東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2017年10月6日金曜日
パパは最高なのか
「タバコをやめるか、痩せるか、どっちかにして」。
最愛の娘に言われた。非常事態である。
まあ、その要求に応えなかったら嫌われるとか、ウチに遊びに来なくなるとかのペナルティーは無い。
ということはスルーしちゃっても問題はない。でも、純情パパである私としては応えてあげたい気持ちもちょっぴりある。
タバコをやめるのは論外なので、選ぶなら痩せるほうである。ラッキーなことに目標値の設定の無い話である。お腹が引っ込めばいいというレベルだ。
「横から見たときにお腹がポコっと出ている点を除けば、パパは最高よ」。高校生の娘はそう言った。
よく考えれば、これって褒め言葉ではないだろうか。親バカの私は単純にそう思う。
「パパは最高よ」。この部分だけが私の頭の中でリフレインする。
お腹が出ていることは、髪が黒い、指が長い、まつ毛が長い、眉毛が太いなどと同様に持って生まれた体質である。
違うか・・・。
8年前の今頃、割と真面目にダイエットをしていた。この時は12キロぐらい落とした。ストイックに頑張るのがシャクだから、運動は散歩ぐらいでカニばかり食べて痩せた記憶がある。
その時の奮闘記録がこちら。
http://fugoh-kisya.blogspot.jp/2009/10/blog-post.html
http://fugoh-kisya.blogspot.jp/2009/10/2.html
20代の頃は、10日で10キロぐらい落としたこともある。あの頃はストイックなボクサーみたいな過酷な減量作戦ができたが、今あんなことをやると間違いなく死んじゃう。
だいたい、今の私は代謝機能が退化してしまった。息を吸っているだけで太る。深呼吸ばかりしたら巨デブになってしまう。
さて、どうしたもんだろう。まあ、3~4キロ落とせば、「ポコッ」とした腹が「ポッ」ぐらいにはなりそうだから、少しは前向きに挑もうかと思っている。
娘には「心の準備をする期間が1年ぐらいは必要だ」と諭してある。そのうち「ポッコリお腹のパパが大好き」などと言い出す可能性だってある。
何だかんだ言って、数年前に作ったスーツの腹回りが少しキツくなっているのも確かだから「微調整」は必要である。
ダイエットと意気込むとストレスになっちゃうから「微調整」というニュアンスで努力しよう。
そんな程度ではちっとも努力とは呼べないが、酔っ払った後の牛丼やペヤングをやめることは今の私には努力である。
本気でダイエットをした当時は、カニだけでなく、塩気の強い珍味類を肴にして強い酒をひっかけて酔って寝るのを基本スタイルにしていた。
そのせいで、当時は尿酸値が常に高値安定状態で、医者からは痛風発作が起きていないことを不思議がられた。
今の尿酸値は余裕で基準値内である。体重をそれなりに落とすためには、現在の素晴らしい健康状態を放棄する覚悟が必要である。
そういえば、カニと珍味の他には鶏肉も強力な味方だった。ササミをいろいろアレンジして空腹感を満たしていたことを思い出した。
http://fugoh-kisya.blogspot.jp/2009/10/blog-post_15.html
よしよし、昔のブログを読み返すことで当時の「志」が少しだけ甦ってきた。
でも、今は食欲の秋である。ウナギもウホウホ食べたいし、“タンスイカブラー”、“コレステローラー”としての生きざまを捨てるのも辛い。
ウジウジとどっちつかずのことを書き殴るシャバダバな自分がイヤになる。
目を閉じて冷静に短期未来予想をしてみた。
2キロぐらい落として四の五の屁理屈をホザいてウヤムヤにしている自分の姿が見えた。
明智光秀を気取って「敵は煩悩にあり!」と叫びたくなる。
もうあの貼ってブルブル動くアレを買っちゃえばいいんじゃないでしょうか、通販で(笑)!
返信削除富豪記者さまがシュッとしたら私も買(以下省略。。。(笑)
ブルブルするやつ、深夜の通販番組でウマい宣伝してますね。
削除いつも、あと一歩で買いそうになってます。