東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2017年1月30日月曜日
三浦友和に萌える
パイプカットという言葉を知ったのは、その昔、松方弘樹が浮気騒動を起こした時だ。子供だった私にとってオトナへの変な憧れを抱かせてくれたのが松方弘樹だ。
70歳を過ぎてもデカいマグロを釣り上げたりして元気そうだったのに亡くなってしまった。残念である。
昭和のスターが次々に世を去る分、こっちもどんどん歳を取っていく。光陰矢の如しである。
さて、その昔にカッコ良かったスターが渋いオジサマとして今も一線で活躍する姿を見るのが好きだ。闇雲に老け込んではいけないと自分を鼓舞したくなる。
昨年、大人気になった草刈正雄も、40年ぐらい前に超イケメンとして大活躍したが、その後、パっとしない時代を経て人気が再燃した。あの歳になってもカッチョ良いから凄い。
で、今日書きたいのは「三浦友和」である。
あの人も昭和50年代初めに当時の大人気アイドル・山口百恵の相方として世の中を席巻した。
当時の友和である。顔だけでなく、シュットしたスタイルもカッコ良く、当時の百恵ファンは誰もが「友和なら仕方ない」と思う存在だった。
その後、二人は予定調和のように結婚した。その頃、桜田淳子ファンだった私は、淳子サマにも友和のような相棒が現れたら困ると真剣に心配していたことを思い出す。
その後の友和の俳優人生はいろいろあったようだ。草刈正雄も同じだが、あの頃の二枚目青年俳優は年齢とともに壁にぶつかり仕事が減っていくパターンが珍しくない。
青春スターというイメージが強烈だったから、演技派とか脇役として脱皮するのには結構な苦労もあったはずである。
私が妙に三浦友和が気になるようになったのは10年ぐらい前の映画「ALWAYS 三丁目の夕日」だ。淋しげな町医者役を好演していた。
その後も渋い脇役として活躍、5~6年前あたりの「沈まぬ太陽」での悪者エリート、「アウトレイジ」での幹部ヤクザなど、昔のイメージとはまったく違う独特な存在感が際立つようになった。
同じ頃に「RAILWAYS」という映画で、49歳にして電車の運転士になる夢を叶えた真面目一徹な男を演じていた。いつの間にか演じる役柄の幅が物凄く拡がっていった。
そんなこんなで私は三浦友和に萌えるようになった。中条きよしも好きだが(http://fugoh-kisya.blogspot.jp/2015/09/blog-post_4.html)友和はもっと好きだ。
いま放送中の連ドラ「就活家族」での友和もなかなかいい感じだ。名門大手企業で活躍していたが、役員昇格手前で不遇の失職。それを家族に言い出せずに苦悶している。
毎週毎週、画面越しに「友和ガンバレ~」と叫んでしまう私である。
昨年公開された映画「葛城事件」での演技も素晴らしかった。息子が無差別殺人事件を起こすなど崩壊していく家庭の父親役を演じた。
ドロドロになってしまった友和のキレっぷりが凄みタップリで、まさに熟練の俳優ならではの迫力に満ちていた。
ドロドロオヤジになった友和の顔である。上に載せた若い頃の顔と比較すると何とも興味深い。私はどっちの友和も好きである。
Wikipediaを見たら友和の誕生日は1月28日だとか。65歳の誕生日である。おめでとう友和!、ハッピーバースデイ友和!
渋みとカッコ良さと適度な哀愁を漂わせるあんな65歳になりたいものである。
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