東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2017年11月20日月曜日
謎の占い 謎の整体
このところ富豪っぽい話をちっとも書いていない。体重調整をしていたせいで、暴飲暴食はもちろん、楽しい場所でウェイウェイしていないせいだ。
その代わり、謎の占い師を訪ねたり、謎の整体師に身体のバランスを整えてもらうなど、寄る年波に沿った行動に励んでいた。
謎の占い師さんとは5年ぐらいの付き合いになるだろうか。3ヶ月に1度の割合で、ほぼ雑談ながらアレコレとみてもらっている。
易や方位、四柱推命みたいな一般的なものに加え、その占い師さん独自の不思議な霊感的な能力をハイブリッドした占いだ。
私が持つスピリチュアル的な部分と占い師さんの持つ波動みたいなものが衝突して、不思議な現象が起きたこともある。
うさん臭いと言えばうさん臭いのだが、まあ、世の中の多くのことがそもそもうさん臭い。
霊感的なものを信じるかどうかは人それぞれ。私自身は40%ぐらい信じている感覚だ。やはり全面的に信用して依存しちゃうのは問題だ。
当たるも八卦、当たらぬも八卦という言葉通り、占いで言われた話に過剰反応するのは避けたい。“オイシイとこ取り”感覚で接した方が賢明だ。
以前から、その占い師さんには私の住まいが重度の「隠居の家相」と言われている。確かに家でグダグダするのは好きだし、それがまた妙に快適なのは事実だ。
恋人も出来ないし、新しい発想も出ないし、活力も湧かない。隠居の家相だとそうなるらしい。子どもだったら引きこもりになっちゃうそうだ。
そんな話をいちいち信じていたら堪ったものではないが、思い当たるフシが無いわけでも無い。
思えば昨年はやたらとまっすぐ家に帰りたがってボケ~っと無気力に暮らしていた。自分でも隠居の家相が原因かと思い込んでいた。
とはいえ、今年の私はかなり元気ハツラツで、昨年と比べれば活発に動いた自覚がある。占い師に言われたネガティブな話を信じ込んじゃうことは時にマイナスになる。
というわけで、隠居の家相なんて関係ないぜと占い師さんに反論してみたが、さすがに向こうもプロである。
私の顔をしばし凝視する。そして、最近の私がむやみやたらに心配事を多く抱えていることを指摘しはじめた。
で、「必要以上に心配する心理状態は隠居ジイサンと同じ」だと切りかえしてきた。
屁理屈みたいな話ではある。でもちょっとは気になる。来年は引っ越しを考えているので、結局、方位や家相を気にするハメになりそうだ。
ちなみに、どうでもいい話だが、占い師さんによると、私はかなりの「面食い」なんだとか。そりゃあ間違ってはいないが、逆に面食いじゃない人なんていないはずである。
結局、占いってそういうことなんだろう。
話は変わって、謎の整体師である。これまた不思議な話で、ギコギコ、グリグリみたいなことはほとんどせずに、スリスリしたり、トントンするようなよく分からない力で身体のバランスを整えてくれる。
施術前に2台並んだ体重計に片足ずつ載せて左右どちらかに体重が偏っていないかがチェックされる。たいていはバランスが崩れている。
施術後に再度同じように測ると左右の重量バランスが均等になっている。結果が目で見えちゃうから素直に効能を信じるしかない。
その昔、腰痛がヒドかった時に直してもらったことをきっかけに時々通っている。最近もカカトが痛くてうまく歩けなくなった時も2~3回通ったら痛みが取れた。
先日はオジサマバンドライブに向けて身体のバランスを整えてもらった。面白いもので施術後は視界がスッキリと広がり、歌う際の音程も狂いにくくなる。
こっちは霊感とかそういう系ではないが、ある意味、似たような部分もある。つまり、思い込みである。
「施術してもらったから大丈夫」「きっと音程を狂わさずに歌える」。気持ちなんてちょっとしたことで前向きになる。
健康診断を受けただけで気分がスッキリするのと同じだ。
占いやカウンセリング、整体に至るまで、そんなポジティブシンキングにつながるなら面白がって使ってみるのも悪くない。
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