自宅で酒を飲む機会が増えた。以前は不思議と家ではアルコール欲求が湧いてこなかったのだが、最近は様子が変わってきた。風呂上がりのビールとかではなく、しっかり腰を据えて飲みたくなる。
ウーバーのおかげで何でもすぐに持ってきてくれることも大きい。馬刺しをツマミに焼酎が飲みたいと思っても今の時代なら簡単だ。馬刺し専門店からもデリバリーできる。実に便利になったと思う。
とある日、夜の11時過ぎに無性にタラコをツマミに冷酒が飲みたくなった。冷酒はともかくタラコを冷蔵庫に常備しているわけもなくウーバーで探す。30分もしないうちに深夜まで営業しているスーパーからタラコが到着。無事に欲求は満たされた。
横着極まりない暮らしである。いわばワガママ放題だから我ながら老後が心配になる。とはいえ、そういうサービスが身近に普及している以上、活用しないのは逆に損だと言える。使えるうちに使い倒そうと思う。
家呑みのツマミをいちいちその場でデリバリーしているのもヘンテコなので、あれこれ常備しておける食材を調べてみた。レトルト系は私の得意分野?だが、常備しているのはシチューやカレー、ハヤシといった「ご飯の友」ばかりだ。
で、気の利いたツマミという観点でレトルトを調べたら「牛すじ系」がいろんなメーカーから販売されていた。どて煮、ぼっかけなどの名称でいろんな商品が存在する。カレーやシチューより間違いなく酒の友になるからアレコレ取り寄せてみた。
味噌ベースだと土手煮、醤油ベースだとぼっかけになるようだ。このあたりは東京人としてはよく分からない。牛すじ煮という意味では仲間みたいなものだから便宜上すべて土手煮で統一する。東京人にはあまり馴染みがないが関西ではド定番だ。
大阪方面に行った際に立ち寄る串揚げ屋では土手煮を注文するのが私の秘かな楽しみだ。ナゼだか東京の串揚げ屋や居酒屋では土手煮が用意されていることは稀だ。
一番上の「おかわり惣菜」というブランドの土手煮が私のお気に入りである。保存料、着色料不使用という点も何となく嬉しい。思った以上に肉もしっかりしている。
無印良品の商品はやたらと辛味が強くて好みが分かれそうだ。ユニークなイラストが描かれているMCCの商品は甘めの味噌味が私好みだが、こんにゃくが主役みたいな印象。ダイエット狙いなら案外有効かもしれない。
この画像は「おかわり惣菜」の土手煮をご飯にかけてネギを加えたもの。手軽に牛すじ丼が出来上がる。酒のアテとして七味をぶりぶり振りかけて楽しむのもアリだが、即席ドンブリにもなるから便利だ。
カレーやシチュー、ビーフストロガノフやボルシチまでやたらとレトルト食品が保存されている我が家のストック庫に土手煮が追加されてしまい大混雑状態である。
家呑みの話だった。
最近のお気に入りが成城石井限定という触れ込みの冷酒「真澄」だ。「野可勢」という呼称の純米吟醸なのだがクセがなくてスイスイ飲めちゃう。
根っからの日本酒好きには逆に物足りない味わいかもしれないが、個人的には大いに気に入っている。雑味が無くて軽快な飲み口だからどんなツマミにも合う。
冷酒は「開けたて飲み切り」が間違いないから300ml瓶で売られているのも良い。4合瓶を一人で開けるのはちょっと躊躇しちゃうがこのサイズなら手軽に開けたくなる。
それにしても最近はつくづく健康の有難さを感じる。甘いモノは際限なく食べて、酒も好き勝手に飲み、肉や魚も揚げ物もがんがん食べて過ごしていることは還暦過ぎの男として喜ばしい。
タチの悪い持病とかいろんな数値とかのせいで何かと制限がついて回る年齢だから今の状態はラッキーだろう。はたしていつまでラッキーな状態は続くのだろうか?
バレンタインジャンボの3億円が当たらなかったからきっとまだ大丈夫だろう。










