気づけば今年も半分が終わった。何だかビックリである。時間の流れがやたらと早く感じるのも加齢のせいらしい。こんな感じでボンヤリしているうちに寿命が尽きるのかと思うと意味もなく焦ってしまう。
年の瀬になるとその1年を振り返りたくなるが、記憶力が怪しくなっているから半年単位ぐらいじゃないといろんなことを忘れてしまう。
というわけで年末みたいな気分でこの半年をいろいろ思い返してみた。真っ先に頭に浮かんだのが「旅行に行かなかったなあ」ということ。しかし、よく考えたら2月に沖縄、3月に大阪に行っていた。
いよいよ私のボケっぷりも本格的になってきたようだ。このところ物忘れがかなりヒドい。記憶力が落ちているのは確かだが、それ以前に注意力そのものが劣化している気がする。
何ごとにおいても関心や興味、はたまた心の機微みたいなものが鈍っている。だからちょっとしたことを忘れる。忘れるというより最初から覚えていないという感覚かもしれない。惰性で生きている証拠だ。反省したほうが良さそうだ。
それ以外にも都合が悪いことは記憶から消し去る能力?がパワーアップしている気がする。そもそも人間は本能的にイヤな出来事や恥ずかしい失敗を記憶から消そうとするらしい。一種の防衛本能である。
私自身、数えきれないぐらいの恥や失敗が記憶から消えている。旧友と話している時に昔のヤバめの出来事を突然思い出すことが頻繁にあるから、きっとまだまだ膨大な数の消した記憶が脳内に潜んでいるのだろう。
オッサンの一人客相手である。ラテアートを見せたいならせいぜい葉っぱの柄にして欲しいと痛切に思ったことは覚えている。ハートマークですら小っ恥ずかしいのにアンパンマンである。妙な気分になったことはしっかり覚えているのにどこの店だったかまるで思い出せない。
そんな程度だから旅行に出かけた記憶も無くなっちゃうのだろう。怖い怖い。
それはさておき、この半年を振り返ると今まで以上に自炊モドキに精を出した気がする。ウーバーイーツへの出費が毎月10万円単位にのぼるシャバダバな暮らしなのだが、簡単調理に励む頻度は増えた。
とろたま挽肉もすっかり得意になった。挽肉を炒めて味付けをした後に卵を流し込むだけなのだが、卵への火の入れかたをミスしなくなった。炒り卵のようにもう少し火入れを強めたり、逆にもっと半熟に仕上げることも自在になった。自画自賛である。
こちらは豚丼の具材を作った時のものだ。あまり美味しそうに撮れていないが実際には吉野家もビックリのウマさである。冷凍のカットタマネギを使うから包丁もまな板も使わず実に簡単に出来上がる。
卵も豚肉もそれなりに高級なものを使う。ウチメシならではの贅沢だが、やはり素材の違いはストレートに味に反映されるのは確かだ。主婦と違って私にはエンゲル係数的感覚がゼロだからこそ成立する味だ。
他にも決め手はある。砂糖である。どちらも参考にしたレシピよりも砂糖はかなり多め。上質なブラウンシュガーなら安い白砂糖より身体に良いらしいのでバンバン入れちゃう。その結果がはっきりと味わいに繋がっている気がする。
遺伝的に血糖値が高くなりにくいことをご先祖様に感謝する日々だ。
この半年を振り返るつもりが単なる簡単調理自慢になってしまった。スイマセン。







