東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2018年7月4日水曜日
抹茶ティラミス かき氷 モンブラン
近頃のコンビニスイーツはやたらと美味しくてビックリする。あれじゃあ街のケーキ屋さんは商売あがったりだろう。
私はそこそこ「スイーツ男子」である。家でテレビを見ながらお茶と甘味でホゲホゲする時間が大好きだ。
我が家の冷蔵庫には「こしあん」を常備している。小皿にちょろっと盛って小さいスプーンでちろちろ食べながらお茶を飲むのが最高だ。ヘタなお菓子より単なるこしあんをストレートで食べる方が間違いがない。
さて、先日、頂き物のお菓子をやたらと気に入って自分でも取り寄せてみた。その名も「備前焼みるく饅頭」である。
さほどポピュラーではないらしく、ネットで探すのに少し手こずった。白あんとジャージー牛乳の風味が絶妙に混ざり合って食感もしっとり。絶品である。
甘味が好きとはいえ、わざわざそのためにどこかに出向くほどのマメさはない。でも、女子高生の娘にせがまれると喜んでアチコチに出かける。
先日は入間まで出かけた。埼玉の向こうの方である。アウトレットパークで父親にあれこれ買わせたい娘が、パーク内のスイーツ屋にもあたりをつけていたようで「抹茶館」という店で甘味ざんまい。
京都で人気を集めている店の関東初出店だとか。枡に入った宇治抹茶ティラミスが名物らしい。
甘さ控えめで品のある味わいだった。正直言えば私はもっと下品に甘い方が好きかもしれない。そこは好みの問題だ。日々、いろんなスイーツを食べている女性には上品さが斬新なんだろう。
別な日、学校が早く終わったという娘から「かき氷が食べたいから付き合え」との指令が下る。私の職場から遠くない目白にある甘味処「志むら」が目的地だ。
午後のひととき、仕事をさぼって娘と合流する。この店のかき氷は昔から地元で有名だったのだが、近年はSNSやメディアのせいで簡単には入れないほどの人気店になってしまった。
期間限定の「つぶつぶ夏みかん」である。いやはや素晴らしい。酸味を中和するために氷の中には適量の練乳が潜んでいた。絶妙だった。
黒蜜きなこ味などの私が好きなかき氷も捨てがたいが、期間限定だとついついレア感に誘われてしまう。
この日、娘は「生イチゴ」を頼んだ。他にもメニューにはそそられるラインナップがあったのだが、さすがに氷ばかりを大量には食べられないから2人で2品で我慢する。当たり前か。
さてさて、今の世の中は愛煙家にはツラい状況である。喫茶店なのにタバコが吸えないクソったれみたいな店も珍しくない。
レストランもダメ、路上もダメとなると、食後の一服という私にとっては、呼吸するのと同じぐらい当たり前のことも制限される。
とある日、銀座8丁目のインド料理屋で食事。ああいう強い味を楽しんだ後の一服は欠かせない。でも、タバコを吸える場所がない。
仕方なく銀座通り沿いにある「カフェパウリスタ」に入る。明治時代にルーツを持つ我が国喫茶店業界の大名跡?である。
この近辺で食事した後に立ち寄ることが多いのだが、目的は食後の一服である。単なる喫煙所として使うのは申し訳ないので、いつも甘いモノをオーダーする。
この日はモンブラン。良くも悪くも味は普通である。でもその普通な感じに独特な安心感がある。いわば昔っぽい味だ。
郷愁を誘う感じにすっかりヤラれてしまうようになったが、甘いモノに関しても同じだ。SNS映えみたいなオシャレ~な一品よりもオーソドックスな一品に魅力を感じる。
そんなことを書いていたら無性に「冷やし白玉汁粉」が食べたくなってきた。
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