東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2017年9月25日月曜日
秋とヘルス
さてさて秋である。何となく爽やかで清々しい気分だ。
つい先日、夏の終わりの寂寥感についてシンミリ語ったくせに、もう秋を楽しんでいる。
そんなものだ。
サンマの塩焼きに生のイクラである。「ザ・ニッポンの秋」である。
セミの声や風鈴の音色が聞こえなくなって寂しくなっても、この国にはサンマとイクラが待っている。
スイカやかき氷、焼けるような陽射しが過ぎ去っても、この国では「松茸の土瓶蒸し」も待っている。
さすがだ!秋。
私の生まれた季節は秋だ。子供の頃は誕生日プレゼントが楽しみで秋になるとワクワクしたが、最近は歳が増えるのでビミョーだ。
毎年、秋になると人間ドック的な検査をサボらずに続けている。ちゃんとした人間ドックは妙に高くてイヤなので、あくまで人間ドック“的”な検査である。
血液検査の他、胃の内視鏡、大腸の内視鏡、腹部のエコー検査、肺のCT検査が主な内容だ。
これだけやれば人間ドックと変わらない。面白いもので、一連の検査が終わると検査結果を聞く前からやたらと元気になる。
「オレは健康面に気を使ってるんだぜ!」という自負心のなせるワザである。良いことをした後の晴れやかな気持ちみたいな感覚だ。
人の体調ってそんなものかもしれない。
クソまずい野菜ジュースを飲むと急に身体が綺麗になったような気がするのと同じだ。
私だけだろうか。
ふるさと納税を使って、この1年ぐらい日本全国から野菜ジュースを取り寄せている。しかし、そのうちの9割ぐらいが美味しい。
それではダメである。
私の場合、野菜ジュースに美味しさは求めていない。マズさを求めている。マズければマズいほど身体に良いと信じている。
変だろうか。
今のお気に入りは長野県安曇野市から送られてきた野菜ジュースだ。濃縮還元ではないストレートなジュースで甘味も感じられず野菜の味そのまんまである。
野菜好きな人には素晴らしく美味しいのだろう。でも、私としては鼻をつまみながら一気に飲む感じだ。そこがいい。
これは決して悪口ではない。その証拠に私はこの野菜ジュースを何度もリピートしている。毎朝食後に欠かさず一気飲みしている。
ちょっと別の話になるが、先日買物ついでに緑色のマズそうな野菜ジュースが目にとまったので恐る恐る買ってみた。
青汁で見慣れたはずの「緑色」だが、私の愛飲している青汁よりもドンヨリした緑だ。「マズさ確定」みたいな感じだが、一口飲んでみてビックリ。
アホみたいにウマかった。伊藤園の充実野菜である。あまりにウマかったので自分の中でリピート禁止を決定した。
あんなにウマいのに身体に良いはずがない。おそらくヘンテコな思い込みだが、私の中のルールだから仕方がない。マズい野菜ジュースが嫌いな人にはオススメです。
さて、会社で毎日欠かさず飲む青汁や各種サプリだけでなく、マズい野菜ジュースも日課になったのだから私も随分と良識派になったものである。
間違いなく、5年前にシングルライフになってからの方がキチンと健康管理を考えるようになった。
変な話だが、不必要に長生きしちゃったらどうしようなどと呑気に考えることさえある。
そうはいっても、青汁と野菜ジュースのせいで、食事の場面で野菜はまったく手を付けなくなった。まさに徹底という感じである。
ついでにいえば、薬のおかげで血圧が安定しているので、塩分や塩っ辛いものもちっとも遠慮せずに食べている。
健康なのか不健康なのか何となくビミョーである。
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