2026年2月13日金曜日

梅とアンコ


2月といえば梅だ。春を告げる花というより、もうひと踏ん張り冬と闘いましょうと言われているような気がする。桜のこれみよがしな感じに比べて何ともはかなげな梅の花の風情が大好きである。

 


 

ついでに2月といえばバレンタインデーである。若い頃はとりあえず私にも高揚感はあったが、それも今や昔である。ショッピングセンターやデパートが通行の邪魔な場所でチョコレートフェアをやっているとイライラするようになってきた。

 

日本橋三越でもこの時期はチョコレート大販売会みたいなイベントをやっているのだが、時を同じくしてナゼかその横で「あんこ博覧会」という素敵な催事を展開している。

 

和菓子好きな私にとってはミッキーの大ファンがディスニーに出かける時ぐらいウキウキするイベントである。

 

こういう催事には平日に出かけることが大事だ。先月同じ催事場でやっていた大北海道展も地の利を活かして平日に覗いてきた。

 




コンビニスイーツだろうが、フランス人の巨匠が作る洒落たケーキだろうがウマければ全部好きだが、洋菓子と和菓子のどちらか一方と縁を切らなきゃ死んじゃうという選択を迫られたら間違いなく和菓子を選ぶ。

 

日本が世界に誇れるものは数々ある。一に大谷翔平、次いでトヨタ自動車、続いて寿司、その次ぐらいに「こしあん」を推したい。なんかヘンテコな順番だ…

 

あんこを「博覧会」としてぐいぐい推してくるわけだから、さすが天下の日本橋三越サマである。とても良いセンスだ。

 

正直言って「博覧会」と呼ぶには出店数がたいしたことはないのだが、なかなか普段はお目にかかれない地方の珠玉の和菓子が登場する。

 



イートインスペースもあるので適当に目についた商品を買って気軽に味わえるのも楽しい。大人気商品ともなると平日でも行列状態だから並ばず買える店の甘味を買ってもぐもぐ味わう。幸せだ。

 

それにしてもわざわざバレンタインのチョコ商戦に合わせて隣り合わせでこんなイベントをやるわけだから、世の中には214日に和菓子をプレゼントする習慣が根付き始めているのだろうか。だとしたら嬉しい。ぜひそうであって欲しい。

 

ひとしきり和菓子の奥深い世界を覗いた後は地下一階に移動する。デパ地下のスイーツコーナーである。三越には日本中の銘菓が揃っている。甘味好きにとっては天国みたいな場所だ。

 

名店のテナントの他に日本全国の人気和菓子を一堂に集めた菓遊庵というコーナーがイチ押しである。和のスイーツのセレクトショップとしては日本でもトップレベルだと思う。

 

曜日ごとに入荷する品がいろいろと決まっていたり、季節ごとに新登場の逸品も用意されたりする。

 https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/foods/sweets/event_kayuan.html

 

旅先で味わった思い出の和菓子をふとみつけて手軽に買えることも珍しくない。そういう偶然の出会いもまた楽しい。

 

各地の銘菓が揃う棚には商品ごとに簡単な説明文もあるので特徴が掴みやすい。まとめて何種類も買って帰って自分好みかそうじゃないかを試す時間もワクワクする。

 

このセレクトコーナーの残念な点はレジが混雑しがちな点だ。やはりここも平日の変な時間に攻めたほうがストレスがない。行ける人はぜひ行くべき場所だと思う。

 

前回の血液検査では血糖値が心配だったのだが、まるで標準値で拍子抜けした。でも相変わらず甘いモノを愛しまくる日々だから次回の検査はさすがに要注意状態になることを恐れている。

 



 暇つぶしに入るレトロな喫茶店などでも昔ながらのプリンやモンブランをメニューに見つけると頼まずにはいられない。

 

還暦も過ぎた今、甘いモノも辛いものもしょっぱいものも何も制限せずに過ごしていることは幸せだ。そんな状態を少しでも長く続けるためには「適量が大事」だと百も承知なのだが、ついつい過剰摂取を常としてしまう。

 

まあ、それはそれで幸せなことだから自らの行動を見て見ぬフリして今日も明日も生きていこうと思う。

 

 

 

 

 

 

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