東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2009年9月28日月曜日
イクラバンザイ
タマゴってどうしてあんなにウマいのだろう。この季節心底そう思うことが多い。タマゴなら何でも好きだが、秋といえばイクラのシーズンだ。
冒頭の画像は、まっさらなイクラ様だ。わずかな時期だけの楽しみである「生いくら」だ。今年初めて遭遇。ウットリした。
塩漬けか醤油漬けが一般的なイクラだが、味付け以前のナマ状態のものは結構貴重な存在。ちょろっと醤油を垂らして味わうと、まさしく生卵の味がする。
人生最後の食事を選べといわれたら、私は「生卵かけご飯」と即答する。この世にあんなに旨いものはないと思う。
生卵かけご飯の食べ方は、人それぞれ流儀があるらしい。私の場合、一番大事なのは白身の中のテロッとした部分を捨てること。
あの痰みたいなテロテロした部位だ。食感に違和感があるし、醤油も弾くから気に入らない。白身はあくまで脇役になってもらいたい。
イクラの場合、あのテロテロが無いのが嬉しい。全部が全部黄身みたいな風味だ。小さいとはいえ、一気に口の中に何十、何百の卵の個体が投入されるわけだから悶絶しそうになる。
まさに“口福”だ。
2枚目の画像は高田馬場・鮨源で食べた生イクラの写真だ。なんとも色っぽい。艶っぽい。なまめかしい。一晩中添い寝しながら眺めていたいほどだ。
上物のイクラに海苔など不要だ。「握り」とは呼べないシロモノになるが、シャリの周りにドヒャアとイクラを撒き散らしてもらうのが最高だ。
10月になったら1年ぶりにドックで検査を受けねばならない。前回、尿酸値の数字が標準の範囲内に収まっていたせいで、この1年、尿酸値の高いモノをせっせと摂取してしまった。今度の検査では、痛風宣告の恐れもある。
だからせめて9月中はイクラを愛しまくろうと思う。
タラコにカラスミ、明太子。鯖のタマゴやタコのタマゴも珍味として酒飲みには堪らない存在だ。
「魚卵」と書くだけで興奮するし、「ぎょらん」と聞くだけでクラクラする。
まあタマゴ話はキリがない。今日はあくまで生イクラを食べた幸せを書きたかっただけだ。
今日にもまた食べに行きそうだ。
明日も食べに行きそうだ。
毎日そんなことばかり考えている気がする。
この生いくらのお風呂に浸かりたい…!!
返信削除蟹ちゃんダイエット、最高です❤
私が近々銀座で勤務する事がありましたら、富豪記者様の為に源氏名を「鳩山由紀子」の予定です。
rinrinさん ご無沙汰です!
返信削除「イクラのお風呂」だなんて、
最高に官能的な表現ですね。
ぜひ混浴しましょう!
鳩山由紀こ。。売れっ子になること確実です。