2020年6月15日月曜日

浜離宮 花菖蒲 水上バス


さっぱり分からない東京アラートとやらは解除されたが、世界に目を向ければ今も1日で10万人規模の感染者が発生しているから油断は出来ない。

海外との往来もいつまでも制限できないから、パンデミックが過ぎ去ったつもりでホゲホゲ暮らすわけにはいかないわけだ。

この暑さの中でもマスクをしていないと変な視線を浴びがちだ。マスクの中が汗だらけだと二重アゴ解消には効果がありそうだから良しとしよう。

休日に散歩に出ても結構な人出だ。わが家の近くには隅田川が流れているのだが、川沿いは墨田テラスという名前で遊歩道・公園みたいに整備されている。

散歩にはもってこいなのだが、マスクもせずにゼーゼーとランニングしている人も多い。ちょっとイヤだ。

もっと人のいない快適な場所はないかと考えて、先日はタクシーに乗って新橋に近い浜離宮庭園まで足を伸ばした。




元は徳川将軍のレクリエーションの場だ。世が世なら庶民は立ち入れなかったわけだが、今は300円払えば快適な散歩が楽しめる。

休日でもあまり人はいない。観光客がいないからガラガラだ。感染対策上は実に安心な散歩コースである。300円で安全が買えるなら安いものだ。

都内の有料の公園は今更ながら散歩に最適だ。文京区に住んでいた頃は、すぐそばに小石川植物園、少し行けば六義園があったから時々ぶらぶらと歩いた。小石川後楽園も穴場だった。

新宿に住んでいた頃は新宿御苑に行ったし、杉並区の実家住まいの頃にも井の頭公園まで出かけた。

無料の公園も含めれば都内には結構快適に散歩できる大型公園は多い。今回初めて行った浜離宮は水辺もあって、まさに都心のオアシスのように感じた。



さえない梅雨空の散策だったが、紫陽花や花菖蒲が目を楽しませてくれた。春の花も良いが今の時期も魅力的な花は多い。

スマホのカメラを花に向けるとその場で花の名前を教えてくれる便利なアプリを教わったので、花菖蒲とやらの名前を知ることが出来た。便利な時代になったものである。

浜離宮で歩き疲れて、帰路はまたタクシーに頼ろうかと思ったのだが、公園内に水上バス乗り場があった。

おまけにタイミングよく浅草方面行きが出発間近で、次の停船場所はわが家にほど近い聖路加ガーデン前だという。わずか5分程度の乗船時間だ。まさにバス的な使い方である。料金は400円。

5分で400円は高いようにも思うが、タクシーだったら700円ぐらいの距離だからコスパは悪くない。おまけに人のいない屋上デッキで風を浴びての快適な時間だ。感染対策上もバッチリである。



ただ歩くために300円、少し移動するのに400円。二人だったら2倍必要だ。これって倹約家からみれば無駄に思えるだろうが、今のご時世、人混みを避けて快適に過ごすためにはちっとも贅沢ではない。

Uber Eatsで割高な値段設定のメシを注文したり、妙に高い配送料を取る店を選ぶことを思えば、こういう出費ははるかに建設的?な出費だ。

ちなみに、この数ヶ月、Uber Eatsを使いまくったので、クレジットカード明細からウーバーの分を抽出して計算してみた。

先月の1ヶ月だけで5~6万は覚悟していたのだが、想像以上だった。ウン万円、いや“言えない万円”だった。

一人暮らしとしては異常な金額だ。反省しようと思う。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    外に出ていいのか悪いのか、わかりません。
    浜離宮は、時期を選べば無料になります。いつも、ゴールデンウイークに中央区の広報誌に無料券が付いてきます。ちょっと混んでいますが、隅の方で、お弁当と酒(ホントは持ち込み不可ですけど、ペットボトルにワインを入れて持ち込んでいますが)で一杯やるのがウチの流儀です。
    ちょっとお知らせまで。

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  2. 佃在住さま

    無料のタイミングを知るのは大切ですね。浜離宮でピクニックは快適でしょうね!

    ありがとうございます。

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