2011年3月28日月曜日

ユーロスターはエラい

ツイッター、スカイプ。このあたりをマスターしたいのだが、ちょっと良く分からない。誰かに教えてもらいたい。

今回の震災では、既存インフラのもろさの一方で、新しい通信手法の有効性が注目された。地震当初はNTTの災害伝言ダイヤルもつながらなかったから、やはり、新兵器の研究を怠ってはいけないと痛感した。

わが家の娘は、自宅から1時間ほどかかる学校にバスと電車を乗り継いで通っているのだが、地震が起きたあの時間が帰宅途中だったら、どこにいるのかサッパリわからん状態になっていた。

運良く授業中だったので、学校で待機になったことを緊急連絡メールで知ることが出来た。オトナならいざ知らず、小学校低学年で帰宅困難になるのは厳しい。

携帯は規則で持たせられないので、娘には「どこ・イルカ」というシュールなネーミングの機械を持たせている。親の携帯に子どものいる場所が地図表示されるわけだが、あの日は肝心の携帯がつながらなかったから、いざとなったら頼りにならない。

結局、手書きの震災マニュアルを作って娘の定期入れにセットすることにした。登下校ごとに移動中の場所によってどこでどうしろという事細かな指示を書いた。

問題は私の達筆をいざというときに娘が読めるかどうかだ。

ツイッターとかスカイプの話だった。人に聞いてもいまいちピンとこない。こんなレベルだと災害時にはたちまち弱者だ。

Facebookとやらには登録しているのだが、これまた意味と活用方法がピンとこない。
時たま「友達リクエスト」とかいう知らせが入るのだが、聞いたことのない中国の人だったりする。意味不明だ。こちらもどなたか教えてもらえないでしょうか。

さてさて、また話が変わる。昨年暮れの函館行きを体調不要で取りやめ、冬の終わりに計画していた流氷見学の旅も天候のせいで中止し、3月末に出かける予定だったロンドン・パリへの靴買い旅行も中止した。

旅好きとしては、禁断症状で悶々状態だが、そうも言っていられない。そのうち、しっかり取り返すことにしよう。

旅行キャンセルでの余談をひとつ。

今回、ヨーロッパ行きを急きょキャンセルした私にとって、頭が痛かったのがキャンセル料の問題。

私が手配していた航空券は本来、キャンセル手数料がかかるが、今回は震災という事態を前に日本航空が特例でペナルティー無しでの解約に応じてくれた。

ホテルは直前のキャンセルでもペナルティー無しなので問題ない。残るはパリとロンドン間を移動するユーロスターのチケットだ。

払い戻し不可の割引料金で購入済だったので、あきらめていたのだが、ダメ元でメールで交渉。不測の天災で混乱中なので払い戻しをしてくれとお願いしてみた。

すると、さすがオトナのヨーロッパ、あっという間に返信が来て、全額10日以内に払い戻すとのこと。かなり感心した。

日本航空のノーペナルティーも有難いことは有難いのだが、こちらは、ネットやメールでの手続きはダメで直接電話で解約交渉を申し出た人に限ってキャンセルチャージが免除された。おまけに払い戻しには「2,3ヶ月」かかるとか。

ユーロスターの対応と比べちゃうと有り難さも半減だ。まあ直接の被災者でもないのに通常とは違う恩情措置が受けられたのだから文句は言えない。そっちに文句を言うより、ユーロスターの対応の素晴らしさを強調しておこう。

次回ヨーロッパに行ったら、ユーロスターばかり乗りそうな気がする。

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