東京出身。富豪になりたい中年男。幼稚園から高校まで私立一貫校に通い、大学卒業後、財務系マスコミ事業に従事。霞ヶ関担当記者、編集局長等を経て現在は副社長。適度に偏屈。スタイリッシュより地味で上質を求め、流行より伝統に心が動く。アマノジャクこそ美徳が信条。趣味は酒器集め、水中写真撮影、ひとり旅、葉巻、オヤジバンドではボーカル担当。ブログ更新は祭日以外の月曜、水曜、金曜。 ★★★スマホでご覧頂いている場合には画面下の「ウェブバージョンを表示」をクリックしてウェブ画面に飛ぶと下側右にカテゴリー別の過去掲載記事が表示されますので、そちらもご利用ください。
2019年6月28日金曜日
優雅なスイーツ
酒も飲むクセに甘いモノも好きだ。そんな雑食な私にとって最愛の娘と甘いモノを食べる時間は幸せだ。
娘が小遣いで食べられるような手軽なスイーツではなく、ちょっと高い路線を食べさせてあげたくなってしまう。甘甘オヤジである。
ファミレスとはいえ、ロイヤルホストなどは高級志向にシフトし始めているからパフェが1000円ぐらいする。サラリーマンのランチ2回分である。
でも、そんなパフェを気前よく食べさせる。実に甘い。パフェ自体も甘い。くだらないダジャレを書いてしまったが、来年には大学生になる娘が父親に甘えてくる時間は残り少ないだろうから、教育上良いとか悪いとかは気にしないことにしている。
先日、学校が午前中で終わった娘がわざわざ京橋まで来たので、贅沢スイーツの極みのような店に行ってみた。
京橋駅直結のこの街のランドマーク的なエドグランにデカい店を構える「トシ・ヨロイヅカ東京」のサロンコーナーである。
1階にはケーキをなど販売するコーナーとカフェがあるのだが、サロンは2階に優雅な雰囲気で用意されている。
ウリはパティシエが目の前で仕上げるコース仕立てのライブデザートである。1階で売られているスイーツとは別に、ちょっと豪勢なラインナップを選べる仕組みだ。
コースは2千円と3千円の2本立て。今回は前菜とメインがやってくる2千円の方を選ぶ。
シャンパンなどもメニューにあったが、昼だし、子連れだから紅茶にする。紅茶もいくつかのフレーバーから選べて、どれも香りが良いからホッコリする。
まずは前菜。オジサマ的にはよくわからない名前だったからうまく説明できないが、細かくカットされたフルーツに様々な甘いソースが組み合わされていた。
確かにシャンパンが欲しくなる感じだった。こういう場所で甘いモノを食べまくってシャンパンをガブ飲みするのも面白いと思う。いつかチャレンジしてみたい。
娘が選んだメインは卵のスフレ。もう一つは名前は忘れたがシャンパンフレーバーの何かとこれまたリキュール風味が印象的なチョコレート系アイスクリームの盛り合わせだ。
結論としては全部美味しかった。手抜きなし。添えられているちょっとしたソースやシロップも風味豊かで良い感じだった。
卵のスフレは甘い味わいの半熟気味の卵黄が顔を出したりして、その濃厚さはなかなか迫力があった。
スイーツに2千円と聞くとビミョーに感じるが、落ち着いた雰囲気の空間でこのレベルのものをゆったり味わえるなら悪くない。
甘くてウマいものは自然と人を笑顔にする。
平日だから空いていたのだが、40代ぐらいの紳士が一人でふらっと食べに来ていた。悪くないセンスだと思う。
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