ひょんなことから体重が減ったので何とか維持しようなどと無理なことを考えている。体調不良で落ちた体重は体調が戻れば元に戻るのが普通だ。それは分かっているのだがなかなかこんな機会は無い。
ダイエットの苦労もせずに結局6キロも落ちた。ワンダフルだ。服がみんなラクチンになった。ウッシシである。
体重問題にとって厄介なことは「間食と深夜メシ」である。娘と同居を始めたせいでこの二大天敵の誘惑から逃れやすくなった。
やはり私にも見栄はある。夜中にペヤングをニンマリ食べている姿は見られたくない。かっぱえびせんをムホムホ言いながらテレビを観ている姿もカッチョ悪いから我慢する。
“娘ブレーキ”という新たなツールを手にしたわけだからこのままシュッとした体型を目指してみることにしよう。
娘との同居によって起きた変化はいろいろあるが、娘がほぼ毎朝作っているお手製のグリーンスムージーをお裾分けされるようになったことも特筆モノである。
しょっちゅう体調を崩す私にとっては実にヘルシーな習慣である。小松菜、大葉、プチトマト、キウイ、バナナなどをジューサーでどろどろにした逸品?である。思ったほどマズくはない。青汁よりも健康になりそうな気がする。
すっかり元気になった先週末は近所の散歩に精を出し、気になっていた店にも入ってみた。この日は肉問屋が経営する「甲州天山」。八丁堀駅から5分ぐらいの距離にある。
焼肉メニューの他、とんかつもウリみたいである。遅めの午後にふらっと一人で入った私が注文したのが「特上ロース定食」。普通のとんかつ定食の2倍以上の値段だったが、エンゲル係数破綻中年男としては「特上」は必須である。
ガシガシ食べる。素直に美味しい。甘味を感じる質の良い豚肉を使っているのが分かる。ただ、若さに見放された私にはちょっと脂がクドい。特上ロースよりも高い値付けの特上ヒレかつ定食にしておけば良かったと後悔する。
特上ヒレという次回の楽しみが出来たと解釈しよう。味噌汁も妙に美味しかったし、ご飯の硬さも私好みだった。自宅徒歩圏でウマいとんかつを見つけただけで満足だ。
別な日、娘と焼肉屋に行く。わが家から徒歩数分だ。変に高級志向でもなく、かといって安さをウリにするわけでもなく肉の鮮度と質で勝負している感じのお店。店の名前はド忘れしてしまった。
まだ新しく綺麗で卓上の換気が良いから服に匂いがつくことがないのが有難い。ホッピーもあるし、酒飲み相手のニクいつまみもアレコレ揃っていて普段使いに良さそうだ。
上の画像はいろんな種類のタンの盛り合わせだ。それぞれ食感が違って飽きずに楽しめる。こんなのをツマミにホッピーを飲めればオジサマ族は幸せだ。
シメの「煮込みメシ」もなかなか良かった。冷麺やビビンバという定番のシメよりも私はこっちのほうが好きだ。なんなら朝ご飯に食べたいぐらいハッピーな味だった。
一人飲みの際にタバコの吸えるお店も探している。良さそうな居酒屋も発見したが、改装中でしばし休業だとか。残念。とはいえ他にも喫煙可能なモツ焼屋を徒歩圏に見つけたので着々と新天地の居心地が整いつつある。
引っ越しすると当たり前だが近所の散歩が楽しくなる。見知らぬ路地を探索するのはワクワクする。先日は忠臣蔵で有名な堀部安兵衛が精進していた場所を見つけて気分がアガった。他にも何と「お岩さん」を祀っている神社を発見してビビったりした。
こういう新鮮な体験はボケ防止にもつながる。残りの人生もマメに引っ越しに励もうなどと考えている。
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