家にいる時間を少しでも快適にしたいからチマチマと工夫を凝らして楽しんでいる。
家の醍醐味といえば風呂である。ゆったり風呂に浸かりながら俗っぽい週刊誌を読むのが昔から好きだ。
最近は、目もお疲れ気味だから、何も読まずに音楽を流してホゲホゲすることも増えた。
風呂の照明ってたいてい色気もヘッタクリもない明るさだ。前に住んでいた家は注文住宅だったから風呂の照明にも調節機能を付けていたが、今のマンションでは無機質の妙に明るいライトがあるだけだ。
で、Amazonでアレコレ探していたら気になる照明を発見。防水で風呂の中に入れても大丈夫で様々な色に切り替えられる。
さっそく4個セットを購入。背面に磁石が付いていたから浴室の壁にセットしてみた。
ゆっくりと色が順々に変わっていくモードにしながら、エンヤみたいなヒーリング系の音楽をかければ楽園状態のできあがりだ。
ラブホテルみたいだ、などと思ってはいけない。そんな残念なことは言わないでもらいたい。そういう下品な発想は私には無縁である。あくまでリラックス照明である。結構気にいったので寝る前のひとときに愛用している。
風呂といえばバスタオルの選び方も大事だ。暮らしを豊かに感じるためにはバスタオルはあまり安物を使ってはいけないと思う。
この数年、随分とバスタオルを取っ替え引っ替えしてきたが、やはり値段の差は大きい。バスタオルなんてお買い得商品を適当に選べばいいと思うのは間違いである。
毎日使うものである。私は朝も夜も風呂に入ることが基本だからバスタオルの感触やサイズ、機能性は結構気になる。長さ140センチ以上が最低条件だ。
サイズが小さいのはイライラするし、吸水性が劣るのも不快だ。いまだにどういう基準で選べば良いか分からないのだが、結局は値段に比例する。
4~5千円クラスなら間違いない。いま我が家にあるのは結局そのあたりの価格帯の今治タオルばかりになった。高いといっても居酒屋で一回しっかり飲むぐらいの値段である。
風呂上がりのスッポンポンの身体をフォローしてくれる大事な相棒だ。そのぐらいの値段をケチってはいけない気がする。
ついでに言えばトイレットペーパーも値段は重要なポイントだ。高いヤツは間違いなく良い。こればかりは、高けりゃいいってもんじゃないなどと強がることは出来ない。
こういう部分を倹約するのは大事だろうが、私のモットーは「暮らしを豊かにするなら高いトイレットペーパー」である。
高い安いといっても大きな差ではない。毎日毎日それも大事な大事なところを綺麗に仕上げる!わけだからキチンとした商品を選びたい。
毎日身体に触れるものをちょっと良くするだけで意外に気分はアガるものだ。コーヒーを飲むカップ、お茶を飲む湯飲みだって然り。いい歳したオトナが100円ショップの器ばかりでは寂しい。
最近は、家飲みをすることも増えてきたが、缶チューハイ、缶ビールもお気に入りのグラスを使うだけで気分が豊かになったように思える。
私の酒器コレクションは日本酒を前提にした徳利や盃ばかりなのだが、家飲みではあまり日本酒を飲まないのでなかなか出番がない。
仕方なく焼酎を飲む時にわざわざ大ぶりのぐい飲みに氷を一つ落としてロックで楽しむこともある。お気に入りのぐい飲みを手に持つだけで味わいが確実に変わる。
缶チューハイをぐい飲みに注いで飲んだこともあるが、あれは失敗だった。ガーっと勢いで飲む酒に盃は不要だ・・・。
さてさて、どうでもいいことを書き殴ってしまったが、こんな世相だからこそ、どうでもいいことにちょっとしたこだわりを持って暮らすことは大事だと思う。
先日も寝室で使っている加湿器に水溶性のアロマオイルを入れてみた。一気にふんわりとした香りに包まれて眠りの質が上がった。。 ような気がする。
思い込みは大事だ。