自炊っぽいことをする機会が増えた。この春から娘と同居を始めたことで、パパだって料理ぐらい出来るんだぜと言いたくなって励んでいるような気がする。
とはいえ、娘と四六時中一緒にいるわけではないから最近は好き勝手な簡単調理に励んで全部自分で食べちゃうことが増えた。
家メシの醍醐味はワガママに作ることに尽きる。最近よく作る特製チキンライスも家メシバージョンの場合、呆れるほどチキンを投入すると贅沢な気分になれる。
米2合弱に対して鶏モモ肉を400グラム以上投入してみたのだが、とっても満足して思わず一人でうなってしまった。ゴロゴロ肉が主役みたいな感じに仕上がった。米しかないような外食のチキンライスのウップンをはらすことが出来た。
鶏肉の他はザク切りタマネギとマッシュルームを脇役に使った。あとは塩コショウと粉末の鶏ガラダシとソースとケチャップである。すべて目分量だが食い意地大王である私の味付けはたいてい間違いがない。
この画像だと普通っぽく見えるがとにかくチキンがゴロゴロ入っていることがハッピーだった。チキンはちょっと高いやつを買ってきて、米と混ぜる前に塩コショウとガーリックパウダーを少し投入して軽く焼いた後に白ワインをふって蒸し焼きで仕上げている。マズいはずがない。
別な日、今度は生マッシュルームとタマネギを大量に入れたチキンライスを作りたくなった。九段下にあった今は無きピラフの名門・ホテルグランドパレスのピラフに入っていた大きめにカットされたマッシュルームの美味しさを思い出してこれまたちょっと高いマッシュルームを買ってきた。
野菜嫌いのくせにピラフやハンバーグに混ざっているタマネギはナゼか大好きなので、マッシュルームとタマネギを通常の倍ぐらい投入して作ろうと画策したわけである。
チキンが大量に入っているのは単純に幸せだったが、タマネギが多すぎると何だか全体のバランスを崩していて正直言って失敗だった。何ごとも適量が大事だと痛感した。でももう少しタマネギを炒める時間が長ければもっとウマかったような気がしていずれ再チャレンジしようと思っている。
包丁とまな板を使わないというヘンテコな私のこだわりのせいで、自作する料理は簡単なモノばかりだ。ソーメン炒めもその一つ。オイル未使用のヘルシーなソーメンを買いすぎてしまったから機会があれば適当な具材でソーメン炒めを作る。
ソーメンって線が細いだけでうどんとまったく同じモノらしい。ということは焼きうどんで使う具材は何でもアリということになる。
私が最近ハマっているのがコンビーフをぶりぶり入れたソーメン炒めだ。やたらと簡単だし、カットネギを仕上げに投入するとちょっとだけ健康にも良さそうな錯覚に陥るのも良い。
味の決め手はソーメンとコンビーフを混ぜる際に蕎麦つゆを適量投入することだ。これで俄然美味しくなる。
コンビーフに限らず、その時の気分で味付けた豚バラ肉を混ぜてもウマいし、先日は札幌で買ってきたタラコをマヨネーズと和えてバターも隠し味に入れたソーメン炒めも作ってみた。
前にも書いたが、ウーバーでハンバーガーをたくさん注文してパンの部分をほとんど捨ててしまえば満腹にならずにいろんな味が楽しめる。お店では決して出来ない邪道な食べ方である。
ダブルチーズバーガーとフィレオフィッシュを合体させるフィレオダブチだってお店では恥ずかしくて出来ないが、家だったら気楽に楽しめる。
ちなみにエビフィレオとダブルチーズバーガーの合体バージョンにもトライしてみたが全然美味しくなかった。やはりフィレオフィッシュは偉大だと改めて痛感した。
ついでだから不謹慎ネタをもう一つ。私はシュークリームの外側が昔からあまり好きではない。あの頼りない食感と味の無い締まらない感じがどうにも気に入らない。ショートケーキのスポンジのほうがまだ食べる気になる。
人様の目が気にならない自宅ではシュークリームは中だけを楽しむ。手づかみで食べる手軽さは失うが、外側をかち割って潜んでいた甘甘部分だけを小さいスプーンで味わう。
普通に考えれば外側と一緒に食べるバランスこそがシュークリームの魅力である。一応私も分かっているつもりだが、子供の頃、中身がやたら少ない上げ底?みたいなインチキシュークリームを食べたトラウマのせいで今や中身だけをじゅるじゅると食べる意地汚い大人になってしまった。
作っている人には申しわけないと思っている。
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