寝付けない問題は私の暮らしの中で厄介なテーマである。寝入ってしまえば問題はない。最近は有難いことに深夜にトイレに起きる頻度も減った。睡眠の質自体はさほど気にしていないのだが、何といっても眠りに落ちるまでが一苦労だ。
以前にも寝付きを改善するためにアレコレ奮戦している話を書いた。安らげる自然の音を流したり竹炭を用意したり無駄な抵抗?を続けてきた。
今も枕をとっかえひっかえしたり、怪しげな間接照明を調節したりといろいろトライしているが結局は睡眠導入剤の力を借りてしまう。
デエビゴなど最近人気の睡眠薬も試したが、薬との相性は人それぞれだ。いくつかの薬を試したのだが、多くの薬が私にとっては悪い夢を誘発する作用があってそれはそれで面倒だ。寝入りが良くても頻繁に悪夢と付き合わされては堪ったものではない。
睡眠導入剤として定番のレンドルミンの後発品である「プロチゾラムOD錠」だけは悪夢を見ずに済む。朝起きた時に薬が残っている感覚も無いので個人的には相性が良い。飲み過ぎたら効き目や依存問題につながるのでなるべく控えたいのだが、なかなかそうもいかない。
日々、何とか薬ナシで寝付けないかと工夫しているうちにひょんなことから寝落ちしやすい「道具」を発見した。ストレッチローラーである。文字通り全身のいろんな部位に当ててグリっと伸ばしたりする道具だ。
本来の使い方はそれぞれの部位に体重をかけてグイグイするみたいだが、私の睡眠対策としての使い方はちょっと違う。大雑把に言うと単に首と尻の下に置くだけ。
一応少しは動く。肩に近い首の部分にローラーを置き、ゆったり左右に頭を振るだけである。凝ってないようでいて夜になると首肩はそれなりに張っているからこの動きだけで結構リラックスできる。
寝室には長さの違う2つのストレッチローラーを用意しているのだが、短いほうを首の下に置き、長いほうはお尻と太ももの付け根あたりに置く。尻下のほうは動かず乗っかるだけだ。それでも腰が伸びる感じがあって妙に心地良い。
首の下に置いたローラーを意識してほぐれるように頭を左右にゆったり動かしていると、意識がそっちに向いてくれるおかげで余計な雑事を考えなくなる。
「次は左側、もうちょっとしたら右側」とローラーと首の接触のことだけが頭の中を支配してくれるから不安や心配事などの寝付きを妨害する事柄が頭をよぎることが無くなる。
首周りをほぐすリラックス効果に加えて、いわば頭の中が空っぽになるダブルの作用で気づけば寝落ちしそうな状態になる。そこまでくればローラーをベッドの下に落として眠るだけだ。
もう一つ、最近ちょっと効果を感じるのが「香り」だ。バニラの香りのディフューザーを寝室に置いてから何となく寝付く前の気分がホゲホゲしやすくなった。
最初は香りがキツくて意識がそっちに向いてしまったが、数日もすると甘ったるいバニラの香りが心地良くなってきた。香りひとつで何となくアセアセしていた気持ちがグっと落ち着くような効果を感じる。
ストレッチローラーにせよ、バニラの香りにせよ、あくまで「効いてるぞ」と思い込み始めた部分が大きいのかもしれない。信じる者は救われる!精神である。こうみえて私は繊細?だ。たとえ気のせいだろうとそこにすがることに意味がある。
もうすぐ抽選が行われるバレンタインジャンボも3億円が当たると信じて買ってしまった。3億円の使い道を真剣に考えている自分がちょっと残念である。





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