい味がする。ある意味、隠れた銀座定番グルメだ。
おでん屋さんでせっかくメカブのおでんとかトマトのおでんなんかを食べて低カロリー作戦に勝利したのに12時過ぎにガッツリ系サンドを頬ばるようじゃ台無しである。
ちなみに、この深夜食い現象は、ダイエットの落とし穴でもある。夕食の際に気を使って低カロリーを意識する。当然、炭水化物も摂取しない。これだとすぐに空腹になる。
おまけに夕食後酒を呑み続けることで、肝臓が忙しく働くため低血糖状態に突入。生理的な必然として炭水化物を身体が欲しがる。酔ってるせいで自制もきかない。結局食べてしまう。痩せるどころか太るはずだ。
おでんを食べてしっかり呑んだら、あまり夜更かしせずに寝てしまうこと。これがダイエットのコツかもしれない。
次回は是非「化粧」を情感込めて歌ってみてください。
返信削除しあわせ芝居のほうが好きですが、
返信削除頑張って練習してみます・・・。