何となく節制して2か月で6キロほど減量した。6キロといえば大変そうだが、元がデブデブ大王だったから、目に見えて体型が激変したわけではない。
でもいろいろとラクになった。歩くにしても階段を上るにしろ、2か月前は6キロの重りを持っていたのと同じだから割と軽快になった気がする。
運動したり、激しい絶食をしたわけではない。夜の席での食べ物摂取量を半分以下にして、深夜に何も食べず、日中にもお菓子を食べないという当たり前の地味な日々を過ごしただけである。
それでも、昔だったら食べなかった冷やしトマトや梅キュウをわざわざ頼んだりした。宗教上の理由で野菜を食べないことにしている私にとっては、これはこれで“努力”である。
ついでにいえば、トマトやキュウリを美味しいと感じた自分の劣化に驚いている。私にとっては事件である。
その昔、小学校の頃。合宿で夕飯のトマトを食べきらないと部屋に帰れないという苦行みたいなことがあった。
野菜嫌いの子ども達が泣きながら頑張っているのを横目に、教師の目を盗んでポケットにトマトを突っ込んで逃げ切った私である。
今では冷やしトマトをしっかり味わっている。歳をとるってそういうことかもしれない。
お寿司屋さんに行っても握りはほとんど食べずに、ちょろちょろしたツマミで焼酎ばかり飲んだ。日本酒も我慢した2か月だった。
画像はイクラ、鯨ベーコン、イバラガニの内子である。こういうものを並べて焼酎をロックで飲んでいればハッピーである。体重調整という苦労などまったく感じないで済む。
カニには昔から助けてもらっている。体重を落としたくなったらカニである。あいつはほぼ水分みたいなモノだから、昔から体重問題の解決に手を貸してもらう。
カニは一応高級品だし、それ以前にウマい。だからダイエットフードのようなシャバダバな気分にならずに済む。
毛ガニの上質な味噌と身をあえながら味わい、とっとと酔っぱらえばそのまま他のものを食べずに幸せな気分で眠れる。
この時期は上海ガニも出てくる。内子や外子をチビチビ味わうものだから、大口開けて頬張ってついつい食べ過ぎるなんてこともない。安全である。
こちらはズワイのメスである。セイコガニとか香箱ガニと呼ばれて珍重がられているが、その昔は地元の子ども達のおやつだったとか。
これも内子や外子をチマチマ食べるわけだから、カロリー的には優等生である。旬な気分も味わえて、おまけに太らずに済むなら毎日だって食べたいぐらいだ。
5キロの壁を越え、6キロ減という域に到達すると割とスムーズに7キロ、8キロ減も可能だ。
これは個人的な経験則だが、5キロ減あたりで一度、身体が抵抗して体重減少を食い止めようとする。そこで停滞するわけだが、その防衛戦を突破すると、また2,3キロは落ちやすくなる。
というわけで、このまま継続すればモデル並みにスリムになっちゃうはずだが、目標が6キロだったので、ここで終了である。
もったいないような気もするが、あと、2,3キロ落とすと、スーツがみんな身体に合わなくなる。それはそれで不格好である。全部仕立て直すのもゴメンだ。
というわけで、ここ2か月ほど禁じていた「夜の炭水化物」も再開することになりそうだ。
「夜の炭水化物」。なんて悪魔的で魅惑的な響きなんだろう。まずは鰻重あたりから攻めてみたい。
2 件のコメント:
遅ればせながら、ライブお疲れさまでした!
うな重、いいですねえ…(惚)朝から想像してしまいました。数年前は可処分所得が多いのをいいことに食べ歩いていましたが(なんて生意気な20代!)笑、最近はとんとご無沙汰です。
充実した食生活をお送りくださいね!
あやね様
ありがとうございます!
充実した食生活と体型維持を両立できるよう知恵を絞りたいと思います。
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