2026年5月22日金曜日

自意識過剰健康法

 

ここ最近体調は悪くないのにナゼか週の初めに疲労感が強くて参っていた。サザエさん症候群になるほど若い感受性はないので不思議に思っていたのだが、どうやら週末の紫外線の浴び過ぎが理由だったようだ。

 



先日、朝のワイドショーを見ていたらイマドキの紫外線の怖さを特集していた。驚いたことに30年前に比べて今は紫外線の強さが3倍になっているそうだ。

 

昭和の終わりごろ、若者たちは日焼けすることが生き甲斐?みたいな感じすらあった。みんなコパトーンのサンオイルを塗りたくっていた。当時の紫外線はそんなに弱かったのかと知るとビックリだ。

 

紫外線が3倍になった原因は大気汚染の改善だとか。それまた凄い話だ。昔はそんなに空気が汚れていたのだろうか。健康被害などなかったから紫外線の観点から言えば適度な大気の汚れは歓迎すべきことになる。

 

日光を浴びると骨が強くなるだとか、年寄りになったら日光を浴びないと老化するみたいな話を何度も聞いてきた気がする。それもあってこの45月は毎週末のようにカンカン照りの中で神宮球場で大学野球を見ていた。




いわば積極的に紫外線を浴びてきたのだが、そんな行動が疲労感につながったようだ。ワイドショーによると紫外線の浴び過ぎは免疫力低下を招き、肌は急激に劣化しシミやイボの原因になり白内障になる恐れも高まるらしい。

 

今更ながら昔の感覚で日焼けしていた私自身の愚かさが情けない。近年は老若男女とわず紫外線対策に励んでいる。そんな状況を見るにつけ神経質だ軟弱だと小バカにするような感覚で眺めていた私は単純に大バカだったという話である。

 

それにしてもこの春の東京六大学野球は以前よりも観客数が増えたように感じた。ナゼだろう。私が通うようになったからかもしれないと一瞬大真面目に考えてしまった。実に脳天気である。

 



スピリチュアルみたいな話になってしまうが、俗にいう「引き寄せ効果」が少なからず私には備わっているとチョッピリ思っている。自意識過剰みたいな話だが、実際にそんな体験をしたことは数えきれない。

 

ガラガラだった店で私が飲み食いしていたら続々とお客さんが入ってきたり、すいているタイミング買いに行った宝くじ売り場などで気づけば私の後ろに列ができているようなパターンだ。

 

もちろん、単なる偶然だと言われればそれまでだ。もともと混んでいる場所や列に並ぶこと自体を避けている行動パターンのせいで、たまたまそういう現象に繋がっていると考えるほうが常識的ではある。

 

とはいえ、若い頃から自分でも不思議に思うほどそうした経験を積み重ねてきた。ひょっとしたらひょっとするかもしれない。まあ、そういう前向きというかお調子者みたいな捉え方をしているほうが人生を楽しめる。

 

今後の人生、何事も自分に都合よく解釈しようと心に決めているからこんな話も図々しく書き殴ってしまう。紫外線で低下した免疫力は「お調子者思考」で改善しようと決意している。

 

先日もかなり久しぶりに銀座のオネエサンと同伴メシを食べに行く機会があったのだが、お調子者ぶりを最大限発揮してきた。お世辞を真に受けて自分がモテていると確信!?して実に良い気分だった。

 



他人から言わせれば単なる錯覚に過ぎないが、本人、すなわち私が「モテちゃってるぜ、オレ!」と心の中で勝手に喜ぶ分には自由である。実に平和だ。こういう感性がきっと免疫力向上のためには必要なんだろう。

 

夜のクラブ活動に励む人の目的はさまざまだが、突き詰めれば自分が良い気分になることが大原則である。ガハハハ!と陽気に笑って愉快な気分になればそれだけでメデタイことである。


今日は何の話を書いていたのかチンプンカンプンになってしまった…。




 

 

 

 

 

 

 

 

2026年5月20日水曜日

手相と焼肉

  

寝る前にスマホに出てくるリール動画を脈略なく眺めていることが多い。あれってよく見るジャンルの動画が優先して表示されるため、エロいダンス動画を何度か見ちゃうとそんな路線のものばかり出てくるし、安直簡単料理レシピを何個か見ればそればかりになる。

 

エロダンスが見たい時に限って料理レシピばかり表示されたり、料理レシピを見たい気分なのにエロエロだったりすると妙にイライラする。AIなんてしょせん私の心の内までは見透かしてくれない。

 

で、最近やたらと表示されちゃうのが「手相占い」系のリール動画だ。もちろん私が何度もいろんな手相モノを見てしまったからである。

 



なぜ何度も見てしまったのかというと「100万人に一人!」やら「最強の運の持ち主」みたいにやたらと持ち上げている手相にことごとく私の手相が当てはまっていたからである。

 

まあ、普通に考えたら、ありがちな手相をことさら素晴らしいと褒めたたえて、ついでにどこかの占いサイトに誘導する戦略なんだと思う。違ってたらごめんなさい。お調子者の私だからナナメから物事を見ないと何かと失敗しそうだからそう解釈したほうが無難だ。


ちなみに今日載せた手相画像はネットから適当に拝借したものでここで書いている内容とは一切関係はありません。念のため申し添えます!

 

何だかんだいっても自分の手相が褒めまくられるのは悪い気はしない。正直嬉しい。リール動画でやたらとアゲまくる手相の特徴の多くが私の手相と一致しているわけだからどれか一つぐらいは当たっているはずだ。




全部を真に受けちゃったら私の手相はもはや「天下を取る!」レベルである。メデタイったらありゃしない。本当だったら今頃はモナコあたりで優雅な王侯貴族並みの暮らしをしているはずである。

 

まだ20代の頃、手相に詳しいと自称する人に私の手を見てもらったことがある。その人から「アナタには結婚線がありません。珍しいですね」と言われた。妙に印象に残っている。

 

その後、2回も結婚した。だからその手相診断は大ハズレである。でも今現在は独り身で今後ももちろん結婚予定はない。見方を変えたら「ちゃんと結婚生活をまっとうする」ことと無縁という意味で当たっていたとも言えるのだろうか。謎だ。

 

話は変わる。

 

最近やたらと焼肉屋に行くようになった。私にとっては大いなる変化だ。ここ10年ぐらいは若者に付き合って渋々行くパターンが多く、自ら望んで焼肉屋を選ぶことは稀だった。

 



 もちろん、30代ぐらいまでは焼肉大好き男だった。むしろ焼肉屋しか行かないぐらいの時期もあった。おそらく普通の人の一生分の焼肉を30代ぐらいまでに食べ尽くしてしまったのだと思う。

 

中年になるとともに牛肉が重く感じるようになり、昔は大好物だったカルビを見るだけで胸焼けするぐらいに劣化?していった。若者に付き合って焼肉屋に行ってもセンマイやチャンジャや韓国海苔をツマミに焼酎を飲むだけというパターンも増えた。

 

そんな私が今頃になって積極的に焼肉屋に行くようになったのは若返ったことが理由ではもちろんない。「野菜」の魔力に今更気づいたことが大きな理由だ。

 

野菜は私にとって天敵である。物心ついた時から野菜はずっと苦手だ。中年以降に薬味類や付け合わせタマネギこそ好むようになったが、基本的には好んで食べることはない。

 

なのに最近になって「ナムル」に魅せられるようになった。なかでもあのオレンジ色の大根?の甘酢漬けみたいなヤツが妙にウマく感じる。あれを緑、茶色、あとモヤシとミックスするとナゼかバクバク食べられる。

 

そこに白菜キムチも混ぜるとこれまたイケる。この組み合わせに肝心の肉をトッピングして口に入れたら今まで知らなかった世界が出現した。この組み合わせだったら肉がカルビでも美味しく感じる。

 



敵だったはずの野菜の助太刀によって長年にわたって疎遠になっていた焼肉の魅力を再認識したような感じだ。その昔、肉だけを口に放り込み続けた食べ方と変えたことで私の「焼肉感」も変わったわけだ。

 

その昔、サンチュに肉をくるんで食べている女子を小馬鹿にしていた。せっかくの肉を草で巻いたら台無しだと常に言っていたのだが、今は私もサンチュを喜んで注文している。

 

あのデカい葉っぱに焼いた肉、そこにナムルとキムチを混ぜてくるんで頬張る。何だかすこぶる美味しく感じる。人間、変われば変わるものである。劣化したのか、はたまた成長したのだろうか。

 

ちなみにナムルやサンチュをこんなに褒めているのに私のスマホには焼く前の肉の画像しか残っていなかった。ナムルやらサンチュを撮影しようと思わないところが野菜嫌いのヘンチクリンなこだわりなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 




 

2026年5月18日月曜日

バレちゃったニッポン

 

最近やたらと買ってしまうのがセブンイレブンのこのアイスバーだ。妙にウマい。すこぶるウマい。ハーゲンダッツがちょっとクドく感じる年頃?の私にとっては甘さ加減が絶妙だ。未体験の人はゼヒ味わってほしい。

 



さて、コンビニ天国のわが国の様子にインバウンドの方々は感激するそうだ。確かに海外のコンビニに比べれば日本は異次元の凄さだろう。オリジナルのウマいものが24時間店中に溢れているわけだから桃源郷みたいなものだ。

 

最近ではインバウンドの皆様が缶チューハイ系の美味しさに気付き始めたらしくて某銘柄はバカ売れしているらしい。思えば日本の酎ハイ、サワー類の文化は一種独特だ。世界にも稀な商品展開だと思う。

 



缶チューハイに限らず居酒屋のレモンサワーやグレープフルーツサワーはじめとするサワー類の「ガラパゴスっぷり」は一種独特だろう。居酒屋文化自体が世界でも珍しいし、サワー類を筆頭にあれほどまでにアルコールのメニューが豊富な点は外国の人から見たらビックリ仰天だと思う。

 

そんなこんなでつくづく思うのが「バレちゃったな、ニッポン!」という現実である。ここ10年ぐらいで外国人観光客は恐ろしい勢いで増え続け、おまけに為替の弱さも相まって今の日本はいろんな意味で世界からみたら草刈り場みたいな状態だ。日本の素晴らしさがバレまくっている。

 

もちろん、観光立国は国策だからどんどん外国の人にお金を落としてもらうのは大賛成だ。ヘンテコな排外主義は私には無い。どうぞ、どうぞ!って感じだ。

 

「バレちゃったな、ニッポン」をある意味で象徴するのがコンビニの手軽な商品たちだ。タマゴサンドにツナサンド、あんなフワフワしてリッチな気分になるウマいサンドイッチは確かに海外ではみかけない。

 

おにぎり然り。今でこそヨーロッパのスーパーにもマズいおにぎりが陳列されていることは珍しくないが、その味は日本とは段違い。まったくもってシャバダバだ。

 

自分の国の暮らしの中で中途半端に和食やおにぎりを知っていた外国人が日本のコンビニでホンモノに出会ったら相当興奮するはずだ。

 

観光地でやたら高い海鮮丼が外国人に人気だと耳にする。結構なことだ。コンビニ志向だけでなくホンモノのニッポンのウマい海鮮が安いはずはない。自分の国でも食べられるような中途半端な刺身と同レベルのものを食べさせちゃったら日本人の恥でもある。

 

寿司、てんぷら、すき焼き、しゃぶしゃぶあたりが一昔前の来日外国人の定番だった。今やラーメンや蕎麦、トンカツなどもしっかりターゲットにされている。

 

まさに「バレまくり」である。はたして十割蕎麦をウマいと感じるかはビミョーだが、イマドキのうどん屋の「めんたいクリームうどん」「カルボナーラうどん」あたりを食べたら絶対にファンになってしまうはずだ。渋い焼鳥屋だって知ってしまったらクセになるだろう。



 

抹茶も一大ブームになっているそうだ。高い茶筅などを外国人がポンポン買っていく店も増えているそうだ。抹茶関連の和菓子もバレまくっているらしい。

 

ちなみにアンコにはまだ波は来ていないようだ。豆がスイーツになっている感覚が今一つ理解されにくいらしいが、きっと近いうちにはこし餡、白餡、うぐいす餡あたりもバレちゃう日が来るのだろう。

 

考えてみればシェイク一つ例にとっても欧米人の感覚はマックシェイクのあの味がベーシックかと思われる。もちろんあれはあれでウマいが、「タリーズ」の誇る?「エスプレッソシェイク」と比べてみたらメイドインジャパンの底力を世界中の人が納得するような気がする。

 



たぶん、もうバレちゃっているのかもしれないが、日本の丼文化も外国人には新鮮なんだろう。昔よりコメに馴染みが深まっているからドンブリモノの大ファンになる外国人も凄い勢いで増えるはずだ、

 

だいたい、牛丼チェーンなどでは5ドルも出せばキチンとうまい牛丼やカルビ丼が出てくる。ヘタすればおしぼりや水も出てきて店員さんは丁寧、チップ不要、ぼったくりの不安なし、店内も綺麗である。そんな外食産業は欧米人から見たら奇跡以外のなにものでもないと思う。

 


 

おまけに万人受けする味だ。北海道から沖縄まで同じ味で出てくるのも極めて日本的システムの象徴だろう。

 

そういえば以前、トンカツ専門店で隣に座っていた欧米人が私がかっ込んでいたカツ丼を目をランランとさせながら眺めていたことがある。一般的な卵とじのカツ丼に生卵の卵黄だけ追いトッピングされており、それを私がぐしゃぐしゃ混ぜ合わせていた光景が衝撃だったようだ。

 



生卵を食べない欧米人からすれば、いまだにすき焼きの溶き卵ですら驚く人もいるらしいからカツ丼の卵黄トッピングがよほど新鮮に映ったのだろう。

 

たいていのモノがバレてしまった今、声を大にしてインバウンドの皆さんに言いたいのが「最初から極上の店に行ってくれるな」という点である。

 

先日、極上のトンカツを出す店に出かけたら他のお客さんは外国人ばかりだった。もちろん、いろんな店でトンカツを味わってきた人もいるかもしれないが、その店が初体験だったらその人にとってトンカツの標準がそのレベルになってしまう。

 

まずは安い街場のトンカツ弁当だとか安さをウリにするチェーン店あたりで胸焼けしそうなトンカツを食べてからにして欲しい。その前フリがあってこそホンモノのトンカツに感激してもらえる。そのほうが絶対に日本の素晴らしさを感じてもらえるはずだ。

 

トンカツに限らず、どんなジャンルにも言える話だが…。

 



その日、私のサイドオーダーの極上メンチカツを隣の席の外国人が珍しそうに覗き込んできた。さすがにこういうレベルのメンチカツはまだバレていなかったようだ。

 

「これはキミたちにはまだ早いよ、とりあえず普通のトンカツを食べておきなさい」。心の中でつぶやいた私だ。

 

マウントをとってしまったようでヘンテコな気分だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年5月15日金曜日

好き勝手


好き勝手に食べたいものを食べることほど幸せなことはない。そんなことは普段は考えることもないのだが、還暦も過ぎた身で持病も無く食事制限もない日々を過ごせることはやはり幸運だ。

 

重大な病気はもちろん、痛風ぐらいでも食べるものは制限されちゃう。病気になっていなくても医師から特定の食べ物を避けるように指示されている人は多い。そう考えると「好き勝手」をいつまで継続できるかは人生後半戦の大きなポイントになりそうだ。

 

かつては私も尿酸値やらコレステロール値が結構ヤバい水準になったのでそこそこに食事制限をした時期はあった。あくまで一時的だったのでとくにツラかった記憶はない。今は各種の数値も安定傾向なので文字通り好き勝手に過ごしている。

 

先日も神宮球場に大学野球を観戦しに行ったのだが、この日は珍しく朝飯抜きで出かけたので試合前に球場そばのカフェで暴飲暴食に励んでみた。

 



ホイップクリーム大盛りのパンケーキと特製チーズバーガーである。画像では分かりにくいが、ハンバーガーは結構な本気系でボリュームがしっかりあった。さすがにパンケーキとセットで食べると満腹マックスみたいな感覚でちょっと胸焼けまでしてしまった。バカだと思う。

 

この日は東大が法政から勝ち点を挙げるという10年ぶりの快挙を東大応援席側で目撃したため結構興奮して胸焼けがすぐに収まったのは幸いだった。満腹の時は気を散らせるに限ると痛感した。

 

続いては贅沢ソーキそばの話。

 

このブログでも私のソーキそば愛を何度も書いているが、今回は自宅で堪能した特盛りソーキそばである。湯煎するだけで食べられるソーキ肉を貰ったのだが、これが一袋に4500グラムは入っている有難さだったので、さっそく麺を買いに行った。

 



有楽町の交通会館内にある沖縄物産売り場は品揃えがかなり優秀なので沖縄そばの麵も選び放題である。この日は平打ち麺タイプの生麵を選び、コーレーグースやスープ用のダシも買っていそいそと帰宅。

 

麺が見えないぐらいのソーキそばは見た目だけでも幸せだ。逆にソーキが23切れしか入っていないと哀しくなる。貰いもののソーキはドッサリあったから下の画像のようなハッピーなソーキそばが簡単に出来上がった。

 

ただただ幸せだった。

 



続いてはオムライスである。ふわとろ系が主流になりつつあるオムライスだが、昔ながらの薄皮系タマゴのオムライスも捨てがたい。今日はそっちのオムライス。

 

銀座のとあるバーに出かけた時のこと。夕飯を食べそびれていたので、夜の銀座では知る人ぞ知る「みやざわ」のサンドイッチでもデリバリーしようと思いつく。このバーにも「みやざわ」の出前メニューが常備されていたのでしっかりチェックしてみた。

 

今までここのデリバリーといえばほぼ反射的にタマゴサンドとツナサンド、はたまたカツサンドを注文していたのだが、改めてメニューをしっかり見てみたらハヤシライスやオムライスといった洋食メニューも載っていた。

 

サンドイッチ専門みたいに思い込んでいたことを今更ながら激しく後悔して一気に頭の中はオムライス一色になってしまった。

 

で、バーテンさんたちに愛しのオムライスをちょっとでも取られちゃうのがイヤだったので、お決まりのタマゴサンドとツナサンドもちゃんと注文。そっちはバーのスタッフへの「生贄」として差し出す。

 



そんなバカみたいな気配りまでして深夜のオムライスを独り占めした。妙な幸福感に浸った。薄皮タイプのオーソドックスなオムライスだった。飛びぬけてウマいかと言われればそんなことはない。普通である。

 

でも、こういう普通って実にありがたい。深夜のオムライスである。ヘタに小細工されるより「これだよ、これ!」とニンマリできるような味が一番である。ナポリタンもそうだが、オムライスという純日本料理にはおける一種のマナー?が「普通っぽさを貫くこと」だと痛感した。

 

なんだか熱弁してしまった。平和である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年5月13日水曜日

靴の裏

 更新が間に合わなかったので過去ネタを一つ載せます。


男の靴の裏側

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2016/01/blog-post_25.html




2026年5月11日月曜日

赤坂界隈


赤坂界隈には何となく思い入れがある。子どもの頃に「シャレた街だなあ」と思い込んだ印象が今も残っている。小学校5年か6年の頃に友人と二人で赤坂見附に住んでいた医大生のマンションに勉強を習いに通っていた。

 

週に1回、電車を乗り継いで赤坂見附を目指し、そこからその家庭教師の医大生宅まで歩いた。小学生だから実家の最寄りである荻窪駅か学校の最寄りである飯田橋・九段下エリアしか知らなかったので、赤坂見附の街並みが妙に色っぽく見えた。

 

家庭教師だった医大生もそれこそ絵にかいたようなボンボンタイプの男で愛車はポルシェ、いつも細身の身体に洒落たセーターを着こんでチャラい雰囲気が漂っていた。

 

杉並区在住の田舎者?にとってはその医大生がシティーボーイとやらの典型に見えて、舞台である赤坂見附も何だか妙にオシャレなイメージとして頭に刻み込まれた。

 

その後、赤坂界隈はいわゆるコリアンタウンに変貌を遂げていくのだが、私にとっての“プチ憧れ”みたいな感覚は強固なままだった。

 

近年、私の友人が赤坂で焼鳥屋を開業したのだが、その友人はオシャレイメージとは対極の元応援団の男である。にもかかわらす私の中の「赤坂は素敵だ」という思いは今も揺らいでいない。

 



そんな赤坂界隈で時々訪ねる店がいくつかある。利用頻度が高いのは手軽な肉専門居酒屋の「肉十八番屋」だ。魚介系はお寿司屋さんでしっかり食べているので居酒屋では肉が中心になりがちだ。

 

カウンターの端に座っているとナゼか肉系の店なのに毎度スッポンが私を見つめてくる。ガン見されながら生グレープサワーを飲むのが一つのパターンになっている。

 



何人かで連れ立って行く場合には肉盛り合わせが便利で有難い。鶏、豚、牛がドッサリである。他に焼きそばなどを注文すれば野郎同士の飲み会のアテとしては完璧である。

 

一人ふらっと訪ねた場合は馬刺しを2種類ほど注文し、牛すじ煮込みやポン酢で味わうマルチョウ、豚ステーキみたい一品をワシワシ食べる。肉に飽きたら海老とアボカドの和え物みたいな小洒落たメニューもある。

 




 

早い時間からオープンしているのも使い勝手が良い。陽の高いうちからほろ酔いになれる。週末の午後飲みに何度も利用している。

 

タバコが吸える点も喫煙者にとっては天国である。赤坂界隈は気のせいか愛煙家に優しい飲食店が多い印象がある。いまや絶滅危惧種の喫煙者にとっては居心地が良い街だと思う。

 

次に紹介する店は奇しくも「肉十八番屋」の隣にある焼鳥中心のちょっと高級居酒屋「〇(まる)」だ。こちらも喫煙OKだから時々出かける。

 



串モノは豚バラ紫蘇巻きやトマト巻きといったちょっと洒落た路線か。その分、コスパの良い店ではないが、焼鳥以外にもニクい小料理が揃っていて使い勝手が良い。

 

客層の中心は大人のグループ客だからゆったりしたカウンター席は案外空いている。一服しながら気ままに過ごせるのが有難い。

 



前菜も手の込んだ小鉢が出てくる。カジュアル店と高級店の中間ぐらいだろうか。メニューも豊富で肉、魚それぞれこだわっていそうなラインナップが並んでいる。

 

鶏ナンコツの梅水晶や豚の角煮、上質な馬刺しあたりを肴にグビグビ飲んでいることが多い。もっと本格的な料理にも手を出したいのだが、「喫煙プラス酒」モードに入るとなかなかそうもいかない。

 






先日もチキン南蛮を頼んだのだが、その他にもアレコレ注文していたので完食するのに難儀した。でもどれを頼んでも料理は全体的に丁寧で中高年向きの良店だと思う。

 

ちなみにこの「〇(まる)」というお店は銀座にも違う形態のお店をいくつか出している。喫煙者に優しいカジュアル過ぎない店を常に探している私としては赤坂よりも行きやすい銀座の探検にも励もうと思う。

 

 

 

 

 

 

2026年5月8日金曜日

ドカ食い魂

 

昨年、体重を落としたことをきっかけにドカ食いをする機会が無くなった。まあ、年齢的にそれが普通なのだが、物心ついてから半世紀以上に渡ってドカ食いを生きざま?にしていた私にとっては大きな変化だ。

 

ドカ食いをしなくなった自分を残念に思っているのは確かだ。純粋な敗北感である。「オレ様がこの程度で満腹になっているようじゃ世も末じゃ」と心の中でつぶやく日々である。

 

でも、せっかく体重を落としたおかげで体調が良い。この状態をみすみす放棄して再び肥えまくっちゃったらそれもそれで敗北感である。というわけで最近はウジウジと中途半端な気持ちで過ごしている。

 

そんな忸怩たる思いを束の間だが解放する機会があった。「ビュッフェディナー」に意気揚々と出かけてきた。かなり頑張ってドカ食いしてきた。とても幸せな時間だった。

 

神保町と竹橋の間にある「如水会館」が舞台だ。ゴールデンウィークのイベントみたいな形でウマいものが食べ放題である。ポイントはここの飲食部門はかの「東京會舘」が運営しているという点だ。

 

かつては洒落たホテルのビュッフェディナーにもいろいろ行ったが、正直、品数ばかり多くヤッツケ仕事みたいな料理ばかりであまり満足した記憶はない。満足したのは帝国ホテルのビュッフェぐらいだろうか。あそこは品数だけでなく味も本気だ。10年若ければしょっちゅう訪ねるはずだ。

 

さて、如水会館である。こけおどし的なイマドキの洒落たビュフェとは異なり品数は少な目で派手な飾り付けもない。こういう路線は私好みだ。九段下にあったホテルグランドパレスのビュッフェを思い起こさせる地味な感じである。

 

こういう路線の場合、提供されている食べ物は結構ウマいものばかりである。質実剛健というか、中身で勝負だ!みたいな感じで対戦相手として不足はない。

 

東京會舘の料理といえばパレスホテルあたりと並んで古き良き東京の洋食を味わえるのが特徴だ。ローストビーフをはじめ、ピラフ、カレーあたりの質と味は間違いない。かのスイーツの古典芸術であるマロンシャンテリーもある。

 

そんなウマいものが食べ放題なんて私にとっては幸せの極致である。朝から食事を控えめにして勝負に備えた。

 

で、夕方現地に到着。宴会場に急ごしらえのように造られた会場の雰囲気が質実剛健さを表していてアガる。並んでいる料理の案内書きも実に簡素だ。そこがまた「通」っぽい感じで個人的には好印象だった。

 



如水会館だけに客層も独特だ。見るからに「一橋大学関係者」みたいなカチっとした感じの人々が集っている。私にはアウェー感バリバリである。まあ暴飲暴食キャリアでは私のほうがエリートだと思い込むことにする。

 

目の前で揚げてくれる天ぷら、目の前で握ってくれる寿司などがビュッフェでは人気だが、東京會舘の洋食が目的の私にとってはまるで眼中にない。

 

伝統のダブルコンソメスープをお代わりし、あらかじめテーブルに用意されるオードブルを味わいながらこれまた無料の白ワインを舐めながら戦略を練る。

 


戦略を練ったところで私の狙いは「小海老のピラフ・シャトーソース」一本である。かつてこのブログでもシャトーソースという謎の液体をぶちまけながら食べるピラフへの偏執強的な愛情を数えきれないほど語ってきた。

 

東京會舘の本館レストランに行ってもシャトーソースをかけるピラフはレギュラーメニューではないようだから、確実に食べるにはパレスホテルなどに出向かねばならない。シャトーソースピラフの大ファンとしては、それが食べ放題というのはバンザイしたくなる話である。

 



ビュッフェ用の作り置きだから必然的に味は「それなり」だ。コメの食感もシャトーソースのビミョーな風味も「それなり」の域は出ていない。でも、でもである。私にとっては大好物をエンドレスで食べられるわけだから興奮しまくってしまった。

 

皿一杯に盛った状態でお代わりも当然した。おまけにシチューとパスタを取ってきた際もナゼか横にもピラフを追加で載っけてしまった。空の水筒でも持参してコッソリとシャトーソースを入れてきちゃえばよかったと本気で思った。

 



カレーがまたウマかった。オニオンの甘味が溶け込んだ昭和のニッポンのホテルカレーそのものの味だった。これまたお代わりするほど食べた。

 



 

ミニ鰻丼もわりとちゃんとしたウナギが使われていたので2回も食べた。ただし、2回目の鰻丼のご飯はお代わりしたカレー用に流用して満腹対策にも気を使った。

 

画像を撮り忘れたのだが、以前は置いてあったらしい名物料理「舌平目のボンファム」の代わりに用意されていた「白身魚のポーランド風」という料理も妙に美味しかった。バターの使い方が絶妙で王道洋食の味わいそのものだった

 



東京會舘のウリでもあるローストビーフも食べたが、ピラフやカレー攻撃のせいで1回しかもらわなかったのはちょっと残念だった。コメばかり食べてしまったのが敗因だ。

 

そしてデザートである。東京會舘とパレスホテルのどちらが元祖かでモメている?マロンシャンテリーのミニサイズである。これが食べ放題というのもファンにとっては感涙モノである。

 



もちろんブリブリ食べたのだが、他にもウマそうなスイーツがアレコレあったので一番間違いのなさそうなパンケーキを選ぶ。これも目の前で仕上げてくれるのがニクい。暖かいパンケーキにシロップをじゃぶじゃぶかけてアイスクリームがアクセントに加わる。そりゃあウマいに決まっている。

 



必死に食べ続けたのはスタートから45分ぐらいだろうか。さすがにべちゃくちゃ歓談しながらの宴席ではない。ただただ食べ続ける会だったから頑張っても45分が限界だ。ゆったり酒を楽しみながらもっと悠然と構えていたらトータルの食事量は増やせたのだろうか。悩ましい問題である。

 

この日以降、1週間は体重計に乗らないことを決めた。

 

以上です…。