幸せにもいろいろあるが、冷凍食品がここまで進化した時代に生きていることは凄く幸せだと思う。
変な話、普通に家庭人として暮らしていたら、嫁さんの手料理中心の生活だろうからイマドキの冷凍食品のウマさを知らずに生きていたはずだ。
どっちが幸せかビミョーではある。。。
古い人間だから一昔前までは、冷凍食品イコールろくなもんじゃないという固定観念があった。キチンと料理を作ってくれた親や嫁さんのもとで生きていれば自然とそうなる。
実際に昔はあまり美味しかった印象はない。あくまで仕方なく食べるモノという次元だった。
ところがどっこい、今の冷凍食品はヘタな飲食店で食べるより美味しい。なんじゃらホイって叫びたくなることもある。
もりそばまでウマい。冷たいそばは麺の喉ごし、風味がすべてだ。解凍して食べる冷凍食品という性質上、はたしてマトモなレベルなのかと思って半信半疑で食べてみた。
冷凍のそばをレンジで解凍する。その後、冷水でシメて水を切って食べるだけだ。そうやって書くとマズそうである。
実際に作っている時もマズそうだなあと思ったのだが、食べてビックリ、なんじゃらホイ!だった。
そばのコシ、そば自体の甘味がしっかり感じられて、そこらへんのそば屋より10倍、いや20倍ウマい。素直に驚いた。
こちらは中華焼きそばだ。数々の商品を食べ比べた私のイチ押し。赤坂離宮の料理長監修という大げさな感じも納得のウマさだ。
麺がかなりの仕上がりだと思う。両面焼きという記載通り、両面に焦げる寸前みたいな硬めの部分がしっかりあって香ばしい。
餡もウマいのだが、個人的には麺を楽しみたいから、餡は半分ぐらいしか使わない。余った餡はそれだけで酒のツマミになる。
冷凍パスタはさほど感動する商品に出会わないのだが、次に紹介するボロネーゼは飛び抜けてウマい。
ボロネーゼの本場・イタリアのボローニャに行くたびに毎食毎食ボロネーゼばかり食べる私が大喜びするレベルだから間違いないと思う。
ちなみに、たらこスパゲッティなどの和風系のパスタについては、まだバツグンの一品に出会えてないから、メーカー各社さんにはそっち分野にも革命を起こして欲しい。
麺の話ばかり書いたが、チャーハン類も各社がしのぎを削ってどんどんウマい商品が出ている。
強いて言うならガッツリ強い味の商品だけでなく、オジオバ向けの優しい味わいの炊き込みご飯などのラインナップがもっと充実してくれると嬉しい。
やはり、古い世代の人々は冷凍食品に対してネガティブイメージが根強いから、そっち世代より下の世代向けの商品開発が優先されるのだろうか。
まあ、ガッツリ系だって私のような偏食太郎!にとってはやたらと嬉しいジャンク系の逸品も存在するからそれはそれで喜ばないといけない。
冷凍に負けずにチルド系のレトルト食品も進化しているし、エンゲル係数をあまり気にしない?中高年シングルにとっては、何とも便利な時代になったものだ。
先月の引越し以来、目の前のセブンイレブンとネットスーパーの配達と、ついでにウーバーイーツの宅配のせいで、新居のキッチンはピカピカのままだ。
何となく罪悪感みたいなミョーな感覚に陥るのは、やはり私が古い人間だからだろう。
まあ、いいか。
こんにちは。
返信削除私も、最近のこうした加工品のおいしさには驚嘆しているところです。
ウチは、ラーメンなら○ちゃん生麵を加工してタンメンにしてみるとか、広東麺にしてみるとか。スパゲッチーは市販ソースに肉を入れたり、チーズを入れたり、一加工するとすばらしい味になるというのがわかり、「あなどれない」と思い始めました。
蕎麦なども冷凍があるのですね。今度買ってみますが、十割の乾麺で十分かな、という気持ちもします。やきそばやチャーハンは自分で作った方がいいかなあ、と言った気分です。
まあ、とにかく百聞は一見に、ということで試してみます。
佃在住さま
削除先日は青葉の情報もありがとうございました。
冷凍食品、世代的に何となく認めたくない心理もあるのですが、頻繁に感心させられています。