2026年4月24日金曜日

土用の鰻、土曜日の鰻

 

土用のウナギという言葉がある。平賀源内が編み出した広告コピーの元祖という説もある。夏の時期に鰻屋の客足が途絶えちゃった対策として縁起物、願掛けチックな話として広まった。

 

養殖モノがなかった江戸時代だから夏のウナギは当然痩せている。客足が減っちゃうのも無理はない。本来は冬が旬だから脂がのったウナギは夏には食べられなかったわけだ。

 

今の時代はヘタな天然モノより養殖モノのほうがウマい。安定的に上質なウナギが食べられるわけだから土用の丑の日にわざわざ大混雑かつ雑な仕事になっちゃう鰻屋さんに行く意味はない。老舗鰻店の中には土用の丑の日をあえて休業日にしているところもある。

 

さて、どうでもいいウンチクはここまで。私にとってちょっとした課題だったのが土用ならぬ土曜日のウナギだ。普段、ウナギで一献と洒落込むのは平日が中心だ。特に意味はないが仕事終わりにウナギとランデブーしていることが多い。

 



 先日、土曜の外出時に同行者から「ウナギが食べたい」という強いリクエストが来た。銀座界隈でアレコレ予定があった日なのでその周辺の店に行こうとしてみた。

 

ところが、近隣で私がよく行く東銀座の「神田川」、築地の「宮川」は土曜が休業日だった。数寄屋橋に近い「野田岩」は土曜営業していたが正直好みではないので他を考える。複合ビルに入っている店だとワチャワチャしてそうでシッポリ気分には合わないような気がする。

 

日本橋まで行けば「大江戸」や「喜代川」が土曜営業していたはずだが、あまり移動したくない事情もあったのでパス。で、56年ぶりに東銀座、汐留側の「竹葉亭本店」を訪ねることにした。

 

私にとってウナギは鰻重をさっさとかっ込むというより、一品料理をつまんでだらだら酒を飲み白焼きでうなって最後に鰻重をもらう“ダラ飲み”の場だ。ヤボだけどそれが習慣になっている。

 



銀座4丁目角にも竹葉亭はあるのだが、そちらはダラ飲み路線とは違う“サクっと鰻重を食べて帰る”みたいなイメージがあるので長年覗いたことがない。不便な立地でもつい風情ある建物をウリにする本店のほうを選ぶ。

 

本店も座敷席を使うにはコース料理を選ばなきゃならないので、コースが苦手な私はカジュアルなテーブル席に陣取ることになる。

 

ウニのイカ和えみたいな一品メニューもあるのでダラ飲み派にも居心地が良い。この日はウナギづくし気分だったので、うざく、う巻き、白焼き、そして鰻丼という王道のメニューを選んだ。

 



何が有難かったかといえばう巻きのボリュームだ。卵焼きのワザを見せつけるため?か、たいていの専門店が2人前ぐらいの量で出してくる。一人や二人では注文しても食べきれないことが多い。

 

その点、こちらでは画像のサイズで提供してくれる。他にもあれこれ食べたいしシメの鰻丼の前に満腹になりたくないからこのサイズは嬉しい。おまけにキチンと甘い卵焼きである。

 

だし巻き卵で作るう巻きも悪くはない。なんなら美味しいな~ってつぶやいちゃう時もある。でも、やはり東京の老舗だったら“西からの攻勢”に負けずにあくまで甘い卵焼きをベースにすることにこだわって欲しいと思う。

 

で、シメの鰻丼だ。座敷席と差別化するためか、サイズは2種類だけで姿かたちも重箱ではなく丼である。丼は食べやすいから重箱に固執する気はないのだが、サイズの選択肢はもうちょっと頑張って欲しいところ。老舗の有名店なんだから34種類は揃えてくれたほうが楽しいと思う。

 



味のほうはバッチリだった。見事までの小骨の処理に改めて感心した。タレの味に頼るのではなく鰻本来の味を邪魔しない程度に味付けされている点はさすがだと感じた。

 

土曜のウナギ。銀座・新橋界隈ならここは立地的にお忍び感もあって悪くないと思いました。









2026年4月22日水曜日

すき焼き、焼鳥

 

飲食店を新たに開拓する気持ちが湧いてこない。何だかシャバダバな感じだが、ある意味では間違いのないウマいものを食べられていると自己固定する日々だ。先日、すき焼きが食べたくなったのだが、職場から近い京橋の「婆娑羅」に迷わず向かった。

 



この店ではトマトすき焼きが人気だ。そう聞くとヘンテコな料理にも聞こえるが私に言わせれば実に真っ当だ。肉の他はトマトとタマネギのみ。余計な野菜が少ないから個人的には気に入っている。

 

野菜嫌いな私でも味の濃いトマトは普通に美味しく感じるし、タマネギはなぜか好物である。白菜や春菊というすき焼きの定番野菜が出てこないことは有難い。

 



この店の名物が文箱八寸というシロモノだ。すき焼きの前に出てくる。これが妙にウマい。数えきれないほどの品数の前菜的なものが一口づつ用意されている。酒のアテに抜群だ。これを肴に一献やっているうちにメインのすき焼きを店の人が作ってくれる。

 

すき焼きの割下とトマトの味は相性が良い。タマネギも然りだ。すき焼きを受けるタマゴもこの店では少し温かい状態で提供される。こういう気配りは嬉しい。

 



 肝心の肉はもちろん間違いないレベルのものが出てくる。標準の黒毛和牛で充分にウマい。上級ラインとして松阪牛も用意されているが、牛の場合、上級になればなるほど霜降りになるのが普通だからあえて敬遠している。

 

すき焼きが目当てというよりこの店では最後に出てくるパスタが素晴らしい。すき焼きを作った後の割下をベースにお店の人が作ってくれるのだが、この和風フェットチーネにはいつもホッコリする。トマトも牛肉もこれに辿り着くための露払い役みたいなものかもしれない。

 



割下という日本人が生み出した“国宝級ソース”の使い方が実に巧みなお店だと言えよう。すき焼き専属みたいなイメージが強い割下だが、他の料理の調味料としてもなかなかニクい働きをする。

 

私が自宅で愛用している「TKG専用醤油」も割下の風味がほんのり感じられる点が気に入っている。「人形町今半」ブランドの醤油だが、人形町の直営総菜屋でも買うしネット通販でも買ってしまうほどだ。生卵かけご飯ファンには絶対におススメ。

 

続いては焼鳥の話。かつてはウマいと評判の焼鳥屋さんを随分と訪ね歩いた。大衆店、高級店を問わずアチコチに出かけるマメさがあったが、最近はあまり焼鳥欲が高まらない。

 

移転する前の六本木「鳥長」や文京区の「蒼天」などわざわざ出向く店もいくつかあった。その後、今は椎名町の外れにある「とりんと」という大衆店にハマってそこばかり訪ねた。中央区民になってからは新富町の「義常」、「さくら家」あたりに何度も行ったのだが、それぞれ最近は行っていない。

 

いま時々行く店は銀座にあるその名も「串銀座」ぐらいだ。変な話、焼鳥自体は特筆するほどではないし値段も安くない。でもここの「温玉」に惚れている点と内臓系の刺身が出てくること、あとは何より掘りごたつの個室でタバコが吸えることが魅力で活用している。

 

私もよく自宅に取り寄せている大分の「蘭王卵」を使った温玉がひたすらウマい。たいていお代わりしてしまう。おまけにシメには温玉そぼろ丼をほぼ毎回注文する。居心地と温玉が目当てなどというと焼鳥をしっかり焼いている大将に申しわけない気がする。

 



 

世の中にはウマい焼鳥屋さんは星の数ほどある。職場や自宅の至近距離にだって真面目に探せばそういう店はいくつも見つかるはずだ。せっかくの都会暮らしだから新規開拓しないともったいないような気もするが、ついつい決まった店ばかりに足が向く。

 

私の友人にラーメンブログを書き続けるためにわざわざ遠征していろんなラーメンを食べ続けている男がいる。同級生だ。そう考えると私に開拓精神が無いことを歳のせいにはできない。

 

せめて中央区界隈だけでももうちょっとマメマメしく動き回ってみようと思う。

 

 

 

 

 

2026年4月20日月曜日

青春のおすそ分け

 

老後の趣味候補の筆頭である大学野球観戦の季節がやってきた。老後の趣味というより既に今現在のマニアックな趣味になってきた。東京六大学と東都大学リーグに主に関心を持っているのだが、春のリーグ戦は新チームだから早めに各大学の様子をチェックしておくと今年の秋の終わりまでアレコレ楽しめる。

 



六大学の開幕日、東大の3年生ピッチャーの成長ぶりに感心した。東大唯一の甲子園経験者である彼は2年次もそこそこ頑張っていたが、冬の間に随分と鍛えたのだろう。球速も上がっていたしマウンドさばきにも余裕を感じられた。

 

この日は妙に暑い日で神宮球場はある意味日焼けサロン状態で難儀したが、新秘密兵器のタイガー魔法瓶の水筒の素晴らしさを実感する機会にもなった。

 

娘に借りて冷たい麦茶を入れていたのだが、朝10時前に入れたものが夕方4時ぐらいでもしっかり冷えていた。水筒など使う機会が無かったこの数十年の間に世の中は変わったようだ。





さっそく、自分用のも欲しくなってAmazonをポチ。より大きなサイズと秋のリーグ戦に備えて寒さ対策のコーヒー用に小さいサイズも購入。わが家の水筒ストックが一気に増えてしまった。こういう無駄遣いが私の特技である。

 

大学野球の魅力は学生応援席以外は観客が少ない点だ。イニングごとに席を移動していろんな角度から観戦できる。150キロぐらいの速球を投げるピッチャーを観察したければバックネット裏近くに陣取り、満塁やピンチでの守備陣形の動きを観察したければ少し上段の席に移動してグランド全体を俯瞰する。これが結構楽しい。

 



ペアシートを確保することも多い。一人で使うには贅沢だが、プロ野球の試合と違って料金も手頃だから空いていれば悩まず買ってしまう。テーブル付きだからガイドブックや選手名鑑を投げ出しておけるし、持参したグミや豆菓子を食べるにも快適だ。

 

平日開催の東都大学リーグの試合の際は売店が閉まっていることもあるが、週末の六大学の時はそこそこ売り場も空いている。プロの試合の時よりは商品は絞られるが不自由はない。暑くなってきたらかき氷も出てくる。

 

とはいえ、カレーやうどんなど当たり前のメニューをわざわざ食べるならコンビニの気の利いたサンドイッチのほうがウマいと思い、今まではせいぜい唐揚げやフランクソーセージを買うぐらいだった。

 

先日、牛肉弁当、カルビ弁当などを置く店に目がとまった。夜のプロ野球用の準備かと思って素通りしたのだが、廊下で牛丼みたいな弁当をウマそうに食っているオヤジを目撃したので引き返す。

 

確認したら大学野球の日でも販売しているとか。嬉々として温玉牛丼なる1050円の弁当を購入。「肉特盛りは出来ません」と冷たく却下されたので普通に買う。

 

で、我が陣地のペアシートに戻って自慢のテーブル?の上に唐揚げと一緒に並べて御開帳。おやおや結構な肉の量だ。普通の牛丼屋の牛丼に比べて肉の量は2倍はある。野球場の売店で買えるものとしてこれは優秀だ。温玉を混ぜれば味だってなかなかイケる。次回は温玉カルビ弁当を調査することを固く決意した。

 




ちっとも野球の話ではなくなってしまった…。

 

そういえば大学野球名物の応援団やチアの動きも春のリーグ戦がはじまったばかりのせいかどこかフレッシュに感じる。時代遅れの学ラン君が懸命に腕を振る姿や時にアクロバティックな技まで披露するチアのハツラツとした動きを眺めているのも楽しい。

 



なんだか青春のエネルギーをおすそ分けしてもらっているような気分になる。東大の応援団なんてたいていは勝てないのに最後の最後まで真剣に応援し続けている姿がイジらしい。

 

この春は東都リーグも春のリーグ戦は全試合が神宮球場開催だ。マメに観戦したいのだが、東都は火曜、水曜が基本なのでまだ機会がない。王者・青学はこの春も無双っぷりを見せている。どこがその牙城を崩すのかが気になる。

 

そのあたりを書き始めるとキリがないのでこの辺にしておく。

 

 

 

 

 

2026年4月17日金曜日

かまって欲しい人々

 いろいろ雑事に追われてまた更新が出来なかったので過去ネタを一つ。5年前に書いた話だが、今も世間は「かまってちゃん」だらけだ。ビミョーである


https://fugoh-kisya.blogspot.com/2021/09/blog-post_22.html




2026年4月15日水曜日

緊縛とろろ

 

更新が間に合わなかったので過去ネタを一つ載せます。


富豪記者ブログ: トロロ緊縛プレイ





2026年4月13日月曜日

春の楽しみ

 

今日もまた春の話。冬はアンキモや白子やカラスミなどに興奮するが、春は春でウマいものは多い。私の場合、季節感はいつもお寿司屋さんにいる時に実感する。注文するツマミや握りの路線が変わってくるのがその証だ。

 

春に旬を迎える貝がアオヤギである。水揚げされて保管されている姿からバカ貝などと不名誉な呼ばれ方をしているが、個人的には一番好きな貝だ。

 



昔からナゼか赤貝が苦手でホタテも好きではない。理由はない。貝が嫌いなわけではなくツブ貝やミル貝は好きだ。一番はやはりアオヤギだ。潮っぽい味が爽やかでほんのり甘みも感じる。食感も好きだ。

 

ツマミでも良し、握ってもらっても良しである。江戸前寿司の世界ではもともとポピュラーな一品だが、なぜか近年見かけるケースが減った。あまり人気がないのだろうか。若い人などその名前すら知らない人も珍しくない。復権?に期待したいところだ。

 

春から初夏にむけては全般的に貝が美味しくなる時期だ。ハマグリしかり。正統派江戸前系のお寿司屋さんで定番の煮ハマグリも寿司好きにはヨダレものの一品だ。

 




こちらも握って良し、ツマミでも良しの万能タイプだ。ツメの塗りすぎは禁物だが、適量のあのタレ風味がハマグリの魅力を引き出してくれる。お寿司屋さんでナマモノばかりに飽きた頃に煮穴子などとともにワンクッションおける有難い存在だと思う。

 



生のトリ貝もこの季節ならではの逸品だ。時期を外すと茹でられてゴムみたいな食感になってしまうが、ナマだとまるで別な食べ物だ。香り、甘み、トロっとした舌触りが最高だ。

 

こういう旬のウマいものを肴に熱燗を飲んでいる時間が私にとっては活力の素になっている。「食」という文字は「人」を「良」くすると書く。文字通り良い効果を生むには季節感という自然界の法則にのっとって正しい食べ物を味わうことが大事なんだろう。

 



ホタルイカも今が旬だ。気軽な居酒屋さんのメニューにも見かけるようになったら最盛期である。旬が深まるにつれハラワタがたっぷりになるから出始めの時期と終盤の時期とでは違った味わいになる。そんなところにも季節の変化を感じる。

 

わさび醤油、生姜醤油か、酢味噌で提供されるのが常だが、ちょこっとアレンジするだけでまた違った美味しさが味わえる。ハラワタたっぷりのホタルイカならバター醤油で焼いてもバツグンにウマい。ガーリックバターで炒めてもウットリする味になる。

 



こちらのホタルイカは銀座のバー「U」で出てきた洋風酢味噌バージョン。凝りすぎるとたいてい美味しくないのだが、これは大正解だった。ジェノベーゼソースを混ぜているらしい。また違ったホタルイカの美味しさが味わえた。

 

なんだかすっかり食通ぶった書きぶりに終始してしまった。実際は相変わらずウニ巻きを目の前に並べてダラ飲みしたり、ちょっとカジュアルなお寿司屋さんだと「こぼれイクラ」みたいなアザとい一品を前にニンマリしている。

 




正直に言えば旬がどうたらこうたらより、こういうものをガッツリ食べているほうが幸福度は高い。結局は子供舌みたいな食の好みである。

 

一応、いっぱしモノの分かったオジサマを気取っているためには旬なんかも語ってみないとダメだという思い込みが今日みたいな話を書かせるのだろう。


我ながらご苦労なことだと思う…。頑張ります!

 

 

 

 

 

2026年4月10日金曜日

チンポコビールなど

 

桜は終わってしまったが春は何となく浮かれた気分になる。四季のある国に生まれたからこそ感じられる喜びだ。

 



時々出かける築地の蕎麦処「さらしなの里」で食べたさくら蕎麦だ。桜の葉が練りこまれているようでほんのりと春の香りが漂っていた。普通の蕎麦と食べ比べながら蕎麦焼酎の蕎麦湯割りをグビグビしてウットリした。

 



何かと思うところがあって陰気な気分になりがちな日々だが陽気のせいで何とか保てている。どんな時でも気持ちの切り替えは大事だ。

 

先日は、夜の銀座をパトロールしながらとあるバーで実に洒落たグラスでビールが出てきた。愉快だった。バカみたいな時間の大事さを痛感した。私が飲んでも絵にならないので連れの女性に飲ませた。なかなか素敵な光景だった。

 



さてさて、春の陽気のせいかネットでヘンテコなものも買ってしまいがちだ。先日は怪しげなサウナベルトを買った。キックボクシングジムで使ってみたくてAmazonで探してみた。腹回りが汗だくになるらしい。普段ジムでは半袖Tシャツ状のサウナスーツを着ているのだが発汗効果はかなりのものだ。

 

ただ、いつも胸や肩を中心に密着度の高い上のほうばかり汗をかいている感じだ。圧縮したいのは腹回りなので腹専用のベルトは魅力的だ。はたして効果はあるのだろうか。

 



家メシ用に怪しげなレトルト総菜なども買ってしまうのだが、最近手に入れたのが「紅生姜タルタルソース」である。10年以上前にこのブログでタルタルソースへの愛を切々と語ったこともある私にとっては買わずにはいられない一品だ。https://fugoh-kisya.blogspot.com/2014/03/blog-post_7.html

 

若い頃は紅生姜が苦手だったが、歳をとってから好きになった。牛丼にもブリブリ入れたくなるし、串揚げの店でも紅生姜フライは必ず注文する。

 



で、実食してみた。フムフムという表現が的確だろう。ウマいとうなるほどではないがソース焼きそばや冷やし中華に合わせたら悪くなさそうだ。まだトライしていないのだが、そろそろ冷やし中華の季節だ。これからの季節、ガンガン愛用しそうな気がする。

 

腹回りをサウナベルトで絞れたとしてもタルタルパワーでぶくぶく太ってしまっては台無しだ。気をつけないといけない。

 



こちらは怪しげな缶詰である。その名も「ツナマヨ」だ。これまたこんな商品を見つけちゃったら悩まず買ってしまう。「マヨったらコレ」というキャッチフレーズもニクい。送料まで払って購入した。

 

実際に食べてみたところ、こちらもフムフムという感想だった。マズくはない。どちらかといえばウマい。ただ、食べながらすぐに気づいた衝撃の事実のせいで大喜びできない自分がいた。

 

衝撃の事実などと書くと大げさだが、要は自分で簡単に作れるということ。ツナ缶を開けてマヨネーズをビュービュー投入して混ぜれば済む話である。実食するまでどうしてそんな当たり前のことに気付かなかったのかと頭を抱えたくなった。

 

一応、この缶詰独自の味付けもされているのだが、基本は「ツナ+マヨ」でしかない。わざわざ送料まで払って心待ちにしていた自分の愚かさに切なくなった。

 

きっと春の陽気のせいだろう。