昔より物欲が無くなってきたが、靴だけはついつい欲しくなる。靴以外に欲しくなるのはマンションぐらいだろうか。
私は結構な靴好きだ。このブログでもいろいろと靴の話を書いてきた。
いくつか紹介する。お好きな方はゼヒ覗いてください。
靴は人なり
http://fugoh-kisya.blogspot.com/2019/01/blog-post_25.html?m=1
良い靴は
http://fugoh-kisya.blogspot.com/2013/08/blog-post_28.html?m=1
ワインレッドの靴
http://fugoh-kisya.blogspot.com/2016/07/blog-post_25.html?m=1
先日、久しぶりに気に入った革靴を買った。御殿場のアウトレットにフランスの洒落靴「J.M.WESTON」とイタリアの伊達靴「Santoni」の店舗があったせいで衝動買いをしてしまった。
左がサントーニ、右がウェストンである。両方とも相場よりかなり安く買えた。とくにウェストンはパリでも激しくセールしているのを見たことが無かったから随分トクした気分だ。
丸の内にあるウェストンのショップは妙に敷居が高いイメージで、いつも外から物欲しそうな表情で眺めるだけである。
そんな気の小さい?私にとってはウッシシな買い物だった。置き場に困るほど靴があるのに迷わず買っちゃうあたりが趣味の怖さである。
コロナのせいでヨーロッパに行く機会も無くなったから、せめてフランス気分、イタリア気分を味わえたらハッピーだ。いわば私の精神衛生を維持するための出費である。
良い靴は良い場所に導いてくれるらしいから、これで私の運気も上がるはずだ。
いつもそんな都合の良い解釈をしながら生きている気がする。
コロナ禍のいま、人に会う機会が減ったことで身につけるモノに無頓着になりがちだ。
私も職場にラフな格好で出かけても問題は無いのだが、やはり“スイッチ”を切り替えるためにカチッとした格好で出かけている。
ネクタイを締めスーツを羽織って、お気に入りの革靴に足をすべらせた瞬間にスイッチが入る。昔からオンとオフの切り替えが大事だと思っているので、この部分は今も変えずにいる。
普段着の時も外出する際は気にいった靴を履きたい。「良い靴は良い場所へ・・・」という迷信を信じればこそだ。
先日、数年前に買ったスニーカーが壊れた。ランボルギーニのスニーカーという物珍しさで手に入れたものだが、やはり専業靴メーカーの製品ではないから造りがテキトーだったのだろう。10回ぐらいしか履いていないのに簡単にダメになった。
http://fugoh-kisya.blogspot.com/2016/04/blog-post_4.html
普段用にもいくつか明るめの色の革靴を持っているのだが、ラフな服装の時はカジュアル靴の出番である。運動靴っぽくないスニーカーが年齢的にもシックリくる。ちょっとした旅行の際も便利だ。
上はコール・ハーン、下はクラークスのゴム底快適靴だ。丈夫で歩きやすいこんな感じの靴もいくつも欲しくなる。
青系のスニーカーは他にも持っているのだが、“ランボルギーニ”が壊れちゃったせいで、新たに青系のスニーカーも手に入れてしまった。
「壊れちゃった」という理由、いや言い訳もなかなか悪くない。新しいものを買うことに罪悪感を持たずに済む。ちょっと嬉しい。
シャレッ気のあるスニーカー造りが得意なサントーニの一足だ。歩きやすさの点でも優秀だ。クラークスよりも気分もアガる。
なんだか話がまとまらなくなってきた。
ちなみに、運動目的で本気で散歩する時に必ず履くのが薄汚れてきたニューバランスのスリッポンスニーカーだ。
カッチョ良くないし、気分もアガらないのだが、軽さ、クッション性いずれも最高だ。すこぶる歩きやすい。
いつも履いた瞬間に歩く気満々になって、2万歩でも3万歩でも歩けそうな気分になる。実際には1万歩がせいぜいだが、かなり快適な散歩が出来る。
バカ高い靴も含めて何十足も持っているのに、セールで6千円ぐらいで買ったこの靴が一番履きやすいなどとは口が裂けても言えない。
言えないけど書いてしまった・・・。
こんにちは。
返信削除靴が好き(私はフェチと思っているんですが)な人って結構多いですよね。
飲み仲間にそういう人がいて、暇なときにバーで話を聞くのが好きです。
そんな時、必ず聞くのは、「そんなに多くの靴の靴磨きはどうするの?誰がするの?」。
大体の人は、靴磨きまでを含めて靴好き、ですけど。
学生のころからリーガル一本やりで、10年以上履いている靴がありますが、靴フェチには蔑まれています。
佃在住さま
返信削除コメントありがとうございます!
靴好きは靴磨きもマニアックに楽しみますよね。ウイスキーを垂らしたり、シャンパンを使う話もあります。
最近は横着して八重洲地下街の業者さんに靴磨きに出すことが多くなりましたが、プロの技も凄いのでそれはそれで楽しいです。