東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2015年6月19日金曜日
夢占い
今日は夢の話。
といっても神楽坂に建坪100坪ぐらいの平屋を建てたいとか、愛人が10人欲しいとか、そういう夢ではない。寝ている時に見る夢の話だ。
ここ1~2年、何度か見るようになったのが宙に浮いている夢。宙というより3階ぐらいの高さに浮かんで下を歩く人を眺めている夢である。
楽しいとか恐いといった感覚はなく、ただボンヤリと浮かんでいるだけ。幽体離脱でもしているのかと不安になる。
10年以上前までは、両手をパタパタと上下に振って意のままに空に浮かび上がってフラフラ空中散歩をする夢を見ていた。
どうやら空中方面?に縁があるらしい。
どうせ見るならセクシーダイナマイトみたいな女性とネンゴロになる夢のほうが嬉しいが、そういう色っぽい系にはちっとも縁がない。
そんなこんなで何気なく夢占いみたいなサイトを覗いてみたのだが、空中方面は夢の定番らしい。アレコレと診断が出ていた。
それによると「飛んで上昇していく夢」は大吉夢なんだとか。立身出世、独立、勝利が約束され、夢がかなうらしい。
ホンマかいな?である。
私自身、パタパタと両腕を羽ばたかせて勢いよく上昇する夢は過去に30回は見ている。立身出世などしていない。今の暮らしを思えば、「独立」はある意味達成?したが、そんなものが「勝利」だとも思わない。
大吉夢を何十回も見ているということは、私自身の人生は大吉なのだろうか。あまり自覚はない。
いや、健康で仕事もあって、楽しく過ごせているだけで全地球人類規模で見れば物凄く大吉なんだろう。
改めて自覚しないといけない。
さてさて、空に上昇していく夢もボンヤリ浮かんでいる夢も似たようなものだと思っていたのだが、夢占い的にはまったく意味合いが異なるらしい。
引用してみる。
~上昇のエクスタシーなしに、単に空中に浮かんでいる夢は、自分自身が定まらず足元が不安定な現実をあらわしています。現実生活で嫌なことがあって、現実から逃げたいと思っているのでしょう。性欲は高まっているのですが、エネルギーを向けるべき対象が定まっていません。宙に浮く夢は、落ちる夢と同時に見ることもめずらしくありません。深層心理には、「将来に対する強い不安」があります~。
おいおい!って感じである。飛び上がっていく夢とはまるで違う。現実逃避ばかり考えるダメ人間みたいな話だ。
なんで性欲が高まっているのかも意味不明である。男だったら性欲なんていつだって高まっている。
そんなことないか。
まあ、「将来に対する不安」は分かる気がする。でも、それだって誰にでも共通する悩みだろう。
それにしても世の中に溢れる夢占いや夢診断って何を基準にどういう根拠で流布されているのだろう。インチキくさい感じの反面、うなずける話もある。
古来、夢は神のお告げとみなされていたから、その積み重ねが一種の統計学的に整理されて構築されてきたのかもしれない。
白蛇の夢は縁起がいいといわれるが、あれも日本人の信仰に由来しているわけだから、西洋人の世界では通用しないはずだ。
キリスト教では蛇は悪者だから縁起物扱いされるとは思わない。「一、富士、二、鷹、三、なすび」も然り。
近現代になってからの精神分析的なアプローチによる夢分析はある程度うなずける。追いかけられたり、落っこちる夢は何らかの心理的な圧迫感やストレスを抱えている表れだそうだが、その通りだと思う。
予知夢や正夢というジャンルになると、脳科学的にも精神分析上もその実態はナゾのままらしい。神のお告げとしか言いようがないのかもしれない。
ちなみに、以前このブログでも書いたのだが「プリンセスプリンセスのベーシストとして急きょ超満員の武道館で演奏する」というハチャメチャな夢を過去に5回ぐらい見たことがある。
いま思えば、突然ギターを始めた私にとっては一種の予知夢だったのかもしれない。ちょっと強引だが、そういうことにしておこう。
いつか武道館で弾き語りをする日が来るかもしれない。
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