今日は我がオジサマバンドの活動とハマショー師匠の話。
ライブ本番まで3週間ちょっとになってしまった。プロが使うレベルの青山のちゃんとしたライブハウスでの開催だから、きっちり仕上げないとカッチョ悪い。
練習もいよいよ残りわずかだ。かなり厳しく真剣に取り組んでいる。私の役割はメインボーカルである。
ボーカルというよりフロントマンだ。歌がウマいというわけではなく、MCという立場だからセンターを任されている。
MCの構成もそろそろ固めないとならない。素人バンドは全体の構成力や小ネタなんかに気を配らないケースが多いが、我がバンドは素人なりにその辺も一応重視している。
以前のバンド時代も含めれば8年連続で大勢の皆様の前でライブを披露する。そう書くとベテランみたいだ。
でも今も大緊張状態になるのは以前と同じだ。MCでしゃべりすぎるのも緊張の裏返しである。緊張を隠すのがちょっとウマくなったのが過去7年の収穫かも知れない。
基本はアコースティック系のバンドなのだが、演目によってはエレキギター、エレキベース、ドラムも加わる。
その他にも曲によってキーボード、バイオリン、フルートも参加する。すべてのメンバーが全員揃って練習できる機会はなかなか作れないが、デジタル時代だから練習音源を共有してカバーしている。
全部で15曲程度のライブだが、オリジナル2曲の他は、中年世代ならだいたい知っているような曲を選んだ。それなりにバラエティーに富んだ仕上がりになるはずである。
全部で15曲程度のライブだが、オリジナル2曲の他は、中年世代ならだいたい知っているような曲を選んだ。それなりにバラエティーに富んだ仕上がりになるはずである。
このブログを読んでくださっているかたからもご来場申込みをいただいた。実に有難いことだ。行って損したと思われないように奮戦しようと思う。
ちなみに、まだ座席には余裕があるので、お時間がある方はぜひ遊びに来てください。12月8日の日曜15時スタートです。ご希望のかたは当ブログのコメント欄でお伝えください。
さて、先週末、浜田省吾師匠のライブに出かけてきた。ファンクラブイベントの抽選に当たって、いそいそと東京国際フォーラムの公演に参加した。
今回のライブは80年代前半に発表された特定の3枚のアルバムの曲だけを披露するという企画である。私にとってはまるまる高校生時代に聞いていた曲だらけだ。
セットリストの予想が当たっちゃうぐらいのマニアである私にとっては大感動の時間だった。
若くてピュアだった自分が熱い気持ちで聴いていた曲ばかりだ。30年、いや40年近くの時間が過ぎた今になって聴き直すわけだから感慨ドップリである。
ライブ前半、客席総立ちで会場は大盛り上がりである。ハマショー師匠の楽曲の中でも高校生や10代の少年を描いた懐かしい曲がバンバン続く。
来ているお客さんは中高年ばかり。アラフィフ、アラ還が中心だろう。そんな昔の少年がノリノリで楽しんでいる。私も負けずにウォーウォー叫ぶ。
ふと気づくと涙ぐんでいる自分に気づいた。われながらちょっとビックリである。バラードでもないのにウルっときてしまった。
1980年のアルバムに収録されていた「反抗期」という曲にとくに気持ちが揺さぶられた。当時、不良になりきれなかった中途半端な私が胸を熱くしながら聴いていた1曲だ。
人としての葛藤を覚え始めた頃の歌だ。あれからウン十年、自分なりの人生を歩んできた。なんとか夜逃げもせず、気も狂わず穏やかに生きている。
そんな道のりを思い返している時に、いわば原点みたいな頃の歌が身体に降りかかってきたわけで様々な感情が渦巻いたのだろう。
悲しい涙ではない。うれし涙でもない。ただジンワリと涙がにじみ出てくる。郷愁にかられた涙だ。ノスタルジーってやつである。
音楽の力って凄いものだと今更ながら痛感した。感情がいとも簡単に揺さぶられる。イヤな涙ではなく、心地良い涙だった。
私にとって、やはりハマショーは師匠である。いや、今っぽく言えば神である。ライブの帰路、来年のカレンダーやマグカップなどを大人買いしてしまった。
お布施、奉納、ご寄進である。
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