2011年5月16日月曜日

気持ち悪い話。

年齢のせいか、モヤモヤ病のせいか、最近、気持ちが悪いことが多い。まあ、どうせただの食べ過ぎが理由だろう。

ついでだから今日は「気持ち悪い」話を書き殴ろう。食事中の人にもゼヒ読んでもらいたい。

呑みすぎて吐きまくるような気持ちの悪さは別にして、とかく世の中には気持ち悪いことが多い。

先日も家の玄関まわりを掃いていたら、ちょっとした隙間にヤモリの死骸を見つけた。小さいアリが大量に群がっている。ギョヘって感じだ。

死んでいる生き物方面はさすがにダメだ。目撃した瞬間に血圧もドカンと上がっているはず。

ここからは、いくつか過去の悲しい体験を披露してみます。

まだ学生の頃、石田純一ばりに裸足にローファーという格好で過ごしていた。とある日、めかし込んで出かけようとローファーに足を突っ込んだら違和感。何かが入っている。

靴を脱いでみると、大きなゴキブリが白い体液を飛び散らせながら死んでいる。隠れていたつもりが即死だったようだ。

触覚だけは少し動いている。裸足の私の足にはヤツの折れた脚と体液がビチョっと張り付いている。

“生足にゴキブリの内臓ビチョ・・・”。最悪だ。お気に入りのローファーは結局、捨てちゃったような気がする。

続いて靴方面をもうひとつ。その昔出かけたジャマイカでの話。靴と言っても、ダイビング用のマリンブーツをホテルのベランダで乾かしていた時のこと。

一晩経って朝になり、ブーツを取り込もうと手に取ってみた。すると、赤い色のアリがブーツの中から大慌てであふれ出てきた。大袈裟ではなく、何百匹単位、いや千匹単位だったかもしれない。

気のせいか、「ブウォーン」というような音も聞こえた気がする。

生乾きのブーツの水分を吸いに来たのだろう。物凄い数のアリがパニックになってあふれ出る。さすがに硬直した。悲鳴もあげた。もちろん、ブーツは投げ捨てたまま放置して日本に帰った。

虫方面でビビッたのは、こちらもカリブ海・ホンデュラスでのこと。離島の小さい空港で機内持ち込みのショルダーバックをX線検査台に通そうとした時のこと。

だらしなく、いくつかのチャック部分を閉めていない状態だったのだが、大きな変な色のクモが検査台に置いた私のバックの上をはいずり始めた。

10センチ以上はある大きなクモだ。ギョッとして身を引いたのだが、クモとバックはセットで検査台の奥に流れていってしまった。

検査台から出てきたバックの上にクモの姿はない。周りを見てもクモはいない。どうやら開けっ放しのチェックの中から私のバックの中に隠れてしまったらしい。

戻ってきたバックの中身を全部引っ張り出してクモを探す余裕は虫ギライの私にはない。急いで開いていたチャックを全部閉めてヤツがはいずり出てくるのを避けることしか思いつかなかった。

そして機内へ。小型のプロペラ機だったので、手荷物は膝の上に置くしかない。巨大グモがうごめいているはずのバックを膝の上に抱える。フライト中はずーと冷や汗。

到着地のホテルの部屋で、洗面エリアにバックを持ち込み、チャックを全開にする。洗面のドアはしっかり閉じて、トイレも我慢して一晩過ごした。

明くる朝、恐る恐るバックの中身を点検。クモはいない。逃げてくれたのか、そもそも入らなかったのかは分からない。でも、あの十数時間、私はずーと気持ち悪かった。

その後、旅先のホテルの部屋でもバックやスーツケースは密閉するようになった。それでも南国旅行では、スキを見てゴキブリが入り込んで私を卒倒させる。

それにしても、くだらない話をダラダラと書いてしまうものだ。お付き合い下さっている方々には申し訳ない限り。

ついでに轢死体方面をひとつ。

運転中の体験だ。住宅街の道路をさほどスピードを出さずに走っていた。前方に数羽のハトがいた。当然、最大限減速する。

路面だから運転席からは見えないが、普通に考えて、ハトは車を除けているはず。ゆっくりと前進。するとほんの少しハンドルに違和感を感じる。

「キャー!」。車のそばを歩いていた小学生ぐらいの女の子が悲鳴をあげた。どうやら轢いてしまったらしい。申し訳ないけど、なんて鈍感なハトなんだ。

どうしたものかと悩んだが、女の子の悲鳴が凄すぎて、遺憾ながら?あせってしまった私はそのまま運転続行。バッくれてしまった。

バックミラー越しに確かに平べったくなったハトらしき物体がチラっと見えたような気がした。それから数日間、恐い夢を見続けた。イヤな思い出だ。

そういえば自宅の車庫でネズミを轢いたこともある。自覚はないが、私の車の駐車位置だし、ペシャンコだったので私が轢いたのだろう。自宅の車庫入れはバックしながらだから、当然、超徐行状態だ。すばしっこいネズミのくせになぜ轢かれるのだろう。

発進する時にタイヤの陰に隠れていたネズミを轢いてしまったのかもしれない。自分で轢いておいてなんだが、処理には困った。気持ち悪いの極地だ。

鬼嫁にいくらか払うから始末してくれと頼んでみたが拒否された。随分と金額をつり上げていったのだがダメだった。

仕方なく、100円ショップで安いちりとりを買い、長いモップの柄の部分にガムテープをグルグル巻きにして遠方から回収できる装置?を開発。死ぬ思いで始末した。

子どもの頃、家に誰もいない時にゴキブリを退治してしまい、しぶしぶ泣く泣く一人で始末した時のスペシャル技法の応用だ。

この時は、割り箸を5~6本つなげて長い棒を作り、その先端に大ぶりのステッカーをくっつけた。ステッカーがもったいなかったが、粘着力はさすがだ。

長い棒を駆使してペチョっとゴキブリを確保。大きな声では言えないが、部屋の窓から隣地の庭にたたき落とすことに成功した。

自宅車庫でのネズミ事件の時は、さすがに隣地に放り込むわけにはいかず、ちゃんと正しくゴミ袋にいれて処理した。

書いているだけで気持ち悪かった思い出が甦ってくる。キリがないからこの辺にしておこう。

でも、毎日こんなことばかり考えていたらダイエットできるかもしれない。

2 件のコメント:

  1. わたし一度寝ている間にゴキを食べたことがあるようで、朝口から足が出て来ました・・・。女としてこれ以上詳しいことは書けません。
    ピーちゃん(セキセイインコ)を踏んで殺してしまったこともありますごめんなさい。
    田舎のトイレとか行って、窓の隅にゴミやら埃やら溜まっているのを見て口に入れることを想像するのが気持ち悪く大嫌いです。
    ダイエットは出来ないですよね。

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  2. 悶々さま

    ゴキ喰い・・・。
    ご立派です。死にそうですね、その体験。

    そういえば先日、全衆徳に行かれたそうで、
    あちらではサソリ食べましたか?
    ゴキそっくりのテリでした。。

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