「もともと、ブラジルの先住民がアマゾン川で漁をする際にカンディルと呼ばれるナマズの一種が尿道や膣、肛門から侵入することを防止するために穿いていたふんどしのようなものが、その源流とされている」。
いきなり引用でスイマセン。ウィキペディアから抜粋してみました。
このオドロオドロしい“防御服”の話は、実は私が愛する「Tバック」の解説の一部だ。
紅茶をお手軽に飲むアレではない。女性の下着とか水着のTバックだ。
Tバック好きと広言するのは少し勇気がいる。でもTバックが嫌いな男はいないだろうから別に恥ずかしがることではない。
「私は誰が何と言ってもTバックが好きだ!」。こういうことは堂々と宣言すると何だかスッキリする。
今は亡き飯島愛が、晩年に文化人然とした様子でテレビに出ようと、40代の男性なら全員が全員「ギルガメッシュナイト」のTバック姿を脳裏に思い浮かべていたはずだ。
あの時代、その名も「T-BACKS」というセクシー路線のグループもいた。今思えば滑稽だ。異常なネーミング。そのまんまだ。変な時代だった。
パンツスタイルの女性が下着のラインを隠す目的で着用しているなどと聞くと、街を歩くパンツ姿の女性にあらぬ妄想を抱く若い頃の私であった。
その後、とある女性に「私はTバック世代じゃないから」と言われたことがある。真相は知らないが、世代によってTバックが敬遠されているとしたら由々しき事態だ。実際はどうなのだろう。私にとっては地球温暖化の動向より気になるテーマだ。
若い女性に「ワタシ、Tバック派で~す!」などと言われたら、もうダメだ。たとえ土偶や埴輪みたいな顔付きの人でも一生懸命親しくなろうと試みてしまいそうだ。
今日こんな話を書き始めたのには理由がある。先日(7月16日付)のブログで紹介した昔のフィルム整理をしていたらムフフ画像が出てきた。
マレーシアのとある小さな島で知り合った“Tバッカー”の写真だ。
お互い一人旅同士、日本人は他にいない島だったため、必然的に言葉を交わすようになり、浅瀬のサンゴ撮影の際にモデルになってもらった。
この女性、常に水着はTバック。私にとっては神だ。ブラジル人にとってのペレ、アルゼンチンの人から見たマラドーナみたいなものだ。
人も少ない寂しい離島でTバックで闊歩している姿はかなり変だ。何が目的で、はたして何者なのかが気になった。
気になったものの、なんてったってTバックモデルだ。細かなことは気にせずいっぱい写真を撮った。
まだ20代だった可愛い私は、大胆に接近撮影できず、最初のうちはあくまでサンゴがメインの真面目な写真を撮っていた。それでもなかなか貴重な体験なので萌え~!って感じだった。デジカメなどない時代だ。とにかくフィルム枚数が気になった記憶がある。
そうはいっても、翌日あたりになると途端に図々しくなって、徐々に接近撮影だ。だんだんサンゴなどどうでもよくなる。順光や逆光すら気にせず、出歯亀カメラマンに変身だ。
最後の画像なんて、一体何をしてるんだって感じだ。我ながらバカ丸出しである。
Tバックへのこだわりを文章にすると、どうしても話があられもない方向に滑っていく。いい加減にしておこう。
夏だし、暑いし、今日はこういうくだらない話でスイマセン。。。
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