2016年11月28日月曜日

プリン体VSコレステロール


年に一度、身体のアチコチをチェックしている。胃と大腸の内視鏡検査がメイン。今年は大腸にポリープがあったが問題ナシ。

毎年内視鏡検査のついでに肺のCTも手配してもらう。とくに変化ナシ。今年は以前から潜んでいる胆のうのポリープらしきモノもMRIで調べてもらったが、気にする必要は無いらしい。

合格だ。血液検査では肝臓やコレステロールの数値がちょっと引っかかったが、基準値から大幅に超えた数値ではない。これまた合格だろう。

好き勝手に生きている割には優秀である。たぶん青汁とサプリ類のおかげだ。今の暮らしに「適度な運動」や「健康的な食事」を加えたら、おそらく異常なまでの健康体になって100才まで生きてしまいそうだ。


コレステロールの数値が多少悪いことは自分でも想像していた。この半年ぐらい卵系の摂取量が多かった。生タラコの酢漬けが朝のマイブーム?になり、TKG、いわゆる卵かけご飯も頻繁に食べていた。

中華に行けばピータン、寿司屋ではイクラ、スジコ。おでん屋さんでも卵はもちろん、タラコまでムホムホ食べていた。子持ちししゃも、子持ちアユも食べてきた。



この半年は「デュラン・デュラン」ならぬ「ギョラン・ギョラン」、「ギャランドゥ」ならぬ「ギョランドゥ」状態だったわけだ。

意味不明でスイマセン。

私のヘンテコな健康管理のひとつが「コレステロール」と「プリン体」のバランス感覚を考えることである。

どちらかの含有量が多いものを多めに摂取したら、次の日はもう一方の含有量が多いものを摂るようにするという理論である。

ウニをいっぱい食べたら次の日はイクラにしておく。要するにそういうことである。メリハリだ。

これを心がけるはずが、この半年ぐらいは、ロックンローラーならぬコレステローラー状態に偏ってしまっていたわけだ。

卵系はコレステロール、ウニやキモ類はプリン体である。

コレステロールは動脈硬化、プリン体は痛風である。どっちもイヤだから原因となる食べ物をどちらか一方に偏らず、交互に楽しむことを自分なりのこだわりにしている。

医者じゃないから正確かどうかは知らない。でも、どっちも好きだからなるべく偏らないようにしているわけだ。

というわけで、コレステロール値が上昇した時は決まってプリン体の方の尺度である尿酸値は下がっている。今回も尿酸値は「ギリギリセーフ」どころか「ゆうゆうセーフ」の水準だった。

これからしばらくウニばっかり食べれば、コレステロール値は下がったとしても尿酸値が上昇するはずだ。

ここ10年ぐらい、そんなことを繰り返している。まあ、私なりの一種の思い込みに近い部分もある。


この時期、ちょくちょく私が悶絶している上海ガニのミソである。老酒漬けのミソをネチョネチョ味わいながら熱くした紹興酒をピョロピョロ飲んでいるのが至福の時間だ。

コイツは一体、コレステロール派なのかプリン体派なのか、はたまたダブルパンチ派なのだろうか。よく分からない。

まあ、一年の限られた時期にしか食べないから気にしたってしょうがない。少しぐらい毒物があったとしても頻繁に食べるわけじゃない。

ちなみに、実際には多くの珍味系のウマいモノはコレステロール、プリン体双方が多いことが多い。それを言っちゃあオシマイみたいな話だが、本当はそういう認識で摂り過ぎに注意しないといけないようだ。

まあ、そんなことを厳密に守っていたら人生がちっとも面白くないから、そこそこ注意を払って、たまには粗食の日を作ってバランスを取るようにしたい。

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