2026年2月20日金曜日

ソーキに溺れたい

 

前回からの続き


初めて沖縄そばを食べたのは40年前のこと。沖縄でダイビングガイドが連れて行ってくれた。第一印象は「なんじゃコレ?」である。そばと言いながら蕎麦感はゼロ。うどんとも違う。

 

スープの味は妙に薄く感じた。当時は紅ショウガが嫌いだったからそんなものを投入する食べ方も意味不明だった。かろうじて乗っかっていた肉がウマかったので何とか食べた記憶がある。

 

あれから40年、今では大好物である。東京でも専門店に時々出かけるほど。今では紅ショウガも大量に入れるし、辛いコーレーグースもドバドバ入れる。もっとも、上に乗るソーキが目当てだったりする。あくまで主役は肉だ。脇役としてあの麺を食べている感じだ。

 

今回の旅でももちろん沖縄そばを満喫した。とはいえ34日で3回しか食べていない。以前ほど偏執狂みたいな行動はとらなくなった。

 



最初に食べたのは2泊目の夜。宜野湾の小料理屋で結構飲んだ後に通りすがりの「うみちか食堂」という渋い店に立ち寄って食べた。ソーキの大量投入が出来なかったのでソーキに加えて三枚肉を追加した。酔っていたから単純明快にウマかった。

 

そばを食べる前に飲んでいた小料理屋はラグナガーデンホテルから歩いてすぐの「真」という店。居酒屋よりもやや高級な雰囲気でオジサマ向きである。メニューに「チャンプルーや沖縄そばはありません」とわざわざ表記されていた。ある意味、店主の思い入れを感じる。

 

通常の日本料理的なメニューが中心だが、ミヌダルやドゥルワカシーなど渋い沖縄的メニューもあったのでそれらをツマミにこの日も泡盛タイム。

 




カウンターのネタケースにウマそうな熱帯魚?を見つけたので尋ねてみると現地ではビタローと呼ばれる高級魚だという。バター焼きで注文。これが結構ウマかった。

 

フエダイ系統の魚のようで、その昔、沖縄潜水旅に励んでいた頃に海の中ではしょっちゅう遭遇していたのだろう。沖縄の魚は寒い海の魚に比べてマズいという印象があるが、バター焼きという官能的?な手法によってかなりウマかった。

 




さて、旅の3日目は読谷方面にドライブ。ドラゴンズの2軍キャンプも覗いてみる。ガラガラかと思いきや出店はいくつも並んでいるし、ユニフォームを着た熱心なファンが大勢見学に来ていて驚く。

 

北谷での一軍キャンプの見学客が想像以上に多かったことにもビックリだったが、そこからかなり離れた2軍の練習場にもドラゴンズファンがつめかけているわけだからイマドキの野球人気は私の想像を超えているようだ。

 



沖縄そばの話に戻る。読谷エリアで入ったのが「読谷山そば」という店。地元の人で結構にぎわっていたので人気店のようだ。ソーキそばの他に「肉そば」なるメニューがあったのでそちらを注文。


肉は少しパサっとしていたが野菜がしっかり入っている沖縄そばは私の経験では珍しい。肉野菜炒めが沖縄そばに乗っかった感じだ。キャベツやもやしがスープに馴染んでこれはこれでウマかった。それでもやはり肉はソーキに限ると痛感した。

 



3泊目となるこの日の夜は那覇に移動。予約サイトの絞り込み検索で温泉大浴場付きで喫煙ルームを探して出てきた宿を手配していた。


SANSUI NAHA」という新しめのホテルだったが、周囲はラブホテルと風俗店だらけの物凄い立地。初めて沖縄を訪ねた人がここに泊まったらちょっとゲンナリするんじゃないかと要らぬ心配をしてしまう。実にビミョーだった。

 

で、風俗店の呼び込みに拉致される恐れを察知してウーバータクシーをホテルまで呼んで夕飯に向かう。適当に入った居酒屋でジーマミ豆腐やイカ墨ソーメンチャンプルーで泡盛。他に食べたいものが無かったのでさっさと切り上げて国際通り近くまで2軒目を探してぶらぶら歩く。

 



ほろ酔いになって判断能力が落ちていたのでなかなか入りたい店が決まらない。謎にウマそうなメニュー看板を出している店に入りかけたが、その隣のステーキ屋に「あぐー豚ステーキ」というメニューがあったのでどちらに行こうかしばし悩む。

 

ラフテータコライスやラフテータコスそばに妙にそそられる。こういうものに魅せられる自分はまだまだ若いなあと変に感心したが、やはり還暦を過ぎている自制心が効いたようでステーキ屋のほうを選ぶ。

 

沖縄各地に展開するステーキ屋「HAN'S」である。初訪問だ。あぐー豚の200グラムステーキにテンダーロインステーキ100グラムがセットになった一品を注文。とにかく豚肉好きな私としてはこういう店でも豚を主役にしたくなる。

 



普通に美味しかったが、こういう店では黙って牛ステーキを食べたほうが無難だというのが結論だ。そのぐらい100グラムしかなかったテンダーロインが抜群だった。


でもやっぱり「ラフテータコスそば」なる怪しげな一品を食べておけば良かったと後悔している。

 

何だか沖縄そばの話から脱線しまくったが、シメとして今回の旅で一番興奮したハッピーなソーキそばの話を書く。

 

4日目、昼前の便で帰るため那覇空港で朝飯兼昼飯を食べることにする。はたして那覇空港内にいくつもある店の中でソーキそばはどこが一番ウマいのか。ネットで大真面目に情報を読み込む。結果、空港4階の「天龍」という店に向かう。

 

チャーシュー麺のチャーシューが多ければ多いほど幸せなようにソーキそばのソーキもテンコ盛りで食べたい。そんな私の願望を満たしてくれる店だった。メニューに「ソーキ肉のみ」という一品を見つけてガッツポーズをしたくなった。

 



「これだよ、これ!」と心の中で叫びながらガッつく。素直にウマい。別注のソーキをそばに追加投入すると麺が見えなくなる感じになってただただ嬉しい。ソーキ肉は温かい状態で味付けも私好みだ。

 

旅のシメに「ぶりぶりソーキそば」を食べられたから旅全体の記憶がすべてハッピーになった。ソーキの別注のせいで2千円オーバーの沖縄そばになってしまったが、この幸せが2千円なら実にお手軽だ。

 



前日夜のアグー豚とテンダーロインステーキ盛り合わせが5千円ぐらいだったから、それに比べて半値以下である。個人的には断固こちらを推したい。

 

なんなら別注ソーキをもう一皿追加すればよかった。それでも3千円ちょっとで済む。次の機会にはそこまで突き抜けてみようと決意した次第である。

 

 

 

 

 

2026年2月18日水曜日

沖縄ひとり旅

 

寒さに疲れてきたので沖縄に行ってきた。気ままな一人旅である。暖かいところに行きたいだけだったが、それだけだとシャバダバなのでメインの目的を野球のキャンプ地巡りにしてみた。

 

というわけで、那覇ではなく周辺のキャンプ地に行きやすい宜野湾に宿を取った。過去に何度も訪ねているラグナガーデンホテルだ。大浴場もあって温水プールでも泳げる何かと便利なホテルだ。

 

海と野球場ビューの部屋に案内されて気分が上がる。ほぼ隣接する距離の球場ではベイスターズがキャンプ中だ。ホテルから徒歩で見学に行ける。ベイスターズの選手もここに泊まっていた。

 





キャンプの見学は選手との距離感が近いし、コーチと選手のやり取りなども聞こえて結構楽しい。ベイスターズファンではない私でも有名選手の顔と名前ぐらいは分かる。キャッチボールを眺めているだけでも迫力を感じられた。

 

練習風景だけでなく、練習試合も観戦できた。もちろん無料だ。千葉ロッテとベイスターズの試合を見たが、かの大谷翔平より高校時代にスターだった藤波晋太郎が頑張っている姿にちょっと熱くなった。

 






宜野湾から近いエリアとしては北谷でドラゴンズ、浦添がスワローズのキャンプ地だったので借りていたレンタカーで見学に行った。「中古車、喫煙」で3日間でたったの1万円で借りられたホンダフィットが大活躍だった。

 

いまどきレンタカーで喫煙車両に遭遇することは稀だ。私にとっては中古だろうが格安だろうが大歓迎である。バカスカたばこを吸えるから野球見学以外のドライブの時間も充実していた。

 



ホテルの大浴場も良いが、宜野湾には知る人ぞ知る穴場っぽい温泉施設がある。10年以上前にも出かけたことがある「天然温泉アロマ」だ。なかなか風情のある大きな露天風呂がウリでひたすらダラダラ出来る。

 



キャンプ見学の後は温泉とサウナでホゲホゲ過ごし、昼の暑さが収まった夜になってからブラブラ歩いて泡盛を飲みに出かけた。こう書いているだけで夢のようなスケジュールである。大げさか。

 

ホテル近くにある飲食店は数が限られているのだが、今は実に便利な時代だ。Yahooマップで近隣の飲食店の画像やクチコミをチェックできるからそれっぽいお店に狙いを定めればいい。

 

初日の夜は「げんてん」という居酒屋に行く。場所柄、観光客向けの郷土料理系じゃない点も悪くない。そっち系の店に行くと、いつも豆腐よう、ジーマミ豆腐、ソーメンチャンプルーあたりの定番品で満足してしまう私だ。ほぼワンパターン状態に陥る。

 



この日の店は串焼きと鮮魚がウリらしく、実際に豚バラトマト巻きの串焼きなどはなかなか美味しかった。沖縄っぽいメニューはあまりなかったが、イカ墨ソーメンチャンプルーと炭火焼テビチを注文。

 




この2つが大正解だった。こんなものがあれば泡盛がグングン進む。一人気ままにやたらと上機嫌になってかなり飲んだ。泡盛はちょっと値が張っても43度の古酒を頼んで55ぐらいの割合の水割りにするのが一番ウマいと痛感した。

 

他にもカンパチの紫蘇巻きが妙に美味しかった。ボリュームもあって具材のバランスもバッチリで肴にも良し、シメにも良しって感じだった。

 



ホテルへの帰路、コンビニでスイーツを買い、部屋に戻ってからはべランダでコーヒーの時間である。やりたい放題と言うには大げさだが、個人的にはそんな感覚だった。

 



野球見学、温泉、泡盛とウマい肴、そしてコーヒーとスイーツである。一人旅としては一種の完成形みたい話である。

 

翌朝、ホテルの朝食ビュッフェで青少年のような食い意地タイムを過ごす。フレンチトースト、ワッフル、ペペロンチーノ、スクランブルエッグ、チーズ入りオムレツ、タルタルどっさりフィッシュフライ、炊き込み飯、カレーライスである。

 



やりたい放題とはこういうことを指すのだろう。妙齢の女性を同伴している旅だったらこんなスットコドッコイみたいな食べ方はさすがに恥ずかしくて出来ない。これも一人旅の醍醐味だ。

 

長くなったので続きは次回。

 

 

 

 

 

2026年2月16日月曜日

ヘボヘボな店


胃腸が強いことが私のウリなのだが、先週、謎に23日も調子を落としてしまった。風邪菌が胃腸を攻撃したのだろうが、ひょっとすると腐ったピーナッツをドカ食いしたのが原因かもしれない。

 

職場でよく口にする「味噌ピーナツ」だ。お気に入りなのだが、数か月前に賞味期限が切れているやつをボリボリ食べた日の夜から不調になった。原因はそれだったかもしれない。食べている時から間違いなく「正しくない味」だったのに平然と食べたのが良くなかった。気をつけようっと。

 

さて、まったく話は変わる。今日はイタリアンをめぐる哀しい話を書く。

 

先日、久しぶりにビックリするほどダメダメな店に遭遇した。店名を書きたくてしょうがないが一応ヤメておく。日本橋エリアである。三越側だ。

 

目抜き通り沿いにあって前から気になっていた店だ。通りすがりに繁盛している様子がいつも垣間見えていたのでハズレではないだろうと入店。

 

どちらかと言えばカジュアルな感じで、狭苦しい店ではないので居心地は良さそうだ。まずはスパークリングワインをグラスで注文。


ところが出てきたのが気泡がすっかり抜けちゃったシャバダバな一杯。やんわりと店員さんに指摘して下げてもらう。

 

ついでに面倒だから白ワインをボトルで頼むことにする。グラス売りのものより間違いがないはずだ。で、メニューを眺めながら何を食べようか楽しく検討しているところに白ワイン登場。

 

飲んでみたらまったくの常温だった。オイオイって感じである。スパークリングは泡が抜けちゃったヤツを出し、白ワインのボトルはまったく冷えてないものを平気で持ってきたわけだからビックリである。

 

飲食店で変に怒ったり威張ったりしないことをモットーにしている私だが、さすがにこれは我慢して過ごせるものではない。店員さんを呼んで親切にダメ出しをした。

 

この期に及んで「冷蔵庫から出してきたんですが…」などと言い訳してくるところにカチンときたが腹を立ててても腹がすくだけだ。こんな調子ならウマいものが食えるはずもない。頼んだ酒の代金は払うからお勘定してくれと店員に伝える。

 

食べ物も注文していなかったし、度重なるダメダメな所業だったわけだから内心では代金は請求されないかもと思ったが、世の中そんなに甘くなかった。

 

うやうやしく迎え入れた客が滞在時間10分も経たないうちに帰っちゃうのに責任者らしき店員すら顔を出さない。酒代もキチっと請求された。まあ仕方がない。ニッコリ支払ってイヤミも言わずに退店。

 

その足で近隣のイタリアンに入って気を取り直して楽しく飲み食いした。調子よくワインをグビグビしてパスタやらツマミやらを頬張っているうちに気分も良くなった。

 



それにしても思い出すだけで不快な経験だった。いまどきあんなにヘボヘボな店が一等地でいっぱしの人気店みたいな様子で営業していることが不思議で仕方がない。愛する地元の評判にもかかわる由々しき問題だ。

 

SNS界隈では飲食店をめぐってバトルみたいなやり取りが飛び交うことが珍しくないが、こんな経験をするとヘボヘボな店を世間にさらしたくなる人の気持ちも分からなくはない。

 

プロである以上、客がビックリしちゃうような失態は禁物だ。もちろん、人間だからミスは起こす。問題はそこでどう対応するかだろう。今回の件は別にカネを返せという話ではない。然るべきポジションの人間が一言ぐらいワビを入れるのが当然だと思うが、それをしないで平気でいる姿勢が気持ち悪い。

 

そこそこの人気店だとしたら、お客さんの中には記念日とかに遠方からわざわざ来る人もいるだろう。そうじゃなくてもお客さんの中には滅多にしない外食をそこで楽しもうとする人もいるはずだ。そんなタイミングでヘボヘボな対応をされたら実に可哀想だ。

 

全然話は違うが、長嶋さんや王さんが試合を滅多に欠場しなかった理由は、お客さんにとってはその日の試合が人生で最初で最後の観戦かもしれないからというものだった。まさに一期一会の精神である。

 

どんな世界でも同じだろう。プロである以上、最低限守るべき矜持があって然るべきだと思う。

 

なんだか偏屈オヤジの愚痴に終始してしまった…。

 

 

 

 

2026年2月13日金曜日

梅とアンコ


2月といえば梅だ。春を告げる花というより、もうひと踏ん張り冬と闘いましょうと言われているような気がする。桜のこれみよがしな感じに比べて何ともはかなげな梅の花の風情が大好きである。

 


 

ついでに2月といえばバレンタインデーである。若い頃はとりあえず私にも高揚感はあったが、それも今や昔である。ショッピングセンターやデパートが通行の邪魔な場所でチョコレートフェアをやっているとイライラするようになってきた。

 

日本橋三越でもこの時期はチョコレート大販売会みたいなイベントをやっているのだが、時を同じくしてナゼかその横で「あんこ博覧会」という素敵な催事を展開している。

 

和菓子好きな私にとってはミッキーの大ファンがディスニーに出かける時ぐらいウキウキするイベントである。

 

こういう催事には平日に出かけることが大事だ。先月同じ催事場でやっていた大北海道展も地の利を活かして平日に覗いてきた。

 




コンビニスイーツだろうが、フランス人の巨匠が作る洒落たケーキだろうがウマければ全部好きだが、洋菓子と和菓子のどちらか一方と縁を切らなきゃ死んじゃうという選択を迫られたら間違いなく和菓子を選ぶ。

 

日本が世界に誇れるものは数々ある。一に大谷翔平、次いでトヨタ自動車、続いて寿司、その次ぐらいに「こしあん」を推したい。なんかヘンテコな順番だ…

 

あんこを「博覧会」としてぐいぐい推してくるわけだから、さすが天下の日本橋三越サマである。とても良いセンスだ。

 

正直言って「博覧会」と呼ぶには出店数がたいしたことはないのだが、なかなか普段はお目にかかれない地方の珠玉の和菓子が登場する。

 



イートインスペースもあるので適当に目についた商品を買って気軽に味わえるのも楽しい。大人気商品ともなると平日でも行列状態だから並ばず買える店の甘味を買ってもぐもぐ味わう。幸せだ。

 

それにしてもわざわざバレンタインのチョコ商戦に合わせて隣り合わせでこんなイベントをやるわけだから、世の中には214日に和菓子をプレゼントする習慣が根付き始めているのだろうか。だとしたら嬉しい。ぜひそうであって欲しい。

 

ひとしきり和菓子の奥深い世界を覗いた後は地下一階に移動する。デパ地下のスイーツコーナーである。三越には日本中の銘菓が揃っている。甘味好きにとっては天国みたいな場所だ。

 

名店のテナントの他に日本全国の人気和菓子を一堂に集めた菓遊庵というコーナーがイチ押しである。和のスイーツのセレクトショップとしては日本でもトップレベルだと思う。

 

曜日ごとに入荷する品がいろいろと決まっていたり、季節ごとに新登場の逸品も用意されたりする。

 https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/foods/sweets/event_kayuan.html

 

旅先で味わった思い出の和菓子をふとみつけて手軽に買えることも珍しくない。そういう偶然の出会いもまた楽しい。

 

各地の銘菓が揃う棚には商品ごとに簡単な説明文もあるので特徴が掴みやすい。まとめて何種類も買って帰って自分好みかそうじゃないかを試す時間もワクワクする。

 

このセレクトコーナーの残念な点はレジが混雑しがちな点だ。やはりここも平日の変な時間に攻めたほうがストレスがない。行ける人はぜひ行くべき場所だと思う。

 

前回の血液検査では血糖値が心配だったのだが、まるで標準値で拍子抜けした。でも相変わらず甘いモノを愛しまくる日々だから次回の検査はさすがに要注意状態になることを恐れている。

 



 暇つぶしに入るレトロな喫茶店などでも昔ながらのプリンやモンブランをメニューに見つけると頼まずにはいられない。

 

還暦も過ぎた今、甘いモノも辛いものもしょっぱいものも何も制限せずに過ごしていることは幸せだ。そんな状態を少しでも長く続けるためには「適量が大事」だと百も承知なのだが、ついつい過剰摂取を常としてしまう。

 

まあ、それはそれで幸せなことだから自らの行動を見て見ぬフリして今日も明日も生きていこうと思う。

 

 

 

 

 

 

2026年2月9日月曜日

負けず嫌い?

 自分が負けず嫌いだとは思わないのだが、いつも何かと戦っているのは確かだ。今日は更新が追いつかなかったので、勝ち負けにこだわりたがる私のヘンテコな性分を書いた過去ネタを載せます。


負けた気がする

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2019/08/blog-post_7.html









2026年2月6日金曜日

胃腸炎

 謎に胃腸炎みたいで苦悶しているため更新を休みます!!




2026年2月2日月曜日

モノグサオヤジのお茶

 

横着こそ快感とばかりに面倒なことを避け続けている。十数年前に何度目かの独身生活に戻ってからそんな傾向に拍車がかかっている。

 

衣食住の衣食の部分は今やネットばかりで済ませている。アマゾンやネットスーパーの利用頻度はもはや日課みたいになってきた。

 

最近、手を出したのがお茶の世界である。気軽に飲む煎茶までお手軽で横着極まりない商品にハマり始めている。

 

家庭人の頃は日本中の窯場めぐりに励んでいたので急須一つとっても常滑焼はもちろん、備前焼や唐津焼の作家モノを集めて、湯飲みにしても同様の贅沢品?を喜んで使っていた。

 

一人暮らしに戻ってからもしばらくはその路線を続けていたが、なにぶん茶葉の出がらしの処分が面倒になってきて“風流”の世界とオサラバすることになった。

 

で、ティーバックの煎茶に目を向けたのだが、なかなか満足する味に出会わず結構な手間と時間をかけてアチコチから煎茶ティーバックを取り寄せて研究した。

 

お気に入りになったのが伊豆を産地とする「ぐり茶」。杉山というメーカーのティーバックが私好みの味だったのでここ10年以上それだけを愛飲している。

 



もともとぐり茶は苦みが少ないことがウリである。ティーバックで濃い目に抽出しても変な苦みが出ない点が素晴らしい。それ以後は浮気もせずに取り寄せ続けている。海外旅行に行く際にも必ず持参するほど愛着がある。

 

今後も基本的にはこれを飲み続けようと思っているのだが、自宅ではともかく職場では事情が異なる。使い終わったティーバックの処理がちょっとだけ面倒なのが以前から引っ掛かっていた。

 

自分のデスク横のごみ箱にビチャッと濡れたティーバックを捨てたくないので別の場所に捨てに行くのが少しストレスになっていた。そのせいで職場では粉末状のスティックコーヒーばかり飲んでいるのだが、やはり煎茶が飲みたいこともある。

 

で、アマゾンで粉末のスティック状のお茶を探してみた。お寿司屋さんで出てくるような粉茶が美味しいわけだからスティックの粉末茶だってウマいものはあるはずである。

 


まずは「辻利」が出しているスティック煎茶を試してみた。悪くないけどちょっと薄い。よく読んだら1スティックに対してお湯は100ccだとか。私のマグカップの適量だと2袋でちょうど良い感じになった。

 

スッキリ軽やかな風味だ。良くも悪くもクセがない。強いて言えばパンチに欠けるからお茶単独で飲む時に向いている。かたわらにお菓子でも用意するとやや味が弱いかもしれない。

 

で、お次にAGFが出している「特上煎茶」なるスティック茶を試してみた。こちらは1スティックに対してお湯は140ccだ。その点では使い勝手が良い。おまけに妙に濃い感じがするから少しぐらいお湯の量が多くてもカバーしてくれる。

 

「辻利」に比べるとパンチがある。悪く言えば苦みが強い。でもそこが魅力にも感じる。それっぽい湯飲みに入れて客人に出してもスティック茶だとは絶対にバレない本格的な味がする。

 

個人的にはこっちのほうが気に入った。和菓子と一緒にゆったり味わいたい雰囲気である。スティック煎茶なんてウマくないだろうなと想像していた私の感覚はもはや古臭い思い込みなんだろう。

 

それにしても急須が面倒になったことに続いてティーバックまで面倒になってスティック状のお茶を飲み始めたわけだから横着の極みみたいな話である。

 

以前ここで書いたスティックコーヒーの話もそうだが、思い込みを脱して固定観念抜きでトライしてみると案外ウマいものが見つかるのが今の時代だろう。つくづく便利になったことを痛感する。今後は国内海外問わず旅行に行く際にはスティック煎茶も持参しようと思う。

 

お茶にこだわりがある人にはぶっ飛ばされそうな話かもしれないが、好みに合うスティック茶を見つけられたらモノグサオヤジにとっては大いなる幸せである。