4月14日付の当ブログでも書いたように、新しい水中撮影用の“おもちゃ”を前に悶々と海に行きたい気分が続いている。
結局、ロープで首からぶら下げて気軽に使おうと思っていた、オリンパス・ペン用のハウジングは結構本格的なサイズに拡大してしまった。
オリンパスがペン・E-PL1用に発売した水中撮影用ハウジングはカメラ本体同様、小型で軽い。ホットシューの部分にストロボを1灯つけて接写専用機にしようと思っていた。
ところが、マイクロフォーサーズ規格のライカ45㎜マクロを購入したら欲が出てしまった。あれこれ陸上で接写撮影のテストをしてみたが、やはり被写体の立体感とか影の問題を考えると、ストロボ2灯必要だ。
そんなこんなで画像のように結構大げさなかんじになってしまった。それでも、一昔前にニコンF4を重たいハウジングに格納して、今よりはるかに大きなストロボを2灯使って撮影していた事に比べれば、天国のようにコンパクトなシステムだ。
水中ストロボの概念を変えるぐらい小型高性能のイノン製ストロボも結局2台も購入した。ついでにストロボアームには水中着脱可能なクローズアップレンズを装着できるようなギアも買った。これで動き回らず逃げないような被写体にはかなりのスーパーマクロ撮影が可能だ。
ついでのついでにターゲットライトも最新型のものを買った。LEDだし、小型だし、ワイドアダプターも付いているスグレもの。高いけどこれがあれば暗がりに潜むチビ生物を照らし出せる。ヘッヘッヘだ。
早く使いたいぞって感じだ。
小型軽量を活かして、2灯ストロボでもアームは一本だけにした。もう一本はホットシューから延長してストロボを取り付けた。小型ストロボならではのやり方だ。
ちょこっと手を出したつもりのマイクロフォーサーズ規格を活かした撮影システム、結局、ウン十万円仕事になってしまった。チクショー!!。
しょうがないので、使わずにほこりをかぶっていたフィルム一眼用の水中ストロボやさまざま持っていた大量の備品をヤフーのオークションに出品してみた。
面倒なのでこの2ヶ月ぐらいの間、何度かに分けて出品してみた。売れそうな物を厳選したせいで、すべて落札された。一応自分の予想と変わらない程度の金額で処分できたので合格だ。
ヤフオクで現金化できた金額は20万円近くになった。つくづく、売りに出さずに捨てちゃったものがいっぱいあることが悔しい。
まあ、「富豪」を名乗る以上、不要品をチマチマとネットオークションに出すのもどうかとは思う。そうは思うのだが、やはり愛用してきた撮影機材は単に捨てちゃうより、他人様に欲しがってもらいたい。そんな気分だ。
オリンパスの新機材をマクロ専用機にして、キャノンのデジタル一眼をフィッシュアイズーム専用のワイド撮影にだけ使用するスタイルで一応落ち着きそうだ。
そうなると昨年発売間もなく購入したやたらと高かったキャノンの100㎜マクロレンズの出番が無くなる。売るのは惜しい。どうしようか?
結局、キャノンのデジカメをもう一台追加して、防水ハウジングも追加購入してしまう自分の近未来の姿が目に浮かぶようになってきた。
そして、マイクロフォーサーズ規格のオリンパスの方も、近いうちにフィッシュアイレンズが出るらしい。そうなると、こっちのサイズにもワイド専用機が欲しくなって、新たな機材だのストロボだのを購入するのだろう。
どうして物欲っておさまらないのだろう。性欲なら随分おさまってきたのに・・。
食欲と同じで物欲のダイエットをしないといけない。
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