2020年8月7日金曜日

ノンオイルそうめん ウニ醤油

暑くなると恋しくなるのがそうめんだ。このブログでも私のそうめん愛を何度も語ってきたが、最近はヘンテコな執着心は薄らいできた。

超絶的に細く物凄く高価な逸品を取り寄せたり(http://fugoh-kisya.blogspot.com/2017/08/blog-post_7.html)、スペシャルごまダレを開発するような(http://fugoh-kisya.blogspot.com/2015/04/blog-post_24.html)こだわりは無くなってきた。

物事に淡泊になっちゃうのは加齢の証だが、実際に歳を取ってきたのだから仕方がない。

そうめんは意外にカロリーが高い。製造行程で油をしっかり使うせいである。「痩せたいからそうめん」という考えは間違いである。

あんなにアッサリとした食べ物のくせに“油モノ”だという事実が残念だから、最近私が好んで食べているのがノンオイルそうめんである。


 稲庭うどんの業者さんが作っている稲庭そうめんがノンオイルだと知って食べてみたのがきっかけだ。

一般的ではないものはマズい。それが世の中の真理だから、ノンオイルという馴染みのない製法だとマズいのではと心配したが、全然問題ナシ。普通に美味しい。

ぶっちゃけて言ってしまえば、そうめんの味の差なんてタカが知れている。そんな言い方をするとマニアの人に怒られそうだが、マズくて捨てちゃうようなそうめんには遭遇したことがない。

もちろん、風味、コシなど、アッチよりコッチのほうが上だと感じる逸品があるのは事実だが、茹で時間や冷水での閉め方などをキチンと正しく守ればたいていは普通に美味しい。

 最近になってノンオイルそうめんの代表的な存在は葛入りの商品だと知って取り寄せてみた。三輪山勝製麺の一筋縄というシリーズだ。

 

 乾麺ではなく半生タイプの商品だったのだが、これが大正解。乾麺よりコシの強さを感じる。食べ慣れているそうめんとはひと味違う。今後はこればかり食べる気がする。

 話は変わる。ヘルシー志向に舵を切ったつもりはないのだが、最近はウチで米を炊く際に麦を混ぜるようになった。食感が気にいってクセになってしまった。

 

 便利な小分けパックが売っていたので、コメ1合あたり50グラムの割合で混ぜている。何よりプチプチ食感にハマった。風味も良いし、おかずを選ばずに楽しめる。カレーに合わせてもウマかった。

 TKG、すなわち卵かけご飯にももちろん合う。醤油に加えて私のお気に入りのウニ醤油をチョロっと混ぜて食べれば極楽である。手の込んだ逸品を食べているかのような錯覚を味わえる。

 

 このウニ醤油はやや味が強めなので、何かのプラスアルファに投入すると威力を発揮する。

 ウニクリームみたいなレトルトパスタソースなどに追加するようなパターンだ。たいていの薄ボンヤリした味が一気に締まる。淡い味の白身の焼き魚にちょこっと塗れば一気に高級な風味に変わる。

 ウニ醤油、もち麦ともにその魅力を引き出す大元はやはりウマいコメである。このところの私の定番が山形の「雪若丸」だ。

つや姫から派生した比較的新しい銘柄だが、粒だったこわ飯が好きな人には強力にオススメする。

 

 最近はもっぱら無洗米専門だ。普通の精米と何度も食べ比べをしたが、コメのとぎかたがヘタだったのか、私には無洗米のほうが美味しく感じた。

 普通の精米より鮮度が落ちやすいという説があるので、フレッシュさを保つために真空の2合キューブをいくつも常備している。

 わが家の炊飯器の場合、コメ2合に対して水は1617合あたりの目盛りに合わせれば充分。

 この10年ぐらい、いろんなコメを取り寄せて試してきたが、ダントツでこれがウマいと思う。

 今日はそうめんを語るつもりが、まとまりのない家メシ雑談になってしまった。


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