2010年3月17日水曜日

そういえば先日、2億円の宝くじに当たる予定だと書いたが、600円しか当たらなかった。ビックリだ。色々な計画を練り直す必要に迫られている。

困ったものだ。次はサマージャンボに賭けよう。

さてさて、今日の話題に移ろう。

レキジョとかいって歴史好きな若い女子が増殖中らしい。現代の男が頼りないから昔の偉人が魅力的に映るようだ。

福山雅治が龍馬になってしまうような「美化」をやられたら現代人など逆立ちしたって太刀打ちできない。

ちなみに私は小学生の頃から歴史好きな少年だった。源平合戦とか戦国時代にしびれた。行きたい場所も歴史にちなんだ観光地が多かった。

親にせがんで「姫路城と赤穂の旅」とかいうシブいバス旅行に参加したことは何よりの思い出だ。あの頃はまだ健全だった・・・。

“ナマ姫路城”にただただ興奮。女性の裸体を初めて見た時より興奮したし、青年時代にグランドキャニオンで見た朝焼けの大パノラマよりも感動した。

最近、NHKの「龍馬伝」を見るようになった。歴史好きとはいえ、なぜか幕末が苦手だったので、最初は興味がなかったのだが、さすがに見始めれば面白い。ちょっと中毒だ。

幕末よりもそれ以前の時代が好きだった理由は、きっと写真と肖像画の違いにあるような気がする。

幕末あたりになると絵ではなく実写が普通になり、そこに映し出された顔が妙にリアルで何か拍子抜けしたような印象がある。

もっと古い時代だと皆さん権力を背景にした肖像画のお陰で、どことなく威厳に満ちて、それこそオーラを感じる。歴史の教科書に出てきた源頼朝なんて渡哲也もビックリのナイスな感じだ。
頼朝より義経好きだった私にとっては、子供向けの本で描かれる義経の美男子ぶりに憧れた。今でいえばジャニーズ系美少年なのに京都・五条大橋で乱暴者の弁慶を退治しちゃったりする。萌えた。

でも、その後、教科書か何かに載っていた義経の肖像画があまりに貧相な感じで愕然とした。

歴史書の記述など“歴史業界”では「義経はブ男」だったというのが定説になっており、いにしえのファンとしては残念な限り。そうはいってもドラマや映画では、義経は間違いなくシュっとしたいい男が演じるから良しとしよう。




上から高杉晋作、大久保利通、勝海舟、佐久間象山の画像を並べてみた。なんかリアルだ。何とも言えない。ビミョーだ。やはり私にはもっと古い時代の肖像画の方がホッとする。あくまで絵画の雰囲気から歴史上の人物を想像したくなる。

ちなみに今日の画像はすべてネットから無断で拾ってきました。スイマセン。



順番に織田信長、足利尊氏、加藤清正だ。写真だとこういう雰囲気は出ないだろう。肖像画だと色々と空想は膨らむ。

大人物はみんな大柄だったようなイメージすらあるが、日本人の体格の変遷を思えば、肖像画で登場いただいた方々は、せいぜい150~160センチだったはず。

歴史上の人物についてハンサムだのブ男だの論じても仕方ないが、1枚の写真が映し出したハンサムぶりが後世の評価を決めた人物もいる。

いわずと知れた土方歳三だ。

新撰組副長であり、函館戦争で最期を迎えた。歴史的功績というより、この写真のハンサムぶりで若い女性に圧倒的な人気を誇る。

しょっちゅう函館旅行をしている私にとってはすごく見慣れた顔だ。函館中どこに行ってもこの顔だらけと言っても大げさではない。

確かに今っぽい雰囲気だ。このイメージと忠義に殉じたという史実がレキジョをワクワクさせるのだろう。

新撰組といえば局長・近藤勇が中心だが、1枚の写真のせいで、人気の点で土方歳三に大きく水をあけられている。ちょっと気の毒だ。近藤勇さんの写真は載せないでおこう。

今日は、歴史の話を枕にパトロンのことを書こうと思っていたのに全然違う話になってしまった。

龍馬伝にもいずれ出てくるであろう茶の輸出商とか、いわゆるタニマチ方面をテーマにするつもりだったのに、ついつい高杉晋作の顔写真を見ていたらこんな内容になってしまった。

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