東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2016年7月15日金曜日
イギリス イタリア 旅の雑記帳
最近は目新しいことや色っぽいこと?もないので今日もまた旅行の話を書く。
ブログは自分にとっての備忘録みたいなものなので御容赦いただきたい。
今回の旅もそうだが、ヨーロッパ方面の旅を計画する場合、空港と市街地の距離が気になる。パリなどは空港と市街地がやたらと遠いからウンザリする。
空港から目的地が近い方が楽である。旅の精神衛生上?大事な要素だ。
今回も貯まったマイルを使った無料航空券を手配したのだが、行きも帰りもとにかく羽田便にこだわった。成田空港のように都民を愚弄したかのような立地の空港を使うとイライラする。
ついでに言うと行きも帰りも夜便にした。退屈だから寝られる時間帯の方が良い。睡眠導入剤のおかげで12時間のフライトなのに、行きは小さい豚丼だけ、帰りはうどんしか食べなかった。
ロンドンのヒースロー空港は、街の中心から極端に遠くないのが嬉しい。エアポート特急でターミナル駅まで15分程度だ。
私も悩まず使う予定だったが、出発前にネット情報でお手軽な空港送迎専門のタクシー業者を知ってそちらを使った。
http://www.blackberrycars.com/
エアポート特急で駅についても、スーツケースを持つ身としてはそこからタクシーを使うことになる。そうなると合計すれば割安タクシーの料金とさほど違わない。だったらタクシーである。私のヘタレた語学力でも割と簡単にネット予約できた。
イタリアに移動する日も、空港まではこの業者を使った。ロンドンのホテルスタッフに電話予約してもらってスムーズに手配できた。空いている時間帯なら30分程度の所要時間だ。オススメです。
イタリアもミラノやローマは空港から市街地までが遠い。イヤである。今回、ロンドンから飛んだボローニャも帰国する際のフィレンツェも空港と市街地の距離はタクシーで15分程度である。とても楽チンだった。
その昔、フィレンツェといえば他の大都市から特急で行くパターンが多かったようだが、街のそばにある小さな空港が年々充実してきたようで、これを使えばかなり便利である。
日本の地方空港のような規模で、迷いようがないし、歩く距離も短い。帰国便はフランクフルト乗継ぎだったのだが、荷物もスルーで羽田まで預けられた。万事OKだった。画像は空港内唯一?のカフェで食べたラザニアだ。
さて、靴以外に買物の予定は無かったのだが、やはり旅先ではどうでもいいものが欲しくなる。
Mr.ビーンのTシャツやロンドンバスのミニカーを買ったが、果たしてそんなものを買う必要があったのか今だに謎である。このTシャツ、4千円ぐらいした・・・。
旅行計画を立てるまで知らなかったのだが、「イングリッシュ・ブレックファスト」は知る人ぞ知るウマいものらしい。
「イギリスで美味しい食事がしたければ1日3回朝食をとればいい」という格言?もあるとか。素敵なイヤミである。
残念なことに毎朝のようにホテルの部屋で「赤いきつね」や「どん兵衛」をすすっていたので、本場のフルブレックファストを味わうチャンスを逃してしまった。食い意地の張った私としたことが大失態である。
これはロンドンからイタリアに飛んだ日のブリティッシュエアーの機内食である。朝っぱらのフライトだったので一応イングリッシュ・ブレックファストである。
機内食は基本的に好きではないので、いつもはパスすることが多いのだが、これは妙にウマかった。ソーセージ、ベーコン、オムレツ、焼きトマトまで美味しかった。つくづく現地でカップ麺ばかり食べていたことを悔やむ。
お次の画像はボンドストリート駅から程近い「Burger and Cocktails London」という店で注文した一品。「一番デカいのを持ってこい」と言ったら出てきたヤツである。
非常に美味しかった。肉の焼き加減、ソースの味ともに抜群。界隈にハンバーガー屋がいくつかあったが、この店も結構な人気店だったようだ。
話は変わる。今回の旅で難儀したのがホテルでのタバコである。ロンドンではホテルは全面的に禁煙らしく、フィレンツェでも全館禁煙ホテルだったせいで、アレコレと高校生のように工夫をこらして過ごした。
ヨーロッパは路上喫煙天国のくせに室内はほぼ100%禁煙である。一歩外に出れば老いも若きも男も女もくわえ煙草バリバリだ。
街中にあるゴミ箱にも灰皿が付属しているほど喫煙天国なのに室内は徹底してダメ。そのギャップに戸惑った。
ロンドンのホテルでは部屋の窓もチョッピリしか開かないのでコッソリ喫煙するのも難しく「タバコ吸ったら200ポンドの罰金取るぞ!」という脅しの紙が置いてあって私をイラつかせた。
小心者の私は、仕方なく部屋の近くの従業員専用扉から出入りする変な屋外荷物置き場で田舎のヤンキーみたいな姿勢でタバコを吸っていた。二度ほど従業員に注意された。
フィレンツェのホテルでは、運良く外装工事中の足場が部屋の外側にセットされていたので、窓からエッチラオッチラ外に出て、とび職のオッサンみたいな感じで足場にしゃがんで街を眺めながらスパスパした。
50歳の男としてはかなりヘンテコな姿である。
そういう不都合な状況に追いやられるたびに禁煙しようと思うのだが、それはそれで世の中の流行に踊らされているみたいでシャクである。
さてさて話がまとまらなくなってきた。
その他、印象的だったことのひとつが、ロンドンの巨大デパート「ハロッズ」のデパ地下がオシャレだったこと。
イートインの店もウマそうなラインナップが揃っていたので、一人旅などでまともなレストランに入りにくいような時には利用価値大だと思った。
魚屋さんもイナセな?衣装に身を包んだ店員が働いていて、そんな光景を眺めながらブラブラするのも楽しかった。
旅行中にイスタンブール空港やバングラデッシュでのテロ事件が起きたせいもあってか、空港などの警戒態勢の物々しさも印象的だった。
昔からアチコチ旅行してきたが、確実に世界が物騒になっていることを肌で感じる。懐古趣味ではないが、昔はもっと鷹揚だった。今のように機関銃をごく普通に目にするようになった現実がとても残念である。
というわけで、旅関連の話で4回も更新してしまった。お付き合いいただき有り難うございます。
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