親バカ話をうっとうしく思う人には恐縮だが、今日はそんなテーマを書いてみる。
親離れならぬ娘離れを考えないと、老後がヤバいだろうと自分でも思っている。
成長するにつれて娘は自分の世界が広がってくる。親を構ってくれるのも時間の問題だ。
最近は、恋愛話も相談してくるようになった。父親がアバンギャルド?な高校時代を過ごしたと思っているようで、やたらと男目線、男心理を尋ねてくる。
母親には言えないそうだ。普通、年頃の女の子なら恋バナは母親が相手だから少し異質かもしれない。
でも、そんなテーマにまで父親を頼ってくれるのは有難い。こっちも頑張ってザワザワする気持ちを隠して、豊富な実体験?に基づくアドバイスに励む。
相談に乗るからには綺麗事だけではダメだ。中途半端に諭したところで子どもの心には刺さらない。
だから時にはキワドイどころか、そのものズバリの話も臆せずに話す。酒場でワイ談に励んでいる時は凄く楽しいのに、娘相手の場合は正直キツい。
でも高校生である。本音で勝負である。自分が高校生の時に思っていたこと、感じたこと、やっていたことを冷静に考えれば、その目線になって接するしかない。
まあそれはそれで幸せなことである。
別々に暮らすようになって5年。今の良好な関係を思うと自分の選択が間違っていなかったと信じることが出来る。それだけで有難い。
有難く感じるせいでついつい甘甘な接し方をしてしまうのが私の弱点である。そこを逆手に取るぐらい娘はトッポくなった。それ自体が成長だ。
話は変わる。ネットの世界で見かける父と娘を描いたイラストが大好きだ。見たことがある人も多いと思うが、実に素敵な関係性が描かれている。
せひ見ていただきたい。
3番、4番、5番のイラストが特に好きだ。
娘が幼い頃、散歩中にやたらと肩車をせがまれた。おまけにそのまま眠ってしまい、私の頭がヨダレでデロデロになってことが何度もある。
いまどんなに仲良し親子でも、あのシーンはどうやっても再現できない。私の人生における大事な一瞬だったとこの歳になって痛感する。
ウチに泊まりに来ればいまだに私と同じベッドで寝たがる。5番のイラストのように私は端っこで眠る。
でも、それも時間の問題だろう。縮こまって寝ていたことが懐かしい思い出になる日も遠くない。
明日に迫った我がバンドのライブには友達を連れて来るようだ。義理で渋々来るなら友達を誘うはずもない。ステージではせいぜいカッコつけてオッサンみたいな言動は控えようと思う。
今日は、父と娘を描いたイラストを紹介したかったせいで、つい親バカ話を熱く語ってしまった。
いいなぁ、デレデレで。幸せそのもじゃないですか。
返信削除ポテ珍3号さま
削除確かにデレデレ出来ること自体がとても幸せなんでしょうね。継続できるように頑張ります。
💕💕💕
返信削除