東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2018年8月10日金曜日
プルームテックに手を出す
プルームテックという電子タバコをちょくちょく使うようになった。生粋の愛煙家?としてはちょっとシャクだが、便利だから状況に応じて普通のタバコと使い分けている。
電子タバコといえば「アイコス」が定番みたいだが、プルームテックも急速に普及しているようだ。特徴は匂いがほぼ無いことだ。
煙はそこそこ発生するのだが、水蒸気のような煙だからすぐ消えるし、何よりも匂いが無いから使い方によっては禁煙の場所でもコッソリ利用できる。
禁煙の場所ではホントは使ってはいけない。私だって一応わきまえているが、人間だからインチキもしたくなる。人の目がなければ禁煙の場所でもプハプハしてしまう。
トイレでコッソリなんてパターンは案外多くの人がやっているかも知れない。高校生みたいで情けないが、禁煙ファッショの昨今だからそんな活用法もありえる。
私の知人は禁煙の場所でプルームテックを使う場合、煙を吐き出す時におしぼりを口に当ててごまかすらしい。なるほどって感じだ。
良い子はマネをしてはいけない・・・。
長距離路線の飛行機でビジネスクラスぐらいの座席感覚があって、なおかつナイトフライトで消灯されていれば、はっきり言ってプルームテックを吸っても周囲にはバレないと思う。
あくまで例え話である。そのぐらい周囲に煙や匂いを撒き散らすことがないという例え話である。
電子タバコはタバコの葉っぱを燃焼させる仕組みだが、本物のタバコとは似て非なるモノだ。タバコのほうが断然ウマい。
それでも、「ビタシグ」などの代用品に比べれば、レッキとしたニコチン吸入グッズなので「タバコが吸いたいぜ」という欲求にギリギリ応えてくれる。
ビタシグについて考察した話はコチラ。
http://fugoh-kisya.blogspot.com/2017/07/blog-post_5.html
アイコスのほうが本物のタバコに近いが、あれは私の美意識?ではNGである。箱からストローで牛乳をすすっているように見えてしまう。中途半端に思える。
プルームテックの利点はライターも灰皿も不要なところだ。もちろん、充電という面倒な作業が必要だが、複数のプルームテックを用意してアチコチで充電しておけば何とかなる。私も最近ようやく慣れてきた。
電子タバコに手を出したのには理由がある。自社ビルの老朽化で、近い将来、職場が移転する可能性が出てきたためだ。
今は社内の空きスペースでスパスパできるが、移転したらそうもいかないだろう。匂いの無いプルームテックに慣れておけば、タバコに厳しい環境に変わった時に便利だと考えたわけだ。
おまけに今の我が家は禁煙条件の賃貸マンションである。だから基本的にタバコはベランダで吸う。でも、室内でスパスパしちゃうこともある。そうするとやはり匂いが残る。退去の際のトラブル回避のために、室内ではプルームテックを中心にし始めたわけだ。
ちなみに、子ども達と会う時にも今までは基本的にタバコを我慢していたのだが、プルームテックなら気にせずプカプカできる。これが一番便利さを実感している点かもしれない。
なんだか言い訳ばかり書き連ねてしまった。愛煙家にとって邪道?な電子タバコに手を出してしまったことに一種の敗北感にも似た気持ちになっているのも確かだ。
ハヤリものに乗っかってしまった居心地の悪さというか、ラーメン屋に並んでしまうカッコ悪さみたいなヘンテコな気分である。
まあ、こればっかりは仕方がない。そういう時代だと居直ろうと思う。切なる願いは電子タバコの一層の進化である。
ハッキリ言ってタバコの美味しさには遠く及ばない。まだまだ“ナンチャッテ”のレベルである。
発売当初はクソマズかったノンアルコールビールが徐々に進化してそれっぽい味に近づいているように、電子タバコもステップアップして欲しい。
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