2025年2月3日月曜日

ジェンダーとか…

 

3ヶ月前にジェンダー問題についてアーダコーダ書いてみた。https://fugoh-kisya.blogspot.com/2024/11/blog-post.html  国連のナンチャラ委員会が日本の天皇制について「男だけが皇位継承するのはけしからん」というトンチンカンな勧告をしたことがきっかけだった。

 

日本政府も単なる抗議だけでなくもっと強硬策を取るべきだという趣旨の話を書いたのだが、報道によると最近になって日本政府が対抗措置をとったという。

 

アホな勧告を出した国連の女性差別撤廃委員会の事務を担う国連人権高等弁務官事務所に支払っている日本の任意拠出金の使途から同委員会を除外するというのがその内容だ。おおいに結構なことだと思う。

 

問題はその通りに資金が整理されているかどうかしっかり監査することだが、まずは“実力行使”を断行したことが重要だ。遺憾の意を表明だの抗議だのそんなものは屁のツッパリにもならないから状況に応じて強い姿勢をとることは大事だろう。

 

トランプさんを例に取るとWHOの脱退やパリ協定からの離脱など意に沿わぬ組織への実力行使を匂わせることで相手側の大幅譲歩に結びつける戦略を得意としている。自己中心的なエゴという見方もあるが、強いものが強さを背景に恫喝することはどんな世界でも行われている。

 

良し悪しはさておき、力を背景に優位に立とうとするのはいわば自然の摂理とも言える。平和な社会、平和な世界という理想を目指す観点からすればそれなりの妥協や譲歩、配慮や我慢も必要だから「力」の使い方は線引きが難しい。そこが厄介なところだ。

 

和の心をウリにする?日本政府が世界との付き合いの中で強い態度に出たという話はあまり聞かない。対米追従は安全保障上仕方ない面があるにせよ、それ以外の場面でもせいぜい北朝鮮相手に経済制裁をするぐらいで、たいていは“いい子ちゃん”に徹している印象が強い。

 

もちろん、やたらと好戦的で世界を相手に挑発を繰り返すような国になってほしいとは思わないが、弱肉強食の世界の中でただノホホンとしているだけなら最終的に食い物にされてオシマイである。キチンと税金を払っている身としてはそんな事態はゴメンだ。

 

かつて日本政府は国際捕鯨委員会を脱退したことがある。文化の違いから理解し合えない問題は厳然と存在するわけだから、すべての分野で是々非々精神を持って自国の利益を優先に行動するのは当然のことだろう。

 

ジェンダー問題に関しては「トランプ流」によって世界の潮目が変わる可能性も出てきた。マイノリティーの人権保護は大事だが、行き過ぎた権利主張もまた考えるべきテーマだ。日本の天皇制まで女性差別論争に巻き込もうとする勢力のイヤラシさには不快感を覚える。

 

国連だとか国家レベルの話じゃなくても、昨今の身近なジェンダー問題への神経質な世相はちょっと気持ち悪い。「言ったもん勝ち」がすべて許されるような風潮が強まれば、怪しい利権を狙うエセ弱者みたいな連中が増殖するだけだと思う。

 

何だか歯切れが悪い書きぶりになってきた。それ自体が今の社会の特徴であり怖さかもしれない。必要以上に妙に神経を使わないとすぐに攻撃されちゃうからオブラートに包んだような表現になってしまう。

 

昔なら「行間のニュアンスを読み取る」「文脈から趣旨を理解する」みたいな文章表現のたしなみみたいなものがあったが、最近の世の中ではそんな流儀も通用しない。

 

無知を恥と感じずに「そんなこと学校で習ってませんから」と居直るような人がやたらと増えてきたのと同じで、ニュアンスなどと言ったところで通用しないから困ったものだ。

 

何を書いているのか分からなくなってしまった。話がちっともまとまらなくてスイマセン。やはりこういうブログではもっとノーテンキな話に終始しないとダメである。

 

出直します()

 

 

 

 

 

 

 

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