2019年11月8日金曜日

スーツ姿とリュックの関係


男がこだわる持ち物といえば、腕時計にカバン、靴ぐらいだろうか。私の場合、靴には妙に執着心があるが、時計やカバンにはあまりこだわりがない。

まあ、靴に結構な資本投下?をしちゃうから他に気が回らないというのが実態ではある。

靴についてはこれまでいろいろと書いてきたが、最近は靴磨きをサボっているので近いうちにまとめて業者さんに磨きに出そうと考えている。


で、カバンの話である。あくまで個人的な意見なのだが、街を歩いているとスーツにリュック姿の人をよく見かける。あれがどうにも気にかかる。



カッチョ良くないと思う。若者ならともかく、いっぱしのオジサマだと何となくヘンテコに見えてしまう。

私の感覚が古いのだろうか。スーツ&リュックの皆様ゴメンなさい。

私もリュックはいくつも持っている。旅行の際には大活躍である。なんてったってラクチンだ。でも普段着の時にしか使う気にならない。



スーツにリュックだと、気のせいか制服にランドセルを背負わされていた小学生の頃を思い出す。

男にとってスーツ姿は一種の勝負服であり、戦闘服みたいなものである。私のそんな気負い過ぎな感覚がスーツにリュックという姿を敬遠するのだろう。

トートバックとやらも好きではない。ファンの皆様ゴメンなさい。女性のハンドバックのように取っ手が妙に長いタイプのアレである。

カジュアルスタイルの時や、もちろん女性が持っている分にはまったく気にならないが、スーツ姿の男性のトートバックには違和感がある。

やはりオーソドックスなビジネスバッグがスーツに合わせるのにはベストだと思う。単に保守的な考えかも知れないが、私にとっての男のこだわりである。




私が主に使っているビジネスバッグだ。茶系の革靴を履く機会が多いので茶色のバッグが一番出番が多い。今は無きイタリアの名門靴メーカー・タニノクリスチーのカバンだ。

緑色は大昔から使っているヴィトン。もらい物だ。ヴィトンの良さは頑丈さである。15年以上使っているがヘタれないのは有難い。

青っぽいのはどこかの業者がOEMで作ったのであろうマセラティのバッグ。それなりに質の良い皮を使っている。青系のスーツの時だけ使っている。

考えてみれば本当に大事な書類を入れる機会などそうはない。普段はバッグを持たない主義だし、仕方なく持つ時はたいていロクでもないものを入れていることが多い。

ロクでもないものの正体はここでは書けないほどロクでもないものである。

その昔、若者の間ではセカンドバックを小脇に抱えるのがオシャレな姿の定番だった。いま思えばカッチョ悪い。

なんだかんだ言って、男の場合、バッグを持たない姿が一番スマートだ。身軽でいてこそ余裕があるように見える。

よくわからない結論になってしまった。


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