東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2018年10月15日月曜日
ライブまで1か月
10月も半ばを過ぎてしまった。いよいよあと1か月である。もったいぶった書き方をしたが、我がオジサマバンドのライブが1か月後に迫ってきた。
今年で7年連続で人様の前で歌う。いっぱしのキャリアだが、あの緊張感は独特だ。シレっとした顔でこなしているように見せているが、いつもテンパってしまう。開演寸前なんてほとんど脳ミソが白くなる。
今年は新バンドとしてのステージである。今までやっていた旧友2人と我が姪っ子で始動。その後、笛男さんが参加することになり、更にエレキ男さんも加わることになった。
昨年暮れから演目などを協議して今年の早いうちから遊びを兼ねてちょこちょこ練習してきたのだが、当初予定より遙かににぎやかな感じになってきた。
エレキ男さんはメンバーである旧友の新卒入社時の同期だ。笛男さんも別なメンバーの大学同期だ。要するにオッサンだらけ、いやオジサマ中心である。
23歳の姪っ子のおかげで平均年齢をどうにか下げているが、基本的には紛うことなきオヤジバンド、いや「素敵なオジサマバンド」である。
姪っ子は現在、就職した某特殊部隊?の新人訓練中で、参加できるか微妙だったのだが、9月になってからようやくスケジュールが確定して正式に参加が確定した。
エレキ男さんは有難いことに自ら我がバンドに興味を持ってくれて、これまた9月から急きょメンバー入り。
8月までは旧友トリオでアレコレ練習を重ねていたのだが、この2人のおかげで、がぜん様相が変わってきた。かなり本格的?に仕上がってきた。
姪っ子はキーボードとバイオリンといくつかのコーラスを担当する。今や強力な戦力として欠かせない存在だ。オジサマ軍団のムサくるしさを緩和する重要なポジションである。
私が以前にやっていたバンドライブの前座でも一緒に組んだ経験がある。もともと、大学時代はオーケストラ活動をしたり、いくつかのバンドを掛け持ちしていた絶対音感娘である。
最近では積極的にアレンジの提案もしてくれるようになった。ミュージシャンのフリをしているだけの叔父としては頼もしい存在だ。
叔父と姪という関係性も私には有利だ。ピアノも弾けてバイオリンもこなす人にエラそうに注文をつけるのは気がひけるが、そこは赤ちゃんの頃から可愛がってきた相手である。
「テキトーにイントロ考えて」、「そこんとこ、テキトーにコーラス入れて」といった乱暴なリクエストを出しまくっている。
「テキトーに」という指示が一番困るようだが、姪とは昔から仲良く交流してきたこともあって、渋々、いや、泣く泣く要求をこなしてくれている。
急きょ参加が決まったエレキ男さんは、いわゆる“腕っこき”だ。地元のライブハウスで頻繁にセッションに参加するなど、いわば場慣れしたギタリストである。
私のように1年に1度のライブでアタフタするようなタイプではない。キャリアが豊富だから応用力の高さが魅力だ。練習でも常にいろんな演奏を試してくれる。
あえてネタバレの話を書くが、エレキ男さんと某メンバーが2人だけで披露する「あんたのバラード」(世良公則&ツイスト)は絶品だ。エレキとアコギのめくるめく攻めぎ合いが素敵だ。練習で聴いてシビれた。
エレキ男さんには当初2,3曲だけ参加してもらおうかと考えていたのだが、その達人ぶりに一同脱帽し、10曲以上、というか、ほとんどの演目で何らかの形で絡んでもらうことになった。
このあたりがオジサマの柔軟性というか図々しさかもしれない。フルートを2,3曲担当してもらう笛男さんにも、練習のたびにみんなで無茶な注文をして困らせている。
今回はオリジナル2曲を含む15曲ほどの構成だ。曲順も決まったので、私としてはMC台本作りにも着手しなければならない。
フロントマンとしてはコレが一番大事だ。いや、キチンと歌うことと同じぐらい大事である。
お客さんとの一体感を出すためにはそれなりに工夫を凝らさないといけない。そろそろMCネタも絞る必要がある。
オリジナルメンバーとは専用の掲示板みたいなサイトで随分前からやりとりを続けてきた。でも音楽の話は半分ほど。残りは呆れるほどのくだらない話だ。ある意味でMCネタの宝庫である。
下ネタも多い。みんな疲れているオジサマだから、下ネタになっても「空砲」だの「不発弾」といった品のない!?言葉が飛び交う。そんなタイトルのオリジナル曲を作ろうと真剣に検討したりしてバカ丸出しである。
ベテランみたいな顔をして100人以上のお客様を前に演奏するわけだから、自前の曲が1曲も無いようでは大人バンドとして収まりが悪い。とはいえ、オリジナルが多ければお客様は退屈してしまう。
結局、オリジナルは、子を思う親の気持ちを描いた新曲と、旧友を偲ぶ友情の歌との2曲にとどめた。残りは中年世代になじみのある曲を多めに揃えた。
アリスや桑田さん、明菜ちゃんや森高、ドリカム、ゆず、松山千春、斉藤和義などのカバーを特訓している。
きっと楽しい宴会、いや、ライブになると思う。
覗きに来たいという有難い方がいらっしゃいましたら、コメント欄にその旨お知らせください。コメントは掲載しませんのでお気軽にどうぞ。会場は青山にある割と大きめのライブハウスです
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